岡山国際カート参戦レポート

７月２２日に、岡山国際サーキットで行われたカートレースに出場しました。

今年は６戦あるのですが、今回は４戦目。
僕は、ＳＧＴと同時開催だった第２戦は欠場したので、３戦目になります。

まずは、前日の練習走行のレポートから。
この日は、３０分枠が２回の練習走行がありましたので、２回とも走ることにしました。
この土日は天気が微妙で、雨が降ってもおかしくない。
しかも、金曜日の夜間から雨が降り始めていたので、カッパなどの雨対策を準備していました。
が、土曜日は岡山市内は空はどんよりしているものの雨は降っておらず、ドライ路面での走行を期待しつつ、出発！！
走行はお昼からなのですが、ピットの場所取りも含めて、朝早くから出発しました。
サーキットに近付くにつれて、空は怪しくなって行き、途中からは雨が降り始めました・・・。これで、ウェット路面での走行がほぼ確実。
９時前にサーキットに到着したのですが、既に多くの場所が確保されており、ギリギリセーフで場所が確保できました・・・。
１回目は１３時２５分～、２回目が１６時５分～の各々３０分となります。
タイヤをスリックからレインに交換したりなど、のんびり準備して、まったりとした時間を過ごしました。
雨も途中で止み、路面は徐々に乾きつつあり、このままだとドライ路面での走行になりそうでした。
１時間には、一部濡れている箇所があるものの、スリックタイヤで問題無さそうなので、再びタイヤ交換。
そして、１回目の走行が始まりました。
１ヶ月半振りのカートは、最初の数周は緊張しましたが、今回の目標は自己ベストを更新して、少しでもトップグループのタイムに追いつくことです。
３０分間をフルに走って、約１５周を走りました。
中盤に、チームメイトが前を走ってくれたので、それに付いていこうと頑張ったのですが、コーナー毎に離れて行きました。
まだまだのようです。
しかし、ここで自己ベストを更新することができました。
１分５４秒台が出ました。
課題も多いのですが、とりあえずは満足のできる走行でした。
そして、２回目。
更なるタイムアップを目指しましたが、思うようにクリアラップが取れず、また気負い過ぎなのか１分５５秒前半は出るようになったものの、自己ベストは更新できませんでした・・・。
１０個のコーナーがあるので、５秒差と考えて、コーナー毎に０.５秒ずつ遅れていることになります。０.５秒ずつって少しのように思うのですが、逆に少しなので、簡単には縮まってくれません。

日曜日も予選が７時４５分と早いので、早々に片付けをして帰宅しました。
日曜日はドライ路面で走りたかったのですが、土曜日の夜半から雨が降り出したので、７時４５分に乾く事は不可能なので、ウェット路面での走行決定です・・・。
実は、濡れた路面って、練習走行で１度走っただけなので、思いっきり不安です。

日曜日は、曇り空ではありますが、雨は降りそうにない空でした。
６時半くらいにサーキットに到着して、早速準備です。
まずは、レインタイヤの準備。
そして、計測器を受け取り、カートに取り付けます。
予選開始３０分前くらいから、レーシングスーツに着替えて、軽く準備運動して体をほぐしていきます。
しかし、緊張は増すばかり。
３０分の間に、２回もトイレに行っちゃいました・・・。

そして、７時４５分になり、１５分間の予選開始です。
濡れた路面なのですが、何台かはスリックタイヤのままで走行していたようです。
しかし、さすがにスリックタイヤでは厳しかったようで、スピンやコースアウトするカートが何台かいました。
レインタイヤって、思っていた以上にグリップしてくれます。
が、どこまで攻めることができるのか、さっぱり分かりません。
とりあえず、スピンしないように序盤は様子見で走行しました。
前を走るカートの水しぶきが霧のようになって、ヘルメットのシールドに水滴が付いて、視界が悪いです。
タイムは２分５秒台が続きましたが、終盤に４秒台、３秒台とタイムアップしていき、最後の周の２分３秒３８５がベストタイムとなりました。
総合２６台中２０位、クラス８台中５位でした。
予想では、クラス７位だったのですが、スリックタイヤの方もおられたようで、ちょっとだけいい順位でした。

その後は、ロードスターやポルシェ、Ｆ４などの予選が行われましたが、路面は予想通りに乾きつつあります。
ということで、またまたタイヤ交換です。
スリックタイヤに・・・。

９時からは、ドライバーブリーフィングが行われましたが、今回の予選でチェッカー後に、２台が接触したと聞きました。
追突した方の１台は、チェッカーを見落としたようで、レーシングスピードのままクールダウンラップ中のカートに追突したとのこと。
このドライバーは、危険行為ということで、予選のラップを全て末梢されるペナルティを受けました。
また、追突された側は、追突した際にカートが飛んで、右リアタイヤから着地したらしく、右リアのシャフトが大きく曲がっていました。
結局、決勝レースはリタイヤになりました・・・。
チェッカー後も気を抜けません・・・。

１０時４０分に、決勝レース進行が始まりました。
ピットから押してグリッドに並べます。
緊張はＭＡＸ！！
喉がカラカラになります。
選手紹介も終わり、いよいよ決勝レーススタートです。
カートは、ＳＧＴと同じようにローリングスタートとなります。
１０時５０分に、ファルケンタワーでグリーンフラッグが振られて、ローリングラップが開始されました。
いつ見ても、逆の立場になると変な感じがします。
ラップタイムの差から判断して、今回のレースも単独走行になることは間違いないのですが、できるだけ前の集団に付いて行くことに集中していました。
１周してきて、メインストレートに戻ってきたら、いよいよレーススタートとなります。
スタートシグナルが、赤から青に変わって、レーススタート！！
一斉に加速して行きますが、スタートラインを越えるまでは追い抜き禁止です。
前との差を気にしながら、加速していき、前の集団に付いたまま１コーナーへ。
前方の１台がスロー走行になっていたのか、１台をゴチャゴチャと集団が追い抜いて行きます。
ちょっとビビッた僕は、ここで既に出遅れてしまいました。
バックストレート通過している時には、前の集団はかなり離れた場所に・・・。
バックミラーで後ろを確認すると、後ろも離れているよう。
１周目で既に単独走行となってしまいました。
こうなると、練習走行と状況は全く同じ・・・。
前の方は、バトルしているんだろうなぁとか思いつつ、周回を重ねていきます。
とりあえず、自己ベストが出るように頑張って走行していました。
８周のレースなのですが、６周目の終盤に総合トップに追い越されました。
今回も、ファイナルラップに入る前に、周回遅れになってしまいました。
そして、７周目が僕のファイナルラップです。
後方をミラーで確認しつつ、自己ベストを目指して頑張りました。
そして、コーナーも残り２つくらいの所で、ミラーに２台が映りました。
このペースだと、最終コーナーで２、３位争いと絡みそう・・・。
でも、行ける所まで行けぇと思い、気にしつつも走行することにしました。
２台は何とか最終コーナーを立ち上がったメインストレートで抜かれ、特に邪魔はしてないと思いますが、緊張しました・・・。
ここで、チェッカーを受けて、３戦目のレースは終了しました。

チェッカーを受けた順位だけでいえば、４番手！！
実際は、２０番手なのですが・・・。
でも、オフィシャルには手を振って応えましたよ。結果が結果なだけに、かなり恥ずかしいんですがね。

今回のレースでのベストタイムは、１分５５秒９３５で、昨日の練習走行よりも１秒も遅かったです。トップグループは、４９秒～５０秒でした。
チームメイトが、２位と３位に入りました。
かなりのバトルを繰り広げていたようで・・・。
今回は、僕らのクラスも仮表彰があるとのことで、久々にシャンパンファイト！！
早くあそこを狙えるレース展開がしたいです・・・。

終わった後は、さっさと帰宅準備をして、本表彰までの時間を過ごし、本表彰が終われば、いつもの焼き肉屋でお疲れ様会ｗして、帰宅しました。
チームメイトの賞金で御馳走になるんですが、チームクルーの人らはいいいけど、僕はかなり肩身が狭く感じますよ・・・。

さて、今年はスプリントが２戦、耐久が１戦を残すのみとなりました。
スプリントは次回は、９月１日にスーパー耐久のサポートレースとして行われますが、ぼくは仕事のため欠場となります。
ということで、次回は１１月の３時間耐久になりそうです。

あっ、８月に岡山国際サーキットのミニコースで行われるカート耐久レースに出場することが決定してました・・・。
８月１９日に行われます。
とりあえず、カートの基礎を学びたいと思っていたので、いい機会になればと思っています・・・。