昨日の続きです。
じゃあ、何故ラインを教えないのか?
まず1つ・・・
①事故られると困るから。
速く走るラインって、やっぱりそれに伴って危険も増すんですよね。
車の許容量、ドライバーのキャパを超えた瞬間、
ガシャーン・・・・
走行会とかの運営上、そういうラインを教える事で事故られると・・・
「つつがなく終了しました。」「無事に終了しました。」
と言えなくなっちゃうんですよね
まず、それがマズいと。
もしくは・・・そうやってクラッシュしたドライバーが、プロドライバーに教えろと言ったから教えたのに、
「お前が教えたラインで事故ったぞ! お前のせいだ!! 訴訟だ!!!」
ってアホな事も有るかも知れません。
申込書とかでクラッシュや事故の責任は自己責任、と書いてあっても。
もうふたつ、
②本当に良いモノは教えてくれない。
③試乗してもらってのアドバイスは当たり障りのないモノばかり。
これは何でかというと、スポンサーのせいです。
プロドライバーの人の場合、何かしらのメーカーと契約してる訳です。
「〇〇のメーカーのは良いよ。」と、スポンサー以外のトコを褒めたと人づてに耳に入っても、
契約解除・・・有り得るそうです。(゚Д゚;)
つまり、スポンサー以外のメーカーのパーツやオイル等は何も褒めれない、良いと言えない。
パーツとかについて「どうでしたか?」と聞いても、当たり障りのない褒め方しか出来ない訳です。
お金貰ってるし、収入源だから仕方ないでしょうが・・・。
車両の良し悪しやドライビングの仕方についても、
結局①の事が有るので事故られないように、当たり障りの無いように・・・・ってなっちゃうんです。
挙句、走行会のプロの試乗とかって1回、良くて2回でしょ?
だから、走行会とかのプロドライバーに試乗してもらったり教えてもらうのって・・・
二束三文、なんです。
個人レッスンの類いはどうか?
自分は福山さんの鈴鹿での少人数でのドライビングレッスンに1回参加しましたが、
これはこれで、データロガーを使ったりでもう少し踏み込んだ形で説明してくれます・・・が、
こういうので悪い点も1つ。
④かっつめ式になりやすい。
鈴鹿のせいもあるんでしょうが、ココが悪い、アレが悪い・・・・と一気にかっつめても、
全部実践してやるのは、ハッキリ言って無謀です。
あっち直して、コッチ直して、またあっち直してと・・・モグラ叩きになっちゃいます。
増してや、これが暑い日(27℃とか)だったら、もう・・・ね・・・・
この間の富士ショートのフルを見た人は分かると思いますが、自分「あっち~・・・」って言ってる状態です。
そんな状態でモグラ叩き・・・上手くなる効率は、やっぱ悪いです。
もう一つ悪い点が、
⑤費用が高い。
レッスン代で3万、鈴鹿三本分の1万8千・・・おおよそ2万、交通費やガソリン代合わせれば8万以上・・・・・・・・・・・・
今の立ち位置からすると・・・・言っちゃ悪いんですが、相当な大損です(~_~;)
富士ショートで交通費とか宿泊費等々トータルで3万~5万くらいですから。
結局、プロドライバーの人はそう考えると教えるの本当に上手いのか?
要は、こういう事なんです。
一般人向けの走行会等は、無事に終わるよう適当に。
身内・・・もしくは「内弟子」と言える人、個人レッスンで大金払ってくれる人には、遠慮無しにキチンと教える。
これは良い、これはダメ、と。
だから、身内や内弟子と呼べる人を育ててたら、その人は相当上手いと思います。
・・・そういう意味では、チームサーキットコンセプトは内弟子なのかな?(^_^;)
まあ、そんなもんでしょう。
だから、ドライビングスキルの上手くなりたい人は昨日貼ったコレに沿った人を見つけて下さい・・・としか言えないです。
当てはまる人が居たら、その人があなたの運命の先生です。
何かの一助になれば、幸いです。
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Posted at
2018/06/13 21:15:38