悪役顔1

もうすぐこの車ともお別れ。
思えば当時ステーションワゴンを新車で買おうと決めて、「あのワゴンか・・・このワゴンか・・・無理してアレか・・・」なんて、レグナムの存在を知らずに悩んでいた（候補の車種名は伏せます。時期的に察しがつくけど ^_^;）
さんざんカタログを見て試乗して計算した。でもどの車もピンとこない。どれにしようか迷っているというより、購入の決定打を必死にさがしているようだった。好みじゃない物ばかりのバイキングで「どうやってお腹膨らませようか」って気分だった。
とりあえず1台に絞ってみたものの踏ん切りがつかず、友人に相談していたらそこへ彼の兄貴が車で帰ってきた。
レグナムだった。
なんじゃこの感覚はっ！
「ピンときた」どころじゃない。いきなり「こいつ以外考えられん！」になってしまった。
それから今まで、浮気心の余地はこれっぽっちもなく乗ってきた。
部分的には「いいねぇ」と思う車はあっても、そのオーナーをうらやましいと思った事は一度もない。車重に見合わぬ1800NAという所を除けば、どこをとっても自分の好みに完璧だった（当時ヴィエントRというグレードがなかったら間違いなくVR-4を買っていたと思う）
個人的にはやっぱり前期。後期より、ゴツイ中にもシュッとしている感じがするフロントマスクが絶妙（あくまで個人の好みです）
なにより、フォグのスリットがたまらない（かなり洗車しずらいけど）シンメトリな全体的インテリアも好き。
これ程一目惚れの期待を裏切られなかったのは、車に関わらず今までなかった。
好みが別れるデザインなのだろうけど、レグナム乗りにはこの手のオーナー（愛車に対して異常なくらいの愛着や思い入れがある）が多いのは嬉しい事です。