大型クルーズ船で訪れる外国人観光客を増やそうと、官民が連携して専用の岸壁や旅客ターミナルビルなどの受け入れ施設を整備する「国際クルーズ拠点」として、新たに下関港の人工島が指定される見通しとなりました。
国土交通省は大型クルーズ船で訪れる外国人観光客を増やそうと、「国際クルーズ拠点」として指定した港で官民が連携して受け入れ施設を整備する制度をおととし設け、これまでに7つの港が指定されています。
下関港を管理する下関市が去年応募していた人工島の「長州出島」がこのほど「国際クルーズ拠点」の候補として新たに選ばれ、来月以降指定される見通しとなりました。
指定されれば、下関市と連携するヨーロッパ最大級のクルーズ船運航会社「MSCクルーズ」が出入国管理などの手続きを行う旅客ターミナルビルを建設する一方、国が整備するクルーズ船専用の岸壁を優先的に利用することになっていて、2023年の運用開始を目指しています。
クルーズ船の長州出島への寄港は去年1年間で23回でしたが、下関市は2035年に年間180回まで増やす目標を掲げていて、実現した場合、地元への経済波及効果は70億円に上るとしています。
下関市の前田市長は「運航会社とともに魅力ある寄港地をつくり、下関の経済の活性化に貢献できるよう全力で取り組んでいきたい」と話しています。

下関に寄港したMSCリリカ号、総トン数59058トン、全長251.25m、、全幅28.8m
こんなクルーズ船が年間180回「二日に一隻」寄港すれば圧巻でしょうね、
国際クルーズ拠点港は横浜港(港湾管理者=横浜市)、清水港(静岡県)、佐世保港(長崎県佐世保市)、八代港(熊本県)、本部港(沖縄県)、平良港(沖縄県宮古島市)、下関長州出島港の7港を指定した。

係留用の岸壁が300メートルから410メートルに延長され世界最大級の22万トンクラスの客船が利用できるようになる、そしてクルーズ客船専用の旅客ターミナルも出来ますよ。

この大型空母が333mです、

新幹線新大阪駅のホームの長さ400mです。
岸壁の長さが想像出来ると思いますが地方の専用岸壁とすれば凄く長いですね(^_-)-☆
Posted at 2019/03/07 19:57:47 | |
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