自分とはいったい何だろう
あなたも時にそうお考えになることがありませんか。
自分は山田太郎の息子だ、とか○○会社の社員だとか、
××大学の学生だとか、いろいろ答え方がありましょう。
しかし、もっと根本的に「自分とは何か」と考えつめてゆくと、
「自分とは今、自分が考えていること、感じていることそれ自体だ」ということになりましょう。
自分が幸福で心がわくわくしているとき、それがあなたなのです。
自分がみじめで、不幸で、どうしようもないと感じているとき、それがあなたなのです。
あなたが何かよいことを考えている時、その考えがあなたなのです。
あなたが何か悪いことを考えている時、それがあなたなのです。
ですから、「あなた」という固定したものは本当はないのです。
【あなたは常に選択をせまられているのです】
あなたはいつも「よいことを考え、幸せを感じている人」なのか、
「わるいことを考え、不幸と感じている人」なのか、どちらにせよ、自分で選んでいるのです。
【あなたは、あなたを選ぶことができます。】
いいことを考え、よいことが起こると期待している心には、よいことを引きつける一種の磁場が働きます。
よいことを期待している気分でいると潜在意識は、
終局的によいことに連なるチャンスだけを掴まえるようにあなたを導いてくれるのです。
豊臣秀吉やロックフェラーのような大成功者から、わたしたちの周囲によくある中成功者、小成功者にいたるまで、
そういう人の周囲には、必ず人生の明るい面により敏感だという要素があります。