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フォト蔵で。
世界遺産に登録された有名な富岡製糸場。
その富岡製糸場とセットで登録された荒船風穴。
世間的には少々マイナー(だと私の勝手な思い込み)ですが、世界遺産となる前から私のお気に入りスポットでした。
少々細い生活林道沿いにあり、分かりづらい場所のせいか、いつ行っても観光客が居ない穴場スポットでした。
HPの説明では
「明治から昭和初期にかけて、天然の冷風を使用して蚕種を貯蔵した施設。荒船風穴は、
全国一の収納量を誇り、その取引先は全国に及んだ。東谷風穴は地域単位の風穴として
全国有数の規模である。ともに近代の養蚕業を知る上で貴重である。」
との事。
蚕種を貯蔵した施設は石垣により部屋(というか、それなりの大きさで長方形の深さ2.5mほどの穴)と成っていて、以前は部屋の中に降りる事が出来ました。
部屋の壁の一か所、石垣に風穴があり、そこから冷気が出ていて、穴の中を覗くと夏でも氷が見えました。
夏場は風穴から出てくる冷風で部屋の中、外も周辺はヒンヤリ。
外気との温度差で部屋の1.5m~2.0mほどの所に白いモヤが雲のように広がる時もありました。
ただし世界遺産となった今は外から見るだけで中に入れなく成っていました。
8:00過ぎに出発、関越が渋滞との事だったので、ひたすら下道でドライブ。
11:30少し前に秩父に到着。
とりあえず腹ごしらえ。
お気に入りの「百花(ひゃっか)」でお気に入りのランチメニューを。
チキンカツ丼セット(ランチ限定メニュー)、確か870円だったと思います。
私にはこれでギリギリ食べ切れる量。
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(C)untensuki
少し小さ目のどんぶりのチキンカツ。
甘めのタレで大変好みです。
これだけで結構満腹。
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(C)untensuki
蕎麦はコシのある好みの固さ。
ただツユが私には少々しょっぱい。
少し甘いツユが好みなんですが・・・
なので、ツユはちょこっとだけ付けて食べます。
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(C)untensuki
満腹になった後は秩父から小鹿野。
小鹿野→土坂峠経由で299号へ。
299号で上野村。
上野村→塩ノ沢トンネル→西上州やまびこ街道で下仁田。
下仁田で254号→荒船→神津牧場→生活林道を下って荒船風穴。
(以前は下仁田で254号→荒船→生活林道を上り荒船風穴でしたが、世界遺産登録後は神津牧場経由の下り一方通行となり、神津牧場までの約20km遠回りと成りました)
神津牧場から県道林道を下って新たに整備された駐車場へ。(無料です)
ここから舗装された林道を約800m歩きで下ります。
最初は勾配が緩やかですが、直ぐに急勾配と成ります。
帰りが急勾配の上りと成り、年寄には結構きついです。
駐車場には木製の杖が用意されていて自由に使えます。
帰り、ダメだと思った人用にタクシーが待機していてワンメーター710円で駐車場まで800mの距離を走ってくれます。
駐車場を出て直ぐ。
まだ勾配は緩やか。
標高が800m程度で蒸し暑さは結構感じます。
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(C)untensuki
800mの道中には冷気の吹き出す風穴があります。
帰路、きつい上りを歩いて汗だくになった顔を近づけるとメッチャ気持ち良いです。
私は帰路に暫く冷風を浴びてクールダウンさせてもらいました。
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(C)untensuki
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(C)untensuki
荒船風穴入口到着。
以前タダでしたが、世界遺産登録後は大人一人500円です。
見応えを考えると結構な割高感。
説明してくれる人が数人いて、歴史や風穴の事を説明してくれます。
昔と違い綺麗に歩くところが整備されています。
以前は農家の畑の中、こんなところを歩いていくのか?というような細い泥道でした。
昔は、柵で囲われた広い庭に、煩く鳴く大型犬数匹放し飼いの農家が一件あった場所ですが、
綺麗に整備された場所に成っていました。
写真の入り口を入って突き当りまで行くと、蚕種を貯蔵した施設跡が下に見えます。
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(C)untensuki
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(C)untensuki
↑の入り口の横に細い別の道があります。
昔はこちらの見学コースしか有りませんでした。
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↑の道を進むと風穴の冷気を利用した蚕種を貯蔵した施設跡に到着します。
3つの施設があり、石垣の上に屋根を付けて冷蔵施設としていたようです。
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(C)untensuki
以前は↑の石垣の部屋の中に入る事が出来て、真夏でもヒンヤリ、涼を思う存分自由に楽しめました。
中に入らないと風穴の中の氷や、石垣途中高さ1.5~2.0mあたりにできるモヤの雲を楽しむ事が出来ません。
とりあえず風穴はこの石垣部屋以外、歩ける場所の近くにもあり、冷気が出ているところは外気との温度差でモヤが出ています。
2つ目の石垣部屋は石垣が崩れています。
モヤは撮るのに苦労しますが、微かに写っています。
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(C)untensuki
石垣部屋の外の風穴そばで。
差し込む光に冷気のモヤが。
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(C)untensuki
石垣部屋1つ目、2つ目に吹き出す冷気の温度と周辺温度。
以前は入れたのは1つ目の部屋で、一番冷え冷えの場所でした。
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(C)untensuki
風穴のある場所から。
結構良い眺めです。
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(C)untensuki
駐車場までの帰路、急勾配の林道を約800m歩いただけでシャワーを浴びたように汗びっしょり。
もう少し涼しくなって、カラッとした晴天に行く事を進めます。(^^)
Posted at 2015/08/24 21:36:52 | |
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