
5月2日(金)
仕事から帰り旅の準備を始めます。
今回の旅は東狙い、特に長野・群馬・新潟の山沿い、+αで能登半島辺りを攻めることができたらいいかなと当初は考えていたので、低温に対応した冬用の寝袋、フリース等を準備し臨みます。
そして、2時間ほど仮眠し、
5月3日(土) AM2:00頃出発!!!
北陸経由で行きたくなったので明るくなるまで下道をまったり走ります。
GWとあってか交通量はやや多めですが特に問題もなく、北陸道・敦賀ICよりワープ開始!
明るい時間帯に走る高速は久しぶりで景色を楽しみながら走ります。
福井県の鯖江辺りだったと思いますが高速から見る麦の緑色がとても綺麗でした。
4年ほど前に長崎方面にドライブに行き、長崎道の武雄辺りだったと思うのですが山間から平地に向かって下る長い直線道路から見えた黄金色に輝く麦畑が頭に焼き付いてまして、収穫前の時期に来るとまた楽しいのだろうなとあれこれ思い出しながら走っていました。

そして、
尼御前SAで休憩。
さすがGWだけあって激・満車状態。
駐車スペース争奪戦が勃発しておりました。
SAから外に出られるようになっており、
尼御前岬が近いということで行ってみることに。

非常に穏やかな海です。漁をされていたり、魚釣りをやっている方も。
旅の出だしは上々、気持ち良い朝です。
と、ここで能登半島に行くか迷ったのですが、ふと
「親不知」に行ってみたいなと思ったので親不知に行くことに。今までこの漢字の読みを「おやふぢ、おやふじ」だと思っていたのですが、
「おやしらず」と読むのですね。北陸道の連続トンネル20数個と併走して走るR8の海岸線の道路にも前から興味があったのでとても楽しみ。
そして、本線へ戻り、富山方面へ。
砺波の家屋と水がはられ始めた水田の点々と広がる風景に、こっちにも行きたい気持ちを抑えつつ、富山IC前の神通川を渡っていると富山空港が見えたのですがなぜか河川敷にあるんですよ、この空港。富山といえば標高の高い山地を背後に川の状況を見てもそうですが、石、土砂の堆積物、川の流れの強さ、そして屈指の扇状地地帯だと思っているので豪雨時は大変危険な川だと思っているのですが、ちょっと気になるのでCP獲得も兼ねて行ってみることに。

まず、目に飛び込む
「きときと」という文字。
富山の方言で
生きが良いとか、新鮮であるといった意味があるようです。

どうやら本当に河川敷に滑走路があります。
豪雨の日はきっと水の中に沈むんでしょうね。

洪水から機体を守るスペースが確保してあります。
とても富山感ある空港だと個人的に思います。
わりと遠征に出ると、道の駅に寄るようになぜか空港に寄ってしまいます。特に意味はないのですが、主要なお土産を見て回れたり、観光の情報も得られたり、飛行機も嫌いではないですね。

空港の展望スペースからはたぶん立山だと思うのですが、雪山ががっつり見えます。中腹部分はわりとフラットな部分があるんですね・・・雲かな?雲ですね。
いつかは行ってみたい黒部ダムは今回はスルーし、

CP獲得も兼ねて富山市内へ。
この片側一車線道路、幅員がやや広く倣って左に寄って走るのですが追い越していく車もあるので気を使いますね。
街の中は交通量も少なめで、わりと閑散とした感じ。
そんなこんなで、路面電車に乗り市内観光したいなぁーと新たな誘惑が(笑

そしてR8のバイパスを経由し親不知を目指します。
途中、黒部川の激しい川の流れや扇状地の緩斜面から富山湾が見えたり、山の感じも独特で楽しめるR8です。

そして、いよいよお待ちかねの崖ライン。
北陸ドライブされていた
Mr.REDさんが撮影されていた場所はたぶんこのスペース。
一度ブレーキを踏みましたが、シェッドにそのまま突入!

向こうの先まで見えるシェッドの連続。+窓枠から見える海が最高!
写真では全くわかりませんね(涙
光の差し込み具合も素晴らしかったです!
ここは
啓すけ@ドラ中狂さんの言葉を借りまして
まさに
比類なきGOODROADであります!!

そして、やってきました北陸道の気になる場所に。
この崖に平行するこの橋脚。この不気味さがいいですね。

砂浜というよりは礫の多い海岸。
天候が悪くなるのは知っていましたが、風が強い・・・。
九州の時も強風に悩まされましたが、私は風を呼ぶ男なのかもしれません(笑

その後、糸魚川or上越から長野の大町や中野、飯山、十日町、魚沼辺りを狙おうと思っていたのですが意外にスイスイと北上できるのでとりあえずこのまま日本海に沿って新潟まで行くことに。なんといっても海沿いの道がとても気持ちいいんですよ。

お昼過ぎ、沿線で見られたローカルなスーパーのナルスさんへ。
パッとですが歩いて物色した感じでは珍しい食品は見当たらず。
飲料等購入し先へと進みます。

どんどん天候が悪化していきます。
小粒の雨が降ったりと一段と風が・・・。
日本海の洗礼を浴びます。

そして、
恋人岬という案内看板が出てきまして、頭の片隅にどうも残っているようでここも
Mr.REDさんが以前訪問されてたところだなというのを思い出し休憩がてら行ってみることに。施設近くの駐車場はとても混雑していましたが、この反対側にある駐車スペースは道路沿いからは見えにくく穴場?の駐車場です。混雑時はこちらをご利用下さい。
と、思っていたらここから岬まで結構な距離があり、なんということでしょうか!、苦労して歩かなくても岬近くまで車でいけるという(笑

疲れたので途中で諦め脇道に入り海を眺めることに。
STOP!!看板の辺りから、

綺麗なところなのに強風(笑
国道沿いの風速計が風速10mをいったりきたり・・・。
強風・潮風は体へのダメージが大きすぎます(疲
柏崎からR352、R402に入って行きます。
白波がとても綺麗なんですが、海水が舞う舞う!
これは錆び錆びの予感(笑
R402の越後七浦を越えた辺り、角田浜、越前浜から枯れ松群が出てきます。
大きな砂浜の背後は松のイメージがありますが、松の天敵であるなんたら線虫にやられたのか道路沿いの9割はお亡くなりに。そのような中を広葉樹が下から生えてきています。ここまで枯れている砂浜の海岸沿いは今まで見たことがなかった光景だと思います。
話は変わりますが、鳥取砂丘って不思議ですよね。なぜあそこだけ砂地が広がってるんですかね。ここも松や広葉樹が生えていなかったら似たような風景になるんじゃないのかなと思ったりするのですが。すぐ背後で畑作やってる関係もあるのでしょうか。人為的に防風林として植えたのでしょうか。

と、思いながら走っていると砂の中を走る道に。
単純に思ったことは、この道路確実に埋没することありますよね!
この曇天にこの風景なので、この不毛感がなんとも素晴らしい。

そして、意味もなく再び空港へ(笑
ぱっと見た印象はなかなかかっこいい構えですよ、
新潟空港。

明日はどうしようかなと考えていると西の空は素晴らしい感じ。
それほど下道の交通量も多くないですし、これは北上できるところまで行くしかないなとこのまま日本海ルートで北へ北へと進むことに。
と、今宵は村上市にあるR7沿いの
「道の駅 神林」にて車中泊することに・・・。
PART.1はドライブメインでしたので各県の空港巡りみたいなレポになってしまいましたが、福井県や石川県の海岸沿いの道路も合わせこの日本海ルート、移り変わる海岸線の景色を堪能できる素晴らしさがあると思います。
ここから先は耐久業界で有名な方々の東北レポートと被る場面多々だと思われますが、後日掲載していきます。本日はここまでとさせて頂きます。
次回:『GW 北陸・東北遠征 PART.2 ~風は今日も強かった~』