光照寺
北鎌倉駅から鎌倉街道を大船方面に500mほど歩き、小坂郵便局前のT字路を左折すると、右手すぐのところに光照寺(山号は西台山英月院光照寺・開山は伝・一向俊聖上人)という時宗のお寺があります。
このお寺の場所は一遍上人が遊行中の弘安5年(1282年)巨福呂坂から鎌倉へ入ろうとしたところ執権北条時宗の一行に出会い警護の武士に鞭で打たれて追い払われやむなく野宿した、一遍上人法難霊場といわれています。
一般に「しゃくなげ寺」として有名ですが、このお寺の山門(中川藩江戸屋敷の菩提寺東渓院から移築)にはキリスト教の十字の紋(くるす紋)が掲げられています。
江戸時代には小袋谷近辺にキリシタン伝道所があった為、弾圧の厳しかった江戸を逃れ、親戚を頼って小袋谷村(現在の北鎌倉付近)などにキリシタンが移り住んだキリシタンがその後も信仰を守り通した一方、幕府の命により宗門を監視すべき寺院の側も実際は黙認していたと思われます。
実際、この事を裏付けるかのように、本堂の中にはいわゆる「切支丹燭台」があり(原則非公開)、近くの東慶寺の宝物殿にも、キリシタンの遺物があります。
そのほか、寺宝の一遍上人絵巻(国宝、現在は国立博物館に保存)をはじめ、本尊阿弥陀三尊(市指定文化財)や板碑(市指定文化財)、一遍上人像、一向上人像、子育て地蔵など歴史資料も多く、また、椿・黒ロウバイ・梅・シャクナゲ・萩・レンギョウ・雪柳など四季を通じて折々の花がところ狭しと咲き誇り、小さいお寺ですが隠れた花のお寺として人気があります。
住所: 神奈川県鎌倉市山ノ内827
電話 : 0467-46-6355
関連リンク
タグ
関連コンテンツ( 観光スポット の関連コンテンツ )
地図
関連情報