
5月4日(日) 新潟県村上市
「道の駅 神林」
遠征も二日目となります。
あまりの明るさに目が覚めます。

AM4時半起床。
寝袋から出ると結構寒い。
フリースを持ってきて正解でした。
そして、初の
笹川流れR345を走って行きます。

道路沿いに車を停めるスペースはあるのですが、停まることを許してくれません。

流れが途切れたところで、少し散策、防波堤を歩いてみます。
釣りをされている方は重装備。私は軽装備。
変な奴が来たなと思われたでしょうね (笑
波がガンガン押し寄せて来ていたのですぐに退散。

なんとも潮の香りが濃いところです。
朝からハイテンションな海です。

怒ってます?
そして、「道の駅 あつみ」が見えてきました。
お魚でも食べたいなと思っていましたが、朝が早く営業時間外。
そのため、辺りを散策。

波強し!冬場はもっと凄いことになるのでしょうね。
私の前日に笹川流れを走られた
アガサさんのブログではとても穏やかな海だったようで、また日を改めゆったり走ってみたいなと思います。
その後、r50、R112の海沿いコースで行くか、そのままR7の内陸コースで行くか。内陸を走りたい気分になったのでそのままR7を直進します。この周辺には前回の東北遠征時に初めてきたのですが悪天候でして、靄も出ておりかなり残念なことになっていました。今回は快晴に恵まれ良いリベンジができたと思います。

鶴岡と酒田を結ぶR7沿いの直線にある
防雪柵。
近畿圏でこれを見られる場所があるのかないのか、走り込みが足りないのでわかりませんが、これの何に感動したかと言いますと、
折畳めるということにです(笑
これが自動で動くのか、手動なのか気になるところですが折畳まれた柵から見る耕作地の景色がまた素晴らしいなと思い走っていました。また冬季、吹雪の時、左から風が来た場合、右から来た場合、斜めから・・・果たしてどういう状況になるのでしょう。この地方のイメージとして、冬季は雪が多く、マイナス世界に近いイメージがあるので、積雪時はやはりトラブルのリスクが大きく自分の遠征候補地としてはなかなか挙げ難い場所なので緩い妄想程度でお許し願いたいと思います。

一度走ったことある道に出るとなぜか安心します。
前回訪れた時は雨・靄の悪天候に悩まされスルーしていた
鳥海ブルーラインに行ってみたいと思います。

初めて走るのでウキウキで行ったのですが、かなり恥ずかしいことをここでしてしまいます。入り口からスムーズに山を登っていると途中から渋滞してましてぴくりとも動きません。車を停めてウェアを着たりスノーシューズを履いたり、みなさん今から登山しますよ的な方が多く、ここに車を停めてここから歩いて行くのかなと勝手に思っていました。いちおそう思ったのには理由がありまして、三重と滋賀を結ぶ鈴鹿スカイラインがふと頭によぎり、あそこも御在所山に登る登山客で路駐がかなり凄かったよなと。そして、右車線に出て列をごぼう抜きしていくのですが、結構並んでまして1kmくらいはあったでしょうか。結構並ぶんだなーと思っていると、何やらゲートが見えてきまして気づくのです(笑 おおおおおおおおぉぉぉ、まだ夜間通行止めの時間帯(夜間通行止め 17:00~翌日8:00)なのか!!!山登りの格好をしているわけでもないですし、他府県ナンバーでもあるわけです。わりと車間を広くとり停められていた方のスペースを利用し即Uターンし並び直しましたが、いやーUターンできなければほんと顔真っ赤だったと思います(笑 ハイドラをされてた方も先に並ばれてたのを知っていたので、並んでいる時は起動されてなかったみたいですが、ほんとやらかした感満載でした(汗
並び直す時にも最後尾でUターンするわけですが、その様子を見ていた後ろに並ばれた地元の方にお声かけ頂きました。さきほどの恥ずかしいエピソードやら話をしておりますと、その方はここにスキーしに来たとのことで、確かここにスキー場はなかったよなと思っていると、歩いて登り滑走するとのことでした。この時点ではまだ山頂の状況を知らなかったのですが、ここでこの景色を見ながらこの時期にスキーできることはとても贅沢なことだと思わされました。また、お薦めの場所があるらしくこの近くにある象潟(きさかた)という場所にある元滝にぜひ行ってみてと推薦頂きました。この道路沿いにも看板があったのですが、途中で見失い今回は行っていないのですが、HPを見るとなかなか素晴らしきとこのようなので次回東北遠征の時は寄ってみたいなと思います。と、いろいろお話していると前の車が進み始め、いよいよ楽しみにしていた区間に突入していきます。

懐かしのゲートを通過して行きます。

まだまだ雪は少なめ

雪壁が出現してきます

突き進んで飛べたら最高ですね

なるほど、あの斜面を滑るんだなぁー

おー登山?スキー?駐車スペース争奪戦
そして、山頂の駐車場に到着!!!

あの風車群のある丘に行ってみたい

強風で寒いの以外◎
ドライブ、スキー、登山◎

最高でしたね。鳥海ブルーライン。
その後、私の前を走っていた山梨ナンバーの黄色のロードスター、それに乗っていた方も大人な雰囲気でかっこよかったです。新緑と日本海の青色の中を黄色いロードスターが下りを颯爽と走る姿、お見事でした。
その後、R7を北上し由利本荘を過ぎたあたりから

素晴らしい直線の海岸線に続く白波◎
九州遠征でいった吹上浜とは真逆の荒々しさ

すぐに怪しげな路肩に車を停め、草を掻き分け見に行ってました。
これは予期せぬ衝撃でした。
そして、この先にある
「道の駅 岩城」へ
浜から海を眺めようと近づくと、この直線の海岸に対して垂直に出ている橋が見えます。すぐにそちらへ移動します。

こんな間近で
比類無き白波に出会え大満足です。
この場所、どなたかのブログで見たような気もするのですが、果たして次来た時はどんな顔を見せてくれるのか。次回も来てみたいそんな楽しみな場所になりました。
その後、秋田まで北上。以前来た時に珍事件発生のため食べ損ねた比内地鶏の親子丼を食べるか、社会の教科書に出ていた八郎潟に行くか、threetroyさんのブログで知った寒風山に行くか。今日は海⇒山⇒海ときているので寒風山に行くことに。
秋田市内を抜けR7⇒r56⇒R101沿いにあるなまはげ人形モニュメントを眺めつつ寒風山を目指します。

秋田方面

八郎潟方面

男鹿半島方面

山頂の駐車場
眺めは霞があるものの良好です。が!爆風でヨタヨタしておりました(笑
車も多く人気観光地のようです。
登ってくる最中に桜の木がたくさん見えましたが、お花見の時期に来るととても楽しめそうですね。
このあと、北側に下る道を行きます。
まさに火口の中を走っているなと思わせる道です(上から3番目の写真)。
阿蘇山や榛名山のミニバージョンを走っているような感覚になりました。
この火口内先の火口の縁を下っていく道は幅員がほどよく狭く、カードレールなし、下界の眺めが良好で楽しみながら下ることができました。
そして、R101を能代方面へ進んで行きます。
寒風山からすぐ海沿いに出て間口浜と少し併走して走る区間がかなり気持ちよかったですね。停まろうと思ったのですが後続車がいたので止めましたが、いい味出てました。その後、防風林、耕作地の中を走る楽しいR101でした。
寒風山から綺麗なくびれの海岸線が見えていたので少し寄ってみることに。

日本海ルート素晴らしいなとかなりの充実感がこの時点で得られてましたが、さらに北上します。
R7に再び出て、R101より日本海ルートで能代から青森方面へ

やなりこの柵が東北を走っている感じにさせてくれます。

ポンポコでトイレ休憩の後、一度はその山林の雰囲気を体感してみたい
白神山地へ。山の奥に入る時間もないですし、ましてどうやって山の中心に行くかもわからないので、とりあえずR101よりたくさん池のあるr280辺りに行ってみることに。

桜が咲いておりましてこれはかなりうれしい。
よくよく考えてみると今年初の花見遠征にもなりました。
どうやらギリギリ桜前線に間に合いました。

この道の2kmくらい先に後々有料駐車場があることを知るのですが、とりあえず混んでいたので数台分空きのあった手前の無料Pに車を停めます。何も下調べをしていないのでどこに皆さん行くのかわかりませんでしたが、とりあえず尾行します(笑 この渋滞は大型バスの離合が出来ず発生していたものですぐに解消していました。
有料駐車場を過ぎた辺りから人がグンと増えだし青池がどうのこうのと話し声が・・・。
何か聞いたことあるなーと思っていたのですが、

おー確かに濃い青ですよ。青池。
しかもかなりの透明度です。
何も知らず歩いたかいがありました(笑

この青池の下流に繋がる池はだいぶ濁っているようでしたが、何がそこまで違うのでしょうか。
ブナ林も体感しておきたいので、散策してみます。

ブナ林の間に生える低木が少なく、笹が多いところもありますが十分歩いて入っていけそうな感じです。

十分に光が差し込めるぐらい枝葉に間隔があります。

十分に綺麗ですね。癒されます。
白神山地のもっと奥の方に入っていくと様相が異なるのかなぁ。
他にも兵庫の六甲山北側にある蓬莱峡のさらにスケールを大きくしたようなところがあったりとなかなか興味深い場所でした。
そして、山の次は海です。R101で北上を続けます。

R101素晴らしいところです。
そして、陽も暮れ始めまだ北上するか、しないか・・・。
とりあえず、北上しましょう。R101からr12で
十三湖方面へ。
そして、十三湖と日本海が繋がっている砂州?にて夕日を眺めることに。
そして、ここまで来たらやはり行かなくてはならないか、
龍飛岬へ行くことに。

途中、通行止めでUターンをしたがために、

完全なる暗闇の龍泊ラインを走ることとなり(以前走ったときは白い闇に覆われ今回も何やってんだって感じですが)、峠を登る際、連続ヘアピン沿いにあるコンクリートの壁とこの連続S字コーナー辺りでこんな感じだったなと素晴らしい景色が眼前には広がっているんだと妄想しつつ、

到着しました、ようこそ龍飛岬へ
今日は十二分に満足できましたし、ここまで来たら日程的に南下するしかないのでとりあえず北に行きたいという迷いがなくなりました(笑
その後はR280で青森市へ
以前気になっていた夜間の
青森ベイブリッジを渡り
青森市内で買出し等を済ませ、R7沿いにある
「道の駅 なみおか」にて車中泊するのでした・・・。
この日本海ルートがここまで見所満載で素晴らしいところだとは思っていませんでした。このルートは、また時期を改め走りたいと思います。
次回:『GW 北陸・東北遠征 PART.3 ~結構な交通量なのですね~』