
2014.7.12 (sat)
急遽、土曜日が休みとなり、予てから四国山地を東西へ走ってみたいと思っていたのでふらふら~っと行ってきました。
天気予報では土日ともそこまで天候は悪くないとのことで軽い気持ちで出掛けたのですが・・・。
仮眠をとり早朝に出発!
垂水ICより
「明石海峡大橋」へ。

AM 4:30
淡路島方面はまだ真っ暗ですが、東の空はだいぶ明るくなってきました。
なかなかの快晴模様。
朝日に期待できそうです。
急ぐドライブでもないので淡路ICで降ります。
ETC料金で900円。
高速休日料金割引50%OFFの時よりもお得になっている気がしますね。
「国道28号線」を南下して行きます。
予定通り海岸線沿いで、
東向きの海岸線で見る朝日も夕日に劣らず素晴らしいですね。
この方角は和歌山や大阪の陸地があるので、ちょっと雰囲気が違う朝日が見れるかなと思ったのですが、一般的な朝日でした。
しばし休憩タイム・・・にしようと思いましたが、暑い(汗
離脱し南下して行きます。
その後はONOKOROを通り過ぎ、洲本城を通過し、
「県道76号線」へ
木曜日の台風のためか打ち上げられた海藻や砂利らしきものが大量にあります。
また、波も高く、部分部分で潮吹雪を食らいます。
ここまでバシャバシャと波があるとは・・・
辞めておけばよかった(汗
海岸線の道路を通り過ぎ、沿線に
「たまねぎ小屋」が見えます。
これだけ吊るしているところは今まで見たことないですね(驚
また、たまねぎ専用とは。
一般的な農家さんは軒下にぶら下げているイメージがあるのですが。
この小屋の中の方にもたまねぎがぎっしりなのかなぁ。
こういう小屋が付近にも点々としているようでさすがたまねぎの島です。
そして、
「道の駅 うずしお」へ
二度ほど鳴門側からこの景色を見ていますが、ここまで潮の流れが激しく、晴天であったのは初めてだったのでとても興奮しました。
これだけ流れが速いと海底の浸食が凄そうです。
それに動じることのない橋脚、凄すぎます。
う~ん、この激流で何を獲るのでしょうか・・・
淡路島南ICより、
「大鳴門橋」を渡り、四国へ上陸します!!
鳴門北ICですぐ降り、ぶらっと徳島市内をドライブします。
そして、本日のメインドライブルート
「国道438号線 ⇒ 国道439号線」を西へと進んで行きます。
国道193号線との重複区間までは2車線道路の走りやすい道です。
国道193号線との分岐からやっとそれらしき道路に変貌していきます。
すでに山の鬱蒼感、路肩の草のモジャモジャ感がなんとも。
一つ気になったのが写真にある道路面にある白ペイント。
自分の中でこういった表示は初めてだったので、これぞ四国形式でしょうか?
そして、横に川が流れているのですが、
まだそれほど山道を登ってきたなぁーという感じもなかったのですが、すでにこの透明度!!
このちょっと緑かかった感じが最高でした。
こんな中で泳いだり、魚取ったりして遊んだら楽しいでしょうね。
そして、ここからズンズン山道を進んで行きます。
遠くに住居らしき場所が見えます。
どうやったらあそこまで行けるんでしょうか。
こんな谷を登ってきました。
台風の影響でしょうか。
落ち葉や枝が大量に落ちています。
幅員は狭いところもありますが交通量は極めて少なく、所々に広めのスペースもあるのでそれほど走行に心配はありません。
ちょっと湿気の多いひんやりした場所は苔やそういう場所を好んで育つような植物が生えていたり、木漏れ日もとても気持ちがいい♪
そして、
「京柱峠(きょうばしらとうげ)」まで来ました。
緩やかな尾根筋にスラッと伸びる谷筋。
おもしろい風景(地形)をしています。
この辺りに地滑りの上で生活する村がある?焼畑農業が行われていた?と聞いたことがあるのですが、今見えている村の中にあるのかな?
せっかくなので、一つくらいは村の雰囲気を味わいに行ってみます。
細いクネクネ道を走ってきたわけですが、沿線には空き家のようなところや耕作放棄地がたくさんあります。街からも随分と離れています。
そういう状況を見ていると、こういう風景をまだ見ることができるのは凄いことだよなぁと思い眺めていました。
また、季節をかえて他にも点在している村に寄ってみたいと思います。
「JR土讃線」のとある踏み切り。
なんとなく雰囲気がよかったので撮影。
左から国道32号線、四国山地を縦断する吉野川、JR土讃線
吉野川に向って急斜面を流れるとある支川
本来であればこの辺りも立派な棚田、畑だったんでしょうね。
四国地方最大の「早明浦(さめうら)ダム」
渇水期になるとテレビでよく報道されているイメージがあります。
国道439号線から国道33号線を西へ進むと、
「久喜(くき)沈下橋」が見えます。
沈下橋といえば四万十川のイメージが強いですが、他の河川にもたくさんあるのでしょうか。
この激流の中で釣り人が多数。
どんな大物がこの川にいるのでしょう。
走っていると茶畑が山の斜面にちょくちょくとあります。
お茶といえば静岡や京都の宇治田原方面をイメージするのですが、四国ではこの辺りが有名なんでしょうか。
これもよくみかけた気がします。
あれだと思うのですが、名前が出てきません(笑
(ミケ2011さんにショウガであることを教えて頂きました。ミケさんありがとうございます。)
一昔前の橋がかかっていたり、トンネルがあったり歴史が感じられます。
高知方面へ行くか迷いましたが、四国カルスト経由で西へ進みます。
「地芳峠(じよしとうげ)」を登り、県道383号線に出ます。
おーカルストだぁーと思い走っていると、牛さん出現です。
こっちをじろじろっと見てきます。
もっと視界が開ける絶景道路があると聞いていましたが、どうも道を間違えたようです。
どうやら大野ヶ原方面に来てしまい、絶景道路は逆の尾根筋だったようです。
気づいた時には随分と西にいたので戻るのもあれですからさらに西を目指します。
「県道36号線」をダウンヒルして行きます。
途中、通行止めのため迂回路の
「県道32号線」へ
トンネルの前にえらい草のトンネルでした(驚
この後は、国道197号線へ接続し、大洲方面へ。
そして、海なのか川なのかよくわからない肱川(ひじかわ)沿いを北へ。
夜の瀬戸内海を眺めながら国道378号線を松山方面へ。
そして、国道196号線沿いにある
「道の駅 風早の郷 風和里」で車中泊していたのですが、外がやたらと騒がしいので早々に撤退しまして、
「道の駅 今治湯ノ浦温泉」へ。
帰ってから知ったのですが、「道の駅 風早の郷 風和里」の真横は海水浴場なんですね。今回は、場所選びに失敗です。帰りの距離を減らしておこうと思い適当にこの道の駅にしたのがよくなかったかな。
今回、初めて四国山地内を東西に走りましたが、蛇行区間が多いのでとても腕が疲れました(笑 しかし、ざくっとですが四国山地らしい風景、雰囲気を味わうことができたと思います。まだまだ次回も楽しみな四国山地、期間をあけてまたお出掛けしようと思います。
次回:「四国山地 東西遠征 PART.2 -帰りは雨模様 瀬戸内海沿いをうどんを食べながら東へ進みます-」