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現在のメインマシンはこれ。ニコンのF80という。

分類上はフィルムの一眼レフって奴である。オートフォーカス+超音波モータのレンズでだいぶ楽をさせてもらっている。これの前はニコンFEで、ピントは手動、露出だけオートという物だった。これで写真の基本的な技術を練習した。もちろん、ピンぼけや露出不足などで失敗の山も築いてきた。でも、未だに「イマイチ」なショットが多いと思う。

今やフィルム式と言えば「時代遅れ～」な感じがするし、デジカメのメリットは百も承知の上での選択である。

では、なぜフィルムなのか。

まず「写真は記録」という大前提がある。電子データでは数年後に読み出せる保証がない。オアシスで作ったFDの文書を完全に読めるか？というのと同じこと。フィルムは物理的記録だから、何があっても再現可能である。次世代DVDのようなフォーマット戦争とは無縁。

それから、電子データは色再現領域が可視領域と大きく異なる。すなわち色の再現がイマイチということ。その点、フィルムは可視領域に近い。

まあ何だかんだ言っても、今では現像と同時にCDに焼いてもらっているから上記は「ヘリクツ」に過ぎないのだが、フィルムがベースにある安心感は何物にも代えがたい。