
さてさて、ようやく納車されました!!!
YAMAHA MT-10 SP!!!
いや〜、長かったです。
2015年のミラノショーで発表。
一目見た瞬間に、
「カックイイー!!!」
早く国内導入しろ〜と念じ。
そして1年後に上級モデルの「SP」が欧州で発表。
ハイテク装備満載 & R1Mを彷彿させるカラーリング!!!
「超〜カックイイ…」
「逆車でも良いから、まだ出ないのかっ!!!」
と段々怒りに変わってきました。(笑)
そして、今年、、、
遂に国内発表!!!
バイクショーで実物と対面し、跨りました。
ヤマハの開発者の方と1時間以上にわたって色々聞き出し(笑)
そして購入を決意!!!
いや〜、ホントに長かったです。(笑)
このバイクを買おうと思ったポイントは、
●デザイン。
●クロスプレーン型エンジン。
●最先端のハイテク装備。
●軽量な車重。
●ハンドリングのヤマハ。
スーパースポーツのYZF-R1/R1Mのエンジン、シャーシ、各種装備を使っています。
高回転型エンジンを、ストリートでも扱いやすくするために、低中速よりトルクを発揮するセッティングになっております。
車体もネイキッドモデルの為、アップハンドルで長距離も快適です。
納車してから約500kmほど走りましたので、感想をお伝えしたいと思います。
●デザイン
すごく″メカメカ″しいというか。
一言で言うなら、「トランスフォーマー」ですね。(笑)
好き嫌いハッキリ分かれると思います。
さすがデザインのヤマハ!!!!
私はハートにド真ん中でした。(笑)
●クロスプレーン型エンジン
これですよ!!これです!!
尊敬するライダー、ヴァレンティーノ・ロッシがヤマハと共同開発したエンジンです。
MotoGP直系マシンYZF-R1/R1Mに搭載されているエンジンです。
詳しい構造などは、私もよくわかりませんので、、、(笑)
特徴やメリット、デメリットなどは下記で詳しく解説しておりますのでご覧ください。
簡単に説明しますと、直列4気筒エンジンなのですが、まるでVツインやV型4気筒のようなサウンドとフィーリングを味わえるエンジンです。
サウンドも非常に独特でアイドリング時には
「ドコドコドコドコドコドコ。」
ハーレーのような鼓動感あるサウンドがします。
バイクという乗り物は不思議でして、この「鼓動感」があるとすごく楽しくなるんですね!!!
人間の本能的な部分なのでしょうか、、、?? 不思議です。
低回転域、低速域は、この鼓動感を感じて走るのがすごく楽しいです。
メルセデスもそうなのですが、速く走ることだけが楽しいのではなく。
チンタラ走っても、楽しいマシンが好きですね。
エンジンも様々な表情があります。
私のはまだ慣らし中なので、一足先に乗った試乗車で試しました。(笑)
一番スポーティなモードで4,000回転以上回すと、トルクが2倍くらい上乗せしたような怒涛のワープ加速をします。
「ドコドコドコ」から「シューン!!」って感じですね。
同時にエンジンサウンドも変わります。
例えるなら、、、
マツダの「RX-8」のロータリーのような、非常に滑らかなフィーリングです。
全くノイジーな部分がないので、ついつい下のギアで引っ張ってしまいます。
「3速だと思ったら、2速だった!?」
ものすごく速いのですが、不思議なことに恐怖感をあまり感じません。
このモデルの弟分である「MT-09」。
3気筒 900ccなのですが、逆にこちらの方が恐怖感を感じました。
逆にクロスプレーンの特性なのか、1,500回転以下はトルクがスカスカです。(笑)
ウチの45のエンジンみたい、、、(笑)
前乗っていたCB1300のように、リッターバイクの特権である「半クラでクリープ」が出来なくなっています。
「アクセルをチョイ回し & 半クラ長め」が必須です。
●最先端のハイテク装備
●カラー液晶型メーター
まるでiPhoneのようです。(笑) 保護カバーも貼りました。(笑)
カラーだけあって、非常に見やすいです。
カーナビのように「昼モード」、「夜モード」がセンサーで背景色が自動で切り替わります。スゲ〜、、、
またハンドル右側にある、ダイヤル式スイッチで簡単に操作できるのがいいですね。
欠点はガソリン残量が非常にアバウトなところですね。
あとは使い方を覚えなければっ!!
●エンジンモード切り替え
モードは"A→B→C→D"あります。
「A」最もスポーティで、トラコンの介入が少ない。
「B」程よくスポーティ。トラコンの介入も多くオールマイティで使える。
「C」ツーリングモード。基本のノーマルモードですね。
「D」レインモード。トラコン制御が100%!! これでも十二分に速いです。(笑)
●トラクションコントロール
エンジンモードと同時で切り替わりますが、自分で好みに切り替えることも可能。
素人なのでどこでトラコンが効いているのか、さっぱりわかりません。(笑)
●電子制御式サスペンション
オーリンズ製でYZF-R1Mに搭載してるものと同じです。
私がSPを選んだ最大の理由がコレっ!!!
こちらも上記と同じくエンジンモードと同時で切り替わりますが自分で好みの設定も可能!!
まだ慣らし中なので、コンフォートモードのみですが。
乗り心地が"バラシース"に良い!!! 特に高速道路がものすごく快適です。
シャーシの剛性も高いので、「柔らかい」というより「いなす」感じです。
メルセデスやBMWと同じく初期入力が柔らかいのですがある程度まで行くとしっかりダンパーが支えるので、安心感の高い乗り心地の良さです。
「もうクルマか!!! 本当に!!!(笑)」
慣らしが終わってからのスポーツモードが非常に楽しみです!!!
●スロットル・バイ・ワイヤー
スロットルからのワイヤーがない、、、??
ついに二輪もこの時代に来ましたかっ!!!
もうスロットルレスポンスが鋭くて、鋭くて、、、
ただ、ノーマルモードだと緩やかになってくれます。
●クイックシフター (シフトアップのみ。)
これが最高に気持ちいいです。
クラッチを握らず、アクセルも戻すことなくギアが"スコスコ"入って加速する感じ!!
まさにMotoGPマシン!!! こんな加速感がバイクで味わえます。
ホント楽しいー!!!!
●クルーズコントロール etc...
もうクルマか...!!!!(笑)
これは本当に便利です!!! 今年一番感動しました。(笑)
高速道路が本当に楽チン & 快適です。 バイクにクルコンは必須アイテムですね!!!
あと10年くらいしたら、メルセデスみたいにディストロニック化するんですかね、、、(笑)
●ハンドリングのヤマハ
ヤマハといえばハンドリング!!! MotoGPでもヤマハの強さでもあります。
では市販車ではどうか、、、?
車体がものすごく軽いので、意のままに曲がれます。
またクロスプレーンの特徴である慣性トルクがなく、トラクションが非常に高いので恐怖感なくスロットルを開けながらコーナーを走る快感があります。
●最後に
興奮のあまり尋常では無い長文になってしまい、申し訳ありません。
エンジン、軽量化、電子制御など、10年間でここまで進化するとは本当に驚きました。
また憧れのYAMAHA、ヴァレンティーノ・ロッシ、そしてMotoGP。
ここまでフィードバックされた市販車に乗れるとは思ってもみませんでした。
事故なく、末長く乗っていこうと思います。