2012年12月09日
詐欺? 悪質なタイヤ交換詐欺 後編
「ちょっと、考える」
自分はそう言って、マツダのセールスに電話しました。簡単に今までのやり取りを伝えます。
そのセールス、いかにもヤンチャな感じの若造ですが、対応が実に的確でした。
セールス
「いま、どこに居てますか」
自分
「◯◯◯インターの近くのガソリンスタンド」
「分かりました。そこから1キロほどのところに、うちの支店があります。そこに連絡を入れておきますので、タイヤから釘を抜かないで、ゆっくり走ってきてください」
(この走行による安全性を100パーセントお勧めするわけではありません。今にして思えば、JAFをその場に呼ぶという選択肢もあったと思っています)
自分は決断しました。
ピットに戻って、自分は店員さんに、
「タイヤを装着してください」
店員さんが驚いたように、
「タイヤに釘が刺さってるんですよ。どうなっても、知りませんよ」
店員さんがすごみます。
「結構です」
自分が言い返す。
店員さんが自分を睨みつけて、
「どうしてですか。タイヤがパンクしてるのに、危険でしょ」
「申し訳ないですが、義理があるので、知り合いのところで、タイヤは交換します」
「知りませんよ。どうなっても」
少し、店員さんとやり取りがありましたが、こういうケースで絶対に引かないのが、自分の長所であり、短所です。
店員さんは渋々、タイヤを取り付けました。
もちろん、自分はその作業を見守ります。
タイヤが装着されると、自分は指示されたマツダのディーラーに向かって、アクセラを走らせました。慎重に。
しかし、こういう時に限って、信号でいちいち捕まって、イライラさせられます。
ディーラーに到着すると、事情を聞いていたディーラーが用意万端、自分のアクセラをピットに入れて
点検に掛かります。(いいぞ、マツダ)
しばらく、ショールームで待機です。ショールームの外にCX-5が展示されていたので、暇つぶしに見ていました。
新型アテンザがまもなくお目見えすることが分かっていたので、CX-5はちょっとパスかなと思っていました。(CX-5いい車ですが、エクストレイルを同時所有なこともあって)
しばらくすると、メカニックとセールスさんが自分を呼びに来ました。そのまま、ピットへ行って、そこで聞いた衝撃的な一言。
「パンク、してませんよ」
「嘘でしょ。釘が刺さってるし」
「釘って、これのことですか」
メカニックが差し出したのは、直径が1ミリにも満たない、針金です。
L型に曲げられ、曲がった方が平につぶされているので、つぶしてない方をタイヤに刺すと、つぶした方がタイヤの表面に出て、釘が突き刺さっているように見えます。
「こうやって、何度も水につけても、泡がでないでしょ」
メカニックが言って、タイヤを水に付けて実演しました。
確かに。
そういえば、さっきのガソリンスタンドでは、タイヤを水に付けて泡が出ているところを見せなかった!!!
「どこの、ガソリンスタンドですか」
セールスさんに聞かれたので自分は場所を答えました。
「そういえば、別のお客さんも、同じような事を言ってましたよ」
自分は絶対にタイヤ交換詐欺の未遂だと思っています。確証はありませんが。
人を疑うのは良くないですが、いろんな人がいてるので、年末は特にご注意下さい。
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Posted at
2012/12/09 11:08:25
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