
誰だいこんなところでスプラトゥーンをやったのは!笑
いや、笑い事ではありません。納車後1ヶ月の車に起きてはならないことが起きてしまった。
ボンネットに爆弾が投下されたのです。これはもう事故案件と言っても過言ではない。
鳥のフンを見ると白い部分と黒っぽい部分に分かれていて特にヤバいのが白い部分。
この鳥のフンの白い部分は尿で、タンパク質代謝で発生したアンモニアを尿酸として排泄し、この尿酸が強力な酸性であるため車の塗装面を短時間で酸化させてしまう。
普通の汚れであれば次回の洗車で。となるところ、鳥のフンに関しては訳が違い時間との勝負。ボンネットに酸性ケミカルの原液をぶちまけてくれたようなものだから対処が遅れれば遅れるほどダメージは深刻に!
侵食を早める要素は日照。これまた最悪なことに晴天での出来事で、1時間もたたないうちに塗装への侵食は始まるため間違いなくクリア層はダメージを受けている。
汚れ落ちに定評のあるZEUSで鳥フン本体を除去しても、爆弾投下から既に推定3時間ほど経過しているためシャンプー系などでどうにかなるものではなかった。
どういうことかと言いますと、爆弾撤去後に塗装面を確認すると、クリア層はわずかに変質しマダラのシミが落ちない。塗装ダメージのみならず精神的ダメージも深刻でもう瀕死です。
酸性ケミカルを試すも効果反応はなし。油分除去剤で試みても同じく無反応。
最終手段の研磨の判断です。研磨量を最低限にするためRUPESのUNO PURE(多用途の超微粒子目研磨剤)をチョイス。濃色車の最終仕上げに最適なコンパウンドです。
ポリッシャーを引っ張り出してきてRUPES ultra fine 極細目スポンジバフを取り付け全集中で磨きました。
早くもポリッシャーでの機械研磨をすることになるとは思いませんでしたが、無事にマダラのシミは完全に除去でき、むしろ納車時にゼロではなかった少し気になっていたヘアラインの傷も消え納車時よりも整ったコンディションに!
シミも傷も無かったものには出来ましたが、撥水施工済だったのにボンネットだけが無防備になったため、硬化型グラフェンのコーティングを再施工して作業を終えました。
結果オーライの決着となり一安心ですが、皆さんも鳥フンには十分ご注意ください。先述のとおり鳥フン爆弾には一刻も早い対応が重要ですので、出先で投下されても対処できるよう応急アイテムを車に常備するようにすると良さそうです。
Posted at 2024/06/17 23:25:36 | |
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