朝からヒマだからググってみたらあった!!
ワカケホンセイインコ
アフリカ中部からインド近郊にかけて生息する
ホンセイインコの亜種
ワカケホンセイインコ (別名:ツキノワインコ)
英名: Rose-ringed Parakeet
学名: Psittacula krameri
中文: 紅領綠鸚鵡
分布
インド、スリランカ
元々はインド・スリランカ原産です。現地では、農作物を荒らす害鳥ということもあって、安く輸出されていたものが大量に入ってきたようです。セキセイインコなどより大型で、分類としては中型インコに入る。色は緑一色(役満ではない)だが、バリエーションとしてホワイト、ブルー、イエローなどもある。
名前の由来である「ツキノワ」は、オスの首の周りがオレンジで縁取られるところからきているが、ごくまれに成鳥になってもなかなか「ツキノワ」が出てこないオスがおり、生まれて2年くらいまでは安易に断定はできない。
競合する種がいなかったこと、非常に適応能力が高かかった、そして冬を越せるだけの耐寒性があったことなどが定着の要因として考えられる。
特定の木に集まり集団を作って眠る習性があり、多いときには数百羽になるようです。樹木の実や花、芽を食べます。寒さにも強いため、ペットとして入ってきたのが、かご抜けや不法放逐で野生化し都心部では大群を見ることもある。
群れを成している場所で有名なのは、東京の大岡山や新宿御苑,、明治神宮などがあるが、その他の地域でも繁殖している模様。どんな生き物にもいえますが、もともと日本にいない生き物を絶対に野生化させてはいけない。
夕方になると、数百羽もの緑色の鳥が「キュラ キュラ」と鳴きながら、東京都目黒区にある東京工業大学大岡山キャンパスのイチョウ並木に集まってくる。緑色の体と赤いくちばしがよく目立つ。
一九七〇年ごろから世田谷区近郊で見られるようになり、近年では東京都西南部を中心に約千羽が野生化、繁殖しているほか、神奈川や愛知、京都、広島などでも繁殖の報告がある。昼間は数羽から数十羽の小さな集団をつくり、公園で樹木の花や実、葉などを食べ、夕方になると数十羽から数百羽も集まり、特定の樹木に集団でねぐらを作る。
一般にペットとして外国から輸入された鳥が、日本の野外に定着することは難しい。しかし、この鳥は三十年以上もかけて数を増やし、定着した。
だが、ここまで数が増えると、樹木や農業への被害とともに、在来の生態系への影響が心配される。例えば、この鳥はサクラの蜜(みつ)が大好物であるが、それを吸うために大量の花をむしりとってしまう。また、強力なくちばしで幹に穴をあけたり、あるいは新芽や実を食べてしまったりと樹木への影響は大きい。
数百羽ものインコが飛び交う光景は圧巻ではあるが、日本の風景とはいえないだろう。
Posted at 2014/04/28 07:14:36 | |
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