備忘録　石の破砕工事

先ずはご報告を。
石の破砕工事（オペとも言う）は、昨日夕方無事終了しました。

今朝、３６時間ぶりに飲食が解禁され、朝食を頂きました。
病院の食事が、これほど美味しく感じたことはありません。
また、暖かい食事ができるってありがたいことなのだと、しみじみと思いました。
相変わらずのカロリー制限食ですが、小さくなった（多分）胃袋には、ちょうどよい量でした。



今日にも点滴が外され、シャワーも浴びれるとのことで、順調に回復しているようです。　ご心配頂いた方々には、この場を借りてお礼申し上げます。


さてここから先は、自分の備忘録として書いています。　
ＳＮＳ上に書く訳ですから、あまり過激な表現も使えませんし、不快感を抱かせるものであってはならないと考え、みんカラというクルマのＳＮＳということに配慮して、エンジンに例えるのが最適と考えました。

そうは言ってもなかなか表現上難しい部分もあるので、多少つじつまが合わない部分も出てきますが、大目に見てやってください。

事の発端は、主治医（本物のドクター）から血液検査の結果が芳しくないので、レントゲン写真を撮ってもらって来いと言われ、設備の整った地域の統括総合メンテナンスショップ（病院）を紹介してもらいました。　
その結果、エンジンオイルのドレインボルト近くに、かなりのサイズの異物（結石）が付着していることが判明しました。

そこで今回、石の破砕となった訳です。
ドレインからファイバースコープを突っ込み、石の場所を確認しながらレーザーをピンポイントで照射して破砕しました。　元々開いている穴を利用したので、外観上のキズはありません。

時間にして約１．５時間の空白時間があります。バッテリーを外して（全身麻酔）、メモリー＆センサー回路を遮断し、可動部分も完全にロックされたためです。
工場内には美人スタッフもいて、リフトに乗るところまではメモリーに残っているのですが。。。。。。。因みにバッテリーを外した麻酔医も、うら若き女性でした。
残念ながら、我がドレインボルトは無反応でした（爆）
（実はココ、一番心配していた事象です、ハハハ）

バッテリーが再接続されたのは、リフトから台車に移動する時でした。
しかしポンコツ車のメモリーはそう簡単には目覚めません。　薄らぼんやりと、まるで真空管ラジオのスイッチがオンになった時のようにスローな進行です。

本来の車庫（病室）に戻されましたが、ドレインにチューブが挿入されていて、いわゆるダダモレ状態であることに気づきました。　勿論オイルパンで受けてはいますが、見える化というのは恐ろしいものです。　上からオイル（点滴）の注入を受けているので、下から自然と排出されてくるのです。　旧車のガレージ床でよく見かける、オイルシミを残さなかったことが救いです。

このドレインチューブも昼前に外されたのですが、これまた女工さんがやるんですね。　ちょっと前に羞恥心というグループがあったことを思い出しましたが、当方に拒否権も選択権もありません。　ただただ、よろしくお願いします、と言うのみです。
このチューブが装着されている間の違和感が、何とも表現し難いのです。
構造上は風船のようなチューブをドレインに挿入し、その中に水を入れて膨らんだところに、別のチューブ（本管）を通すというものです。　取り外しの時に、女工さんから教えてもらいました。　これ以前の段階で、すでに羞恥心などという言葉は頭から吹っ飛んでいます。　女工さんに足を向けて寝られません。
頭もドレインボルトも下がりっぱなしです。

チューブが外された時の爽快感がたまりません。　自由っていいなあ。

ここまでお読みくださった皆様に申し上げます。

くれぐれも愛車だけでなく、ご自身の定期メンテナンスにもお気を付けください。
ご家族やご親戚・ご友人のためにも。

駄文、長文にお付き合いくださいまして、ありがとうございました。