サントリー白州蒸溜所

山梨県北杜市(旧白州町)にあるサントリー白州蒸溜所です。
1973年に生まれたこの蒸溜所は、世界でも稀に見る標高700mの地にあり、静かな森に囲まれています。ここは甲斐駒ケ岳の麓に位置し、この南アルプスで採られた天然水で造られたウィスキー「白州」が、2006年、2007年に世界的な酒類のコンペティションで金賞を受賞しました。
そんなウィスキーや天然水の製造工程を、無料で見学することができます。ガイドは2名から可能ですので、友達同士など少人数でもOKです。10名以上の場合は前日までの予約が必要とのことです。また夏場はかなり混み合うそうですのでシーズンによっては少人数でも連絡を取った方が良いでしょう。参考までに、私は6月末の平日に3人で訪れましたが、同行した他のお客さんは合計で10名にも満たなかったため、非常にのんびりと見学することができました。
見学ツアーは、仕込→発酵→蒸溜→樽作業場→貯蔵庫の順に見学し、最後に試飲会となります。所要時間は見学、試飲それぞれ約30分ずつです。年末年始や工場休業日は見学もできませんので御注意ください。
試飲会では、ウィスキー「白州」を味わうことができます。ロック、水割り、ストレートと自由に飲むことができるようです。ちょっとしたおつまみも出ますので、雰囲気のある建物の中で存分に楽しむことができるでしょう。なお、私はスーパー下戸なので、なっちゃんと南アルプスの天然水を楽しみましたヽ(´-`)ノ ドライバーさんは入場時にハンドルキーパーのカードを渡されます。もちろん一滴も飲むことはできません。
私がスーパー下戸ということで付け加えておきますが、製造工程の見学の過程で息をしただけで酔っ払いそうになってしまいました。始めの蒸溜工程の辺りではアルコール度はおよそ7度でしたが、貯蔵庫では40度以上になるそうです。これぞウィスキー!といったところかもしれませんが、ほんとに弱い方は無理せず外で待機していても良いかもしれません。
施設は、各製造工程施設の他に、ウィスキー博物館、レストラン、バーなどがあります。ウィスキーのみならず、お菓子やハム、ソーセージなども購入できるようです。ただし平日は営業していないお店もあるようです。
WEBサイトで優待券をプリントして提出すると、ちょっとしたグッズをプレゼントしてもらえます。私は白州のロゴ入りウィスキーグラスでした。とても立派なものでしたよ。ウィスキー好きな方はもちろん、飲めない方も楽しめる見学だと思います。なかなか見ることのできない製造工程の見学そのものを目的にしても良いと思います。
白州蒸溜所は、甲府市街から約30km、中央道・小淵沢ICから約9kmです。電車では、JR中央本線・小淵沢駅から約6km、本数は少ないですが韮崎駅からの路線バスもあるようです。
アルバムの中盤に蒸溜所の写真が数枚ありますので参考にどうぞ。
http://picasaweb.google.co.jp/caccini.primera/090629_#
住所: 山梨県北杜市白州町鳥原2913-1
電話 : 0551-35-2211
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