９９６：クーラントタンクのにじみ漏れのため入院

９９６の持病の一つといわれる、クーラントタンクの劣化からのにじみ漏れのため、１泊２日の入院となりました。

●現在の状況
　・クーラントタンクは当初は真っ白なタンクのようだが、現在は黄色がかりくすんだ様な状態。
　・タンクのにじみ部分より出たクーラントがエンジンの熱により、白い結晶（？）のようになっています。
　・にじみ出たクーラントがタンク下の様々なものを伝い滴下、エキマニやマフラー出口に白結晶化。
　・垂れ流しではないが、走行のエンジン負荷によりに垂れたり垂れなかったりの状態。
　・よーく見るとタンク下にクーラントの水溜りがあるときがある。
　・時より、エンジンルームより甘いような独特の臭気を感じるときがある。

●原因？
　・エンジンルームにクーラントタンクがあるため「熱い⇔冷める」の繰り返しにより、タンク自体の目には見えない「膨張⇔収縮」により劣化するとのことだが、一気に割れてドバッーっと出てしまうことはないとのこと。（Ｄラー談）
　・生産時期のドイツ車でポルシェだけではなくＭＢなども似たような劣化によるにじみ漏れが発生しているとのことで、当時のタンク素材自体の寿命があるのではないか？とのこと（某ショップ談）

●１泊２日入院作業
　・タンク及びキャップ自体の交換
　・クーラントの交換
　・クーラントの容量が多いだけに、エア抜きに結構な時間を要するとのこと。
　
●結果
　・まだにじみ程度で発見に至ったため、重症にならずに済みました。
　・生産から８～９年も経過していれば、プラやゴムなどの劣化は仕方がないかと思います。
　・年式によりタンクの形状？種類？が違うようで、同じ９９６でもタンクの値段が違うようです。

●入院費用総額
　・工賃　　　　　　　　約１６０００円
　・クーラント　　　　　約１５０００円（８リットル？）
　・タンク本体　　　　約１８０００円
　・キャップ　　　　　　約３０００円
　・レベルセンサー　約３０００円

　・合計　約５５０００円


※写真は交換後の新品タンクです。真っ白！