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海ちゃん@全3巻のブログ一覧

2013年07月08日 イイね!

店長さん



店長さん


38 :3重投稿者(謝 :02/09/19 17:02 ID:IzFFhKUI
ヒトリでツーリングの時にたくさんの方からありがたい言葉・心遣いをいただいております。
そのなかのひとつ。

春の風が気持ちのよい5月。軽装でレッツゴー!(原付)
100キロほど走ったあたりから寒くなる。
どんどん寒くなる。上に羽織る服は持ってない。
お天気だったのにいつのまにやら曇り空。
寒イボがんがん。もう限界。
いっけんポツンとあったコンビニに入る。
そんな遠出をするつもりじゃなかったので1000円札一枚ポケットにあるのみ。
帰りにガソリンを入れても500円は残る。
500円あれば何かと買える。

カップラーメンと温かい缶カフェオレを購入。
コンビニでお湯をもらい、愛用ゲンチャの隣でラーメンを食べる。
とその時。コンビニの店員さんが近づいてきた。ナンバーを見て
『この原付でここまで!?大変だったでしょ・・。あっ、ちょっと待っててね』



店員さんがおにぎりを4つ持ってきた。
その時私の頭には[おにぎり4つお金が足りない]
お金が足りないわけじゃないけど、ここでおにぎりを買ってしまうと
ガソリンが入れれない。ものすごく恥ずかしかったけど、
『所持金が足りないのでおにぎりは買えないです(恥)』
言いました。一瞬時間が止まった後・・

『アハハハハ。僕は店長だからおにぎりはサービスですよ。
4つでも5つでも食べれるだけ食べていいですよ。
体力つけておかなくちゃ帰れなくなっちゃうでしょ?』って。
お言葉に甘えて2つおにぎりを頂きました。
食べてる途中に店長の話を聞く。

バイクが好きでそこらじゅうを旅した話から、旅の途中で
トラブルしたものの助けてもらった話。
30分ぐらい店長さんの話を聞いてたような気がする。
話が終わり、お礼を言い出発しようとその時に
『ちょっと待ってて~!!』

店長さんが大きな大きな袋をさげてきた。
『今から雨が降りそうだから僕のカッパとズボンを入れておいたよ。
ちょっとだけだけど食べ物も入ってるからお腹がすいたら中を見て。
カッパは安物だから捨ててくれていいからね』
いっぱいいっぱいお礼を言い、また必ずカッパを返しにきますから。とその場を去った。

5キロぐらい離れた場所でこっそり店長さんから受け取った袋をあけてみる。
いろんなものが入ってた。カッパとズボン。
ズボンって店長さんのジーパンですか!
チョコレートと牛乳とおにぎりが入ってた。
まるで遭難グッズだな。
チョコレートの包みの間に5千円札も入ってた。
大きな袋のなかに涙がいっぱい落ちた。
アリガトウ店長さん・・

結局帰宅まで雨も降らず上着のカッパを寒さしのぎで着て帰宅。
帰宅してからおにぎりを食べチョコレートと牛乳を冷蔵庫に入れる。
素晴らしい一日は終わった。

-それから-
3ヶ月後にカッパと5千円札とお礼の手紙を持っていきました。
残念なことに店長さんは不在だったのですが、バイト君に事情を
説明し渡してもらうことにしました。
そしてその半年後にはコンビニはなくなってました。
店長さん、お元気ですか?



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今日の一台



超希少スバルR2GSS


36馬力にチューンされた硬派なR2!(*'-'*)


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2013年07月07日 イイね!

軽トラックのおじさん



軽トラックのおじさん


13 :774RR :02/09/18 23:29 ID:W2SlVkV2
素晴らしい話の次で気が引けるのですが。
私もおひとつ。
山道でガソリンが切れ、リザーブコックを上にしようと思ったらもうすでに
コックは上向き。呆然と愕然と。携帯の電波も入らない。もう歩くしかない。
10キロ以上歩く覚悟を決め、とぼとぼバイクと共に歩き出す。

1キロほど歩いたぐらいに軽トラックのおじさんが止まってた。
通り過ぎた時に『おい、ねーちゃん』『おい、ねーちゃん!』声をかけられた。
知らないおじさんだし、何だか怖いし無視して歩き続ける。
するとものすごい大きな音でホーンが鳴る。
正直非常に怖かった。それでも無視して歩き続ける。



ついに・・・軽トラックはピッタリ横を走り助手席側の窓を開ける。
チビってしまいそうなぐらい心臓はドキドキしてた。
そのおじさんが言ったことが『ガス欠か?乗ってくか?』だった。
知らないオジサン。非常にあやしい。
丁重にお断りした。でも多分顔はひきつってたんだと思う。
おじさんはいきなり自己紹介を始めた。
怪しい人じゃないんだぞ。と言わんばかりに。

『おっちゃんなぁ~滋賀県でバイク屋してんねん。だからな、
バイクを乗せるのには慣れてるし、ここからやとスタンドまで
歩いたら日が暮れるぞ。悪いことはせーへんしスタンドまで乗ってき~』

時間的に歩いたら日が暮れのは目に見えてた。
スタンドについてももう閉まってる時間になってしまうかもしれないというのも頭をかすめた。
でも悪いことはせーへんって自分で言うのって悪いことをします。
と言ってるようにも感じた。

『おっちゃんなぁ~、自分ぐらいの娘がおるんや。写真持ってるけど見るか?』

なんて親バカ(w 写真を見せてもらいおっちゃんと程よく似てる姿で安心した。
同じ歳ぐらいの娘さんがいるのなら危険なことなんて無いはず。信用しちゃおう。
そして私はおじさんの車にバイクを積み、(バイク屋さんだけにロープも荷台に
乗せれるようの鉄板(?)みたいなのも持っておりました)助手席に乗る。

何があっても逃げれるように一応、シートベルトはせずに。
でも、ホントにいいおじさんでした。何も怪しいこともありませんでした。
スタンドに着いてガソリン代まで払ってくれて、『御飯は食べたか?』と。
食べてないと言ったら、『近くで友達がレストランしてるから一緒に食べよう』と。

もうその時にはバイクも手元にあるわけで怖いこともない。
お腹もすいてたし御飯を一緒に食べてきました。
おごってもらっちゃいました。そして名刺だけもらって
サヨナラを。後日、手紙を出しました。
感謝の手紙を出しました。ここでおじさんとの
話は終わるはずだったのですが・・・。

手紙を出した数日後、電話が入りました。
おじさんからではなく、おじさんの兄弟の方から。
『手紙を勝手に読ませてもらってんけど、今○○は行方不明やねん。
どこで会ってどこで御飯を食べて、どんな格好してたか、思い出してくれへんか。』と。

すべて話しました。
娘さんの写真を見せてもらったことから、その時着てた洋服から一緒に食べた御飯の内容まで。
私の思い出せることは全てお話したと思います。

そこで初めて知ったのですが、私が見た娘さんの写真。
その娘さんは1週間前ぐらいにお亡くなりになったそうです。
娘さんのお葬式が終わってすぐぐらいから行方不明になってたそうです。
その後、おじさんからもおじさんの兄弟の方からも連絡はありません。
ちゃんとお礼を出来なかったのが心残りです。

もうかれこれ5年程前の話ですが、ずっと心に残ってる出来事です。
あまり感動の話ではありません。長文ごめんなさい。


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今日の一台



メッサーシュミットKR201


飛べないけど気分は戦闘機(*'-'*)


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2013年07月06日 イイね!

貧乏だけど楽しかったあの頃



貧乏だけど楽しかったあの頃



911 :。 :02/09/16 16:13 ID:am2fm8Jn
1988年の話。

飛び込み5回でやっとこさ手に入れた小型免許と、新車で買った
DT125Rで初めての長距離ツーリングに出掛けた時の事。



旧型のDT125に乗る友達と二人、夜10時頃大阪を出て、
翌朝には岐阜を過ぎスーパー林道を抜け、昼過ぎに信州(上高地)に到着。
道端で仮眠・観光の後、中の湯で一泊。

翌日は乗鞍岳を越え白山スーパー林道へ。
しかし既に時間が遅く通行出来なかった為、五箇村を横目にそのまま
日本海側へ北上、途中ドシャ降りの雨に見舞われるが、カッパを用意
していなかった為、ずぶ濡れに。(カッパを買って行くおカネが無かったのね)

トンネルで雨宿りしているうちに日はとっぷりと暮れてしまうが
雨も止み、気を取り直して出発。夏の終わり(ちょうど今頃)だった為、
富山に着く頃には服も乾いていた。


夜10時半頃、(金沢)石川で寄ったホカ弁やさんで、おカネが無いので
二人して「かき揚げ弁当」だの「のり弁」だの安いメニューを注文すると、
そこのアルバイト(?)の25歳位のおねえさんが、
「どこに行って来たの?」「(店の)中で食べて行きなよ」
等と、気さくに話し掛けてくれたので、僕たちも、
「大阪から下道で来た」「上高地に行って来た」「道中殆んど眠っていない」
「さっきはドシャ降りの雨で大変だった」「このまま夜通し走って大阪へ帰る」
等、自分達の冒険(?)について、照れながら言葉少なに話した。

すると、別れ際、おねえさんは梅干のおにぎりを二つずつ持たせてくれた。
「傷む(腐る)といけないから(具は)梅干にしたね」

すっごく嬉しかった。

でもまだ19歳の自分には何だかよく意味が解らず、
「かき揚げ弁当(安メニュー)のお客さんに一個100円のおにぎりを二つも
サービスして儲けはあるのだろうか・・・?」
等と馬鹿な事を考えていた。
(おねえさんには僕達が弟のように思えたのでしょう)


30歳を越え、マンションを買い、車にも乗り、結婚もした今でも
貧乏だけど楽しかったあの頃の想い出は人生の宝だと思っています。

「物より想い出」ですな・・・




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今日の一台



C130ガメラローレル 旧車街道


めっちゃ悪い顔してるなあ(*'-'*)


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2013年07月05日 イイね!

本日の午前0時5分未明、僕は彼女に振られました




本日の午前0時5分未明、僕は彼女に振られました



97 名前: 今日も元気の良いカブ 投稿日: 02/03/25 21:23 ID:48VfuqDY

本日の午前0時5分未明、僕は彼女に振られました。
彼女との付き合いは一年と数日。
仕事で取り返しのつかない失敗をしてかなり落ち込んでいる
僕に追い討ちをかけるかのようなパンチ。
仕事の失敗、振られたこと。ダブルパンチでした。

寝て目覚めた後、さあ、今日も仕事だ。
カブに乗って出勤だ!
自宅のバイク置き場に来て、カブを見た瞬間、思い出しました。
そういえば、彼女と付きあう二週間くらい前にお前を納車したんだっけな。



彼女の家に行くのにもカブに乗り、デートに行くときにもどんなときにでも
お前に乗っていったんだなー。
このカブで彼女との思い出を作ってきたんだなー。
でも、もう彼女はいない。
このカブだけが残った。
そう思うと涙がぽろぽろ出てきました。
悲しくて、悲しくて、目の前が見えません。

手探りでセルを探し、エンジンスタート…。
最近暖かいのに、今日は寒い日。
でもカブのエンジンは元気よくかかる。

おまえ、いつも元気だな。
友達のバイクとガタガタの砂利道を走行したとき、正直、
壊れるかと思ったよ。
友達のバイクは調子がおかしくなったが、お前は全く平気だった。
さすがだな。さすがカブだけのことはある。
いつでも、どんなときでも元気なんだなお前は。

そして走り出す。
カブの優しい静かなエンジン音に慰められるかのように走る。
涙で前が見えない。

だけどカブの速度がゆっくりと上がるにつれ風で涙がどこかに飛んでいく。

カブ、やさしいな、お前。
僕もいつまでも涙を流していてはいけない。
そうか、僕もカブのように生きなければならない。
いつでも元気よく、どんな悪い状況でもタフで。
男はカブのようにタフでないといけない。

お前が少ない燃料でも頑張ってたくさん走るように、
ほとんどない幸せだけど頑張って生きてみせる。
彼女はいなくなってしまったけど、
お前だけはついている。

エンジンが動かなくなるまで付き合おう!
長い付き合いになりそうだな、よろしく、我が愛車カブよ!

そして仕事の責任をとるためにカブとともにまた走り出すのであった。
僕は大丈夫。カブのようにタフなのだから。

ある男とカブの友情でした。

終了

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今日の一台



フィアット126


500と比べると人気がないけど個人的にはすごく気になるクルマです(*'-'*)





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Posted at 2013/07/05 20:08:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2013年07月04日 イイね!

自慢の父さん




自慢の父さん



883 :774RR :02/09/13 01:31 ID:7u+73WRZ

父がハーレーのサイドカーに乗っていて、かっこよくて自慢の父さんでしたが、
2年前に50歳でガンで亡くなりました。
余命宣告されてからは、体力のあるうち時間を惜しむように毎日乗っていました。
うちは父と私の2人家族なので、残された時間を少しでも一緒に過ごそうと思い
私は会社辞めて毎日のように横に乗せてもらいあちこち行きました。



四十九日が終えて、家に1人で放心状態で引き篭っていた頃、
父のツーリング仲間だったハーレーオジサン達が来て、
父のサイドカーでツーリングに連れ出してくれました。
親友だったおじさんが父のバイクを運転して横に私が乗り、
ハーレーやBMWで6台くらい連なって走ってくれました。
いつもツーリング中に無線のマイクでくだらない会話していた事や、
車庫から出す時は毎回すごく嬉しそうな顔してた事や、
別人の様に衰弱した父の車椅子を押すのが辛かった闘病中の事や、
色んな事を思い出してずっと涙が止まらず、風景も何も見えませんでした。

弔いツーリングをしてくれたオジサン達の優しさで、鬱から立ち直れた気がします。
いい仲間がいた父は、短いけど幸せな人生だったはず、と思えました。
あれから私も二輪免許取って、父のもう1台のバイクのボロボロCB400に乗ってます。


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今日の一台



★GT-R 32  実走行 車検27/2 希少車 ★


時代を変えた永遠の名車!スカイライン R32 GT-R!(*'-'*)


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Posted at 2013/07/04 19:58:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

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車やバイクのイイ話やちょっと切なくなるお話をヤフーオークションで売られている名車や珍車、廃車や錆車などの車達と合わせて淡々と貼っていくブログです。
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