2008年03月18日
ここのところ、出張続きでブログの更新がおろそか
に・・・
もともと、記憶力の悪い自分の為の記録作りの意
味もあったので、メンテ記録を遅ればせながら残
したいと思います。
予定通り、8日はお日柄もよく・・休日出勤(メンテ)
日となり、朝10:30頃I橋さん宅に到着。
家主をたたき起こして、メンテ開始。
メイン・サブの両エンジン共に年末に全バラしておいたので、早速お掃除から。
私たちの中では、通称“温泉”と呼ばれる、汚れ除去液をストーブで温めながら、
ゴシゴシとお掃除、クランクケースの面出しはオイルストーンで軽くスリスリ。
私がそんな事をしている間に、師匠のI橋さんが私のクランクの芯出しを・・・
I橋さん「オオッ!なんじゃこりゃ!!!」
私「エ~どうしたんですか~?」ゴシゴシ・スリスリしながら返事を待つ
I橋さん「なんじゃこりゃ!!!」
私「どれどれ(何だ来て欲しかったんだ~)・・・ナニ~!!」
な、なんと1/100mmのスケールがピクリとも動いていないのです。
恐るべき、芯出し機(新規導入)の威力ではなくて、師匠の技!!
メイン・サブのクランクとも同レベルで仕上げて頂きました。(師匠のクランクは
2/100mmまでいっているけど、「何で人のばかりこんな精度が出るんだ~!」と
悔しがっていました。)
続いて、クランクケースのベアリングとオイルシールを交換。
今度は、オイルシールを外したクランクケースをベアリングに直火が当たるように
ストーブでヤキヤキ・・・熱いうちにベアリングを交換し冷ましてからオイルシール
を打ち込み、腰下のメンテ終了。
今度は、腰上のメンテ。新品のピストン(52.00mmと52.40mm)を計測。
シリンダーの内径を計測。結果両方のシリンダーともに0.02mmほど削らなければ、
ピストンとシリンダーのクリアランス(0.03mm)が確保できない為、ホーニングで
キュイーンと削る事各2~3分。
エンジンの組み立てを、途中から様子を見にきていたN田さんとF木(弟)さんに
手伝っていただき、エンジンのメンテは19:00頃完了。
最後に、ガレージ奥からマシンを引きずり出して、エンジン換装・アクセルワイヤー
調整・リアアクセル(駆動用シャフト)のベアリング清掃・カウルの一部欠削・計測
器(タコメーターとストップウォッチ)の位置変えを行い、めでたくメンテ終了!
ガレージのお方付けをして、21:00頃撤収。
10時間と少々のメンテとでしたが、なんとか参戦出来るレベルに成りました。
心残りは、ブレーキ廻りのメンテと前輪のアライメント調整が出来なかった
事ですが、まっ何とかなるでしょ~ (^-^;)
残すは、ドライバーのメンテ(体重)のみダ!頑張るぞ~ (>д<)ノ
I橋さん、F木(弟)さんにN田さん、本当に有難うございました。
画像は、上司兼師匠のI橋さんの工房名をお遊びで作ってみました。( ´∀`)
Posted at 2008/03/18 08:58:43 | |
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