ナイスカットG 壊れた...(lll ̄□ ̄) の続き
コーヒーグラインダー、カリタ製 ナイスカットG DIY修理のお話しです
5年ほど前に購入し毎日使っていましたが、ある日突然壊れたので、
DIYで修理しました
⚠️分解修理は、危険ですので自己責任でお願いします
■症状
電源スイッチをオンすると、ヒューズが飛び停止する
豆が詰まっていないのに、電源スイッチをオンするとヒューズ飛びまくりです
■考えられる原因
モーター軸受けのベアリング不調
モーターブラシの寿命
モーターコイルの絶縁性能低下
電源基板の故障
■取り合えず、分解修理Go!!!
・モーターの脱着
台座背面のネジ6本を全て外す
台座背面の蓋を開け、緑、赤、黒のモーターへのリード線を外す
モーター背面の黒いネジ2本を外す
モーター脱着
・モータ分解、コイル、ブラシ、ベアリングの確認
モーターカップ上側に貼られている銀色テープの下にある溝を、マイナスドライバーでこじり開ける
コイルは6個あるので
断線とか極端にインピーダンスが低下しているコイルがないか確認し、異常があれば残念ですがインオペ!!!
テスターでインピーダンスを測定した結果、問題なさそう
次に、モーター軸を支えているベアリングを確認したら
モーター背面側の軸を支えている方に引っ掛かりが...
一応、回転するので様子見...
(後ほど、これが原因であることが判明)
ブラシは十分残量あり
・汚れが酷いので、CRCエレクトロニック クリーナー で洗浄
ガッツリ真っ黒なカーボン紛が取れました
電極間の溝に溜まったカーボン紛も除去
こんなことして良いのか...
1000番のやすりで、電極とカーボンブラシを磨き上げました
ピカピカ!!!
・コイルを再確認
コイルの外観を見る限りでは、焼けたような変色はなく問題なさそう
・これが原因か!!!
洗浄後もコイルのインピーダンスを測定したら
インピーダンスが増えている!!!
カーボン紛により絶縁性能が低下していたのか???
これで、電流が減るハズ
(後に、これが原因でないことが判明)
・組んで様子を見ることに
ブラシはバネで押し出されるため針金で作成した治具で固定
ブラシを
モーターカップに嵌めてから 治具抜き取ってブラシを電極にジョイント
この作業が一番面倒...失敗して何回もやり直し
(ボール紙で治具を作ったり、糸でブラシを押さえる方もいる)
組んでスイッチオン
あれ、数秒でヒーズ飛び停止
絶縁性能低下が、原因では無かったのか!!!
諦めかけたが...気を取り直し
動作させて原因を探ることに
が、ヒューズが飛んでしまうので
禁じ手を使うことに!!!
一時的に、ヒューズを規定の3A→5Aに変えて
注意しながら動作することに
おおお!!!
ヒューズが飛ばないぞ
ていうことは、3A~5Aの電流が流れているのか...
モーターの過熱に注意しながら、数秒間隔でオン・オフ繰り返し
う!モーター背面の軸受辺りが温かい
(臍のように盛り上がっている箇所)
やはり、様子見したベアリングが悪そう
コイルを取り出して確認
コイルは暖かくない
軸は暖かい
ベアリングから発生した摩擦熱だったことを確信
ベアリングは流通品の
NSK 629Z なので入手できそうだが
簡単に外せるのか???
色々やってみたが外せない
誰か教えて下さい
再度 組み上げて暫く動作していたら
急に動作が
パワフルに↗↗↗
(引っ掛かっていたものが取れたような)
モーター背面の軸受辺りも暖かくない
ヒューズを規定の3Aに戻して動作
おおお!!!
ヒューズ飛ばない
ベアリングが問題だったことを再確信
再度、バラしてモーターを手で回したら
スムーズに回転するようになった
ベアリングは交換してないが注油して組み上げて完成に!!!
再発するならばベアリング交換か…
でも、外し方が分からない
ベアリングプーラーなるものを使うらしい
やっと豆を挽いて
至福の時間を
迎えることに...
ご覧いただき、ありがとうございました
では (^_^)y-~~~
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コーヒー | 日記
Posted at
2023/03/11 12:30:23