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2023年10月23日

名古屋 徳川茶会に行って参りました♪

名古屋 徳川茶会に行って参りました♪ 先日、名古屋 徳川茶会に行って参りました。

徳川茶会とは地元三傑である
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康を偲ぶことを目的とし、
徳川美術館収蔵美術品を使って催される茶会。

今回展示及び使用された道具の中には
・徳川家康書状
・豊臣秀吉の茶杓
・徳川家康所蔵の唐物茶壷などがある

普段ガラス越しでしか見ることができない
貴重なお宝がズラリと並んでおり、
お宝を間近で拝見できたり、
時には、お宝茶碗で一服できたりすることが
この茶会の醍醐味だ。

茶席は
・本席 濃茶席 餘宝庵
・副席 薄茶席 山ノ茶屋
・点心席 宝善亭があり
徳川美術館入館料も含めて
お値段2万3千円♪

愛知で催される茶会としては
トップクラスの茶会だ。

今回、私は客として参加するだけでなく、
接待役として点心席、給仕を担当することとなった。

朝は徳川美術館に早入りし、
一般客より早く道具飾り席を拝見して、
点心席、開店までの時間をゆったり過ごした。

点心席フロアを担当するのは流派の仲間6名と支配人と
ホール担当計8名。厨房は15、6人。
客席は50席程度。

開店と同時に客が殺到し、
広くない客席はすぐに満席となり、
席待ち客の行列ができた。

さすが茶道経験者は
周囲への気配りがホントに素晴らしい♪
接客対応、客席片付け、
ご案内、料理出しまで、
必要と感じるところに
阿吽の呼吸でカバーに入ってくれる。

見事な連係プレイで、
お客様を長くお待たせする事無く、
行列を解消させた。

給仕の皆さんよく頑張りました♪

給仕交代時間までに予定数量
250食分の9割近くこなして
引継ぎできた。

仕事が終われば後は楽しむだけだ。
茶道仲間と食べる点心はとてもおいしかった。



食事後は徳川美術館館内を見学し、
茶道仲間みんなで茶会本席と副席の
最終席に入った。




(本席はこれより撮影禁止)

席待ちの間に本席横の茶室「心空庵」を拝見する。
「心空庵」は徳川家の茶頭を務めた平尾数也邸の茶室。





本席最終席は12、3人のこじんまりとしたグループとなった。
ゆったりできてありがたい。

席入りは他流先生方と正客席譲り合いの末、
流派N先生に続いて、ちゃっかり次客席に入る。
超ラッキー♪

墨蹟は家康の遺品
「応無所住」14世紀 鎌倉時代 一山一寧(1247-1317)
(まさにじゅうするところなし)出典「金剛経」一節

700年以上前の墨蹟だ。
意訳(心というものはどこかにじっとしているものではない)

床の内を丁寧に説明されても、
全て覚えきれるものではない。
筆致を目に焼き付けるだけで精一杯だ。

釜は芦谷釜 「松竹梅」釜口の景色が特徴的。

茶碗は高麗青磁 
一般的な高麗青磁よりも青みが強く、
大きく、重い。そして象嵌が見事。
お宝を手に取って良く拝見させて頂いた♪

最終時間をゆったり拝見できて超ラッキー♪
菓子器のプレゼントというサプライズもあり
得した気分になりました♪



続けて副席へ。


(副席はこれより撮影禁止)

寄り付きには、家康の書状が掛けてあった。
家康の花押を目に焼き付ける。

副席は先ほど正客を譲ってくれた、
他流先生に正客を譲る。
固辞する他流先生を、
ユーモアを交え、
手を引いてエスコートするN先生。

格式高い徳川茶会の正客席。
先生クラスの方なら、
本当は誰もが望む席なのだ。

互いに相手を立て、皆が和み、
気持ちの良い席となった。
さすがN先生と感心するばかりだった。





いろいろ経験できた茶会でした。
徳川美術館を出て、隣接する
徳川園を散策した。









良い一日を過ごすことができました♪
おしまい。



関連情報 徳川美術館
ブログ一覧 | 芸術 | 趣味
Posted at 2023/10/23 22:38:57

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この記事へのコメント

2023年10月24日 6:14
茶道をやっておられたのですね!
ちょっとだけ興味があって近くで開かれる茶会とかもいいなと思っています。
けれど股関節がダメで正座できません。
あぐらですら短時間しか無理。

お茶の器は家にあるので、抹茶立ててテーブルで飲もうかなと思っています。
コメントへの返答
2023年10月24日 6:58
おはようございます。
いつもコメントありがとうございます♪

茶道は知れば知るほど奥が深くて楽しいです♪

正座は何年やっていても苦手です。3分もするとカラータイマーが点滅し始めます。ウルトラマンみたいに、、(笑)
足が痺れはじめ、長くて一席分しか正座を持続できません。
修行が足りませんね。(笑)

その反面、抹茶は気軽に楽しめますので、おススメです。
ご自宅に器があるとは、
もしかしたら、家に伝来するお宝かもしれませんね♪

良い一日をお過ごしください♪
(^^)


2023年10月24日 19:14
こんばんは。

徳川茶会、かなり特別な茶席のようですね(^^)

私の家内をはじめ、周りに何人かお茶の経験者がおり、過去何度か席に招かれたことがありますが、緊張したことしか覚えておりません^^;

他の方も正座についてコメントしておられましたが、私は座っている時はまだ良いのですが、立てなくなります(笑)
コメントへの返答
2023年10月24日 22:28
こんばんは。
いつもコメントありがとうございます♪

徳川茶会は道具が超一流の
お宝レベルです♪
茶室も徳川美術館内の素晴らしい茶室。
お点前するのは各流派のエース級が起用されます。
すごいですね~♪

mochachaさんの奥様は茶道をやっていらっしゃるのですね♪
素晴らしいですね♪

茶会は洗練された所作から、堅苦しいイメージが強いですが、
実は気軽に楽しめるものです♪

今回の徳川茶会のように美術鑑賞的側面もあります。

そして、茶道を突き詰めると禅の修行と何ら変わらなくなってくるように思います♪
奥が深いですね♪

正座は私も苦手ですが、
現代の茶会は正座椅子や、正座クッションも用意されていますし、
男性なら、いっそ胡坐でも、咎められることはないと思います♪

私は一服点てている間に足が痺れて、マヒしてしまい、どうしたらよいのかわからなくなることがあります。(笑)











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