
前戦のスウェディッシュ・ラリーが終わって、すぐに開催された、この「ラリー・ノルウェー」。ノルウェーといえば、ペター&ヘニングのソルベルグ兄弟の祖国です。
ここのところ、ちょっとずつ調子が上向いてきているペター・ソルベルグ。今回は母国ラリーということで気合の入り方が違うことは想像に難くありません。
オープニングステージとなったSS1で、ミッコ・ヒルボネン(フォード)がトップタイム。マーカス・グロンホルム(フォード)が11.2秒差で2位。3位は0.4秒遅れのヤリ-マティ・ラトバラ(フォード)、4位がセバスチャン・ローブ(シトロエン)となりました。
その後、レグ1はSS8で終了。ミッコ・ヒルボネンが首位をキープ、2位にマーカス・グロンホルムがピタリとつけます。3位にはジリジリと差を詰めてきたセバスチャン・ローブ。4位にはペター・ソルベルグ(スバル)が上がってきてます。
レグ2のスタートSS9では、またもやミッコ・ヒルボネンがトップタイム。2位のマーカス・グロンホルムとの差をちょっと広げました。
そして、波乱はSS12。なんと、
あのセバスチャン・ローブがコースオフを喫して大きくタイムを落としてしまいます。4位につけていたペター・ソルベルグが3位に浮上です!しかし、2位のマーカスとは3分以上の差があり、逆転は絶望。ポディウムフィニッシュが至上命題となります。
日が変わって、レグ3。最初のSS15で、ペターはタイヤ選択に失敗して、4位に後退。替わって3位に立ったのが実兄のヘニング・ソルベルグ(フォード)。残るSSは「3つ」。
結果...ペターは兄を捉えることができずに4位フィニッシュ。
フォードは、1位ミッコ、2位マーカス、3位兄ベルグと、表彰台を独占!しかも、ミッコはSS1から一度も首位を渡すことなく、マーカスを押さえ続けての完全優勝!WRC2勝目です。
2人のフライング・フィンの活躍は、今年どこまで続くのか!楽しみです。
Love WRC People!(トラックバック・ピープル)にTBしています。
Posted at 2007/02/19 22:09:06 | |
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