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2012年02月29日 イイね!

石原裕次郎「栄光への5000キロ」

 




裕次郎の夢~全国縦断チャリティ上映会が行われるみたいです

日本映画史上唯一のモータースポーツ映画

「栄光への5000キロ」



1969(昭和44)年7月15日、日本の映画界は一本の映画の封切りが大きな話題となっていた。その映画が「栄光への5000キロ」だ。石原プロモーションが、前年の「黒部の太陽」に続いて公開した大作は、当時の制作費で4億円、現在の貨幣価値から換算すると、ざっと13億円の超大作だった。
 モータースポーツファンにとり話題の的となったのが、石原裕次郎、浅岡ルリ子というトップスター出演もさることながら、日産の協力のもと、当時の日本映画では珍しい本格的なレース&ラリーシーンがふんだんに登場した点だ。

 映画はモンテカルロラリーのシーンから始まる。このシーン、実際に69年2月下旬〜3月上旬に現地で撮影されており、雪深いフレンチアルプスでのラリーは、当時のモンテカルロラリーの雰囲気を濃厚に伝えている。

 モンテカルロラリーでは、日産フェアレディ2000をはじめ、欧州メーカーの多彩なラリーカーを見ることができる。なかでも主人公の五代高之(石原裕次郎)がラリーに出場したラリーカーが珍しい。フィアット124をベースにカロッツェリア・ヴィニャーレがクーぺボディに架装したフィアット124ヴィニャーレだった。モンテカルロから帰国した五代は、日産から日本グランプリに出場することとなる。五代がステアリングを握るレースカーがまた貴重だ。日本グランプリを模した「フジ・スピードカップレース」(69年5月開催)に出場した日産R381-IIなのだ。このマシンには、5リッターV12GRXエンジンが搭載されている(R382は6リッター)。マシンもエンジンもR381とR382の過渡期モデルだ。

 その五代とともにこのR381-IIをテストするのが北野元、高橋国光の日産両エースドライバー、そしてR381-IIを走らせるコースが日産村山テストコース。現在は大規模ショッピングモールとなっているだけに、そのころを知る貴重なシーンだ。GPレースシーンも、富士の30度バンクを走行するシーンを見ることができたりと、バンク知らずの世代にとっては追体験できる映画でもある。

 これだけでも十分見ごたえするが、後半はいよいよサファリラリー。随所に510ブルーバードのラリーカーがサバンナを走りまわり、五代の乗るブルーバードがトップでフィニッシュする……。「栄光への5000キロ」は、日本の映画ファンの反響を得ただけでなく、映画の封切りに合わせて「日本サファリ」というラリーイベントも開催された。

 SCCN主催の「日本サファリ」は、69年7月4〜6日東京〜神戸〜金沢〜東京の1800キロで競われた。この「日本サファリ」、当時として破格の賞金30万円+ブルーバードが優勝賞品。そのため、当時のトップドライバーはこぞって参戦していた。エントリーのなかにはすでに三菱ワークスの木全巖、アマチュアで頭角を現していた篠塚建次郎の名前も見られた。エントリー台数は134台、このころは参加制限がなかったため全車が東京プリンスをスタート。しかしラリーは悪天候に見舞われ、フィニッシュしたのは67台だった。

 このイベントで優勝したのは稲葉一義/野口隆弥組(日産ブルーバードSSS)。このコ・ドライバーの野口氏がその後、日産パルサーGTI-Rのラリー開発担当となるのも巡り合わせか。

 この「栄光への5000キロ」、唐突なエンディングを迎える。これは上映時間が長いための配給会社の要請だとか。そのため故・石原氏が後年再編集するつもりと聞いた。しかし石原氏の急逝によりそれもかなわず、いまだDVD等に映像化されないということだ。

 90年代に入ると、一部でこの続編を制作する話が持ち上がっていた。五代の子供がラリードライバーとしてWRCに参戦する、というストーリーだった。実際その準備にチームが結成され、国内ラリーに参戦し結果を残していたが、チーム監督側の都合で話は流れてしまった。すでに自動車メーカー、大手食品メーカーのスポンサーの内諾も得られていたとか。

 現在「栄光への5000キロ」の撮影に使われた日産ブルーバード1600SSSは、北海道・小樽の石原裕次郎記念館に展示され当時の姿を見ることができる。また映画もダイジェストシーンが放映されているので、小樽へ行く機会があれば、同記念館に足を運んでみてはどうだろうか。


~AUTO SPORTS~









Posted at 2012/02/29 21:42:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | 独り言 | 日記
2012年02月29日 イイね!

「明日をあきらめない…がれきの中の新聞社~河北新報のいちばん長い日~」

「明日をあきらめない…がれきの中の新聞社~河北新報のいちばん長い日~」












2011年3月11日、東日本大震災発生。日本を未曾有の大震災が襲った。
仙台に本社のある河北新報社も大被害を受けた。本社のサーバーが倒れ、多くの販売店員が津波の犠牲になり、支局は流出…。東北とともに歩んできた河北新報は、まぎれもなく被災者の1人だった。
販売網はズタズタに切り裂かれ、ライフラインも寸断、通信網も壊滅。数多の困難に見舞われながらも、河北新報は「被災者に寄り添う」をモットーに新聞を作り続けた。
地元紙ならではの視点で、東北の読者のために。現場記者たちの葛藤、編集方針をめぐる対立、配達できない悔しさ…。そこには表に出なかった多くの「想い」があった。

当企画は、河北新報社の震災からの日々を記したノンフィクション『河北新報のいちばん長い日』を基にしたドラマです。未曾有の大震災の実情を伝えようというジャーナリストの熱意と葛藤。新聞を作りつづけるために陰で奮闘する社員たち。そして不眠不休で危険な現場の取材を続ける記者を支える家族…。大きな被害を受けながらも人々のために情報を発信し続けた、地元紙の奮闘と苦悩を描く“真実のドラマ”です!


テレビ東京
テレビ大阪
テレビ愛知
テレビせとうち
テレビ北海道
TVQ九州放送
びわ湖放送
岐阜放送
奈良テレビ放送
2012年3月4日(日) 夜7時54分から放送

東北放送
2012年3月10日(土) 午後1時から放送

BSジャパン
2012年3月11日(日) 夜9時から放送


河北新報の震災報道をドラマ化 テレビ東京系で3月4日放送
 東日本大震災発生当日の号外を含め、河北新報は一日も欠かさず新聞を発行し続けました。河北新報が被災した直後の舞台裏を描いたテレビ東京のドラマ「明日をあきらめない・・・がれきの中の新聞社 ~河北新報のいちばん長い日~」を3月4日(日)夜に同局系列の6局で放送します。

 文芸春秋から昨年秋に出版された「河北新報のいちばん長い日」をベースにドラマ化します。3月10日(土)午後1時からは東北放送、3月11日(日)午後9時からはBSジャパンでも放送予定です。

 河北新報の取材部門を指揮する報道部長や報道部の女性記者、津波で甚大な被害を受けた新聞販売店一家の行動を軸に、未曽有の大災害に直面した地元メディアの苦闘を再現します。










それでも新聞を出し続けた

肉親を喪いながらも取材を続けた総局長、殉職した販売店主、倒壊した組版システム、被災者から浴びた罵声、避難所から出勤する記者






河北新報のいちばん長い日


本社のサーバーが倒壊、多くの販売店員が津波の犠牲になり、支局は壊滅……東北とともに歩んできた河北新報は、まぎれもなく被災者の1人でした。物量や人員では全国紙やキー局にかなわない。販売網はズタズタに切り裂かれ、肉親を喪いながらも取材を続けた記者すらいる。それでも「被災者に寄り添う」をモットーに、地元紙ならではの視点をもって、東北の読者のための紙面づくりを続けます。現場記者たちの葛藤、編集方針をめぐる対立もあり。まさに「クライマーズ・ハイ」のノンフィクション


Posted at 2012/02/29 21:12:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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