バージニア工科大学で銃の乱射事件が起こり、30人以上が死亡する惨事となりました。こちらのテレビや新聞では連日報道されています。日本ではどうですか?
犯人は韓国人の男だったようですが、当初はアジア系の男、とだけ報道されました。
"アジア系" 「・・・・・ あ、俺もだ」
と、なんだかすごく重たい気持ちになりました。黄色い肌ならみな同じです。
犯人の男は、淡々と銃の引き金を引き、弾が無くなれば手際よく弾倉を交換し、再び引き金を引き続けたそうです。"弱きものを奮い立たせたキリストのように" と、犯行当日にNBCの本社へ速達で送ったビデオの中で語られていました。逃げ惑う人を見ながら、彼は一体何を考えていたのでしょうか。。
全米の高校や大学で追悼のAmazing Graceが歌われています。アメリカ人のこういう団結した光景は実に良く見る光景です。そして銃がアメリカ社会に存在する限り、同じ悲劇を何度も何度も繰り返すのです。
私が住んでいる町は比較的治安の良い地区ですが、つい先週、隣町で真昼の銃撃事件が発生しました。出来るだけ考えないようにしていますが、正直、怖いです。
アメリカ社会から銃が無くなればどうなるか。少しは平和になりますか? いや、日本もアメリカも、頭のおかしい人が増えちゃって、どうにもこうにもダメですか?
アメリカは、近々滅びる、とささやかれていますが、近所のアウトドアーショップに行くと普通に拳銃やライフルが置いてある。広告にも銃の特売品がある。そういう日常が異常だと感じないアメリカ社会は既に終わっているのかもしれません。
Posted at 2007/04/19 12:32:16 | |
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