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2008年11月28日 イイね!

AT修復完了!

AT修復完了!かれこれ1ヶ月半ぶりのブログです。久々に10時前に帰ってきました。
完全に人手が足りないのが明らかですので、上司が色々と考えているようですが、事、人の話となるとすぐに対応するのが難しいのが会社と言うもの。もうしばらくは耐え忍ぶ日が続きそうです。

さて先週の水曜日にようやく愛車がATの修復がなって復帰しました。
結局、トータル的に各種強度の見直しを行った結果、修復に要した期間は2ヶ月に及びました。
破損の主因はトルクコンバータが膨大なトルクを受け止めきれずに開いてしまったというもの。つまりATのブローです。
トルクコンバータと共に変速のバンドにも負担がかかっており、コンバータのブローと共にこちらも断裂。聞くところによればローギアで走れただけでも儲け物だったようです。

弱点がこのトラブルにより明るみになりましたので、その部分を中心に徹底的に見直し。
①トルクコンバータの強度と負荷分散を図るATへの加工処置
②バンドの強化(Z32用 → ステージア用を加工してインストール)
③カラーなどをターボ用のものに変更
④ATFクーラー増設による熱対策とATFライン圧の変更

これらの処置を施しました。
ショップと下請けのAT屋だけでは解決しきれず、ATの修理&検査会社やパーツの適合ではどうやらジャトコ(日産車のATメーカー)まで巻き込んだようで、最終的にFF用ATとしてはこれ以上強化できないレベルまで、あらゆる手を尽くした強化ATとなりました。

バンドはAT用としては最も強度のあるステージア用を本来なら幅、長さとも全く合わない為、使えないところをATの修理&検査会社が使えるように幅・長さともカットするというワンオフ加工で流用。トルクコンバータへの負荷分散を図る各種処置も合わせて実施。色々こうした手を加えた結果、ATのフィーリングが大分変わりました。

「もうこれ以上強化できね~ぞ」と言われましたが、ゼロヨンやキックダウンのようないわゆる『急』とつくようなことをやらなければ強度的には問題なしとのこと。
熱もFFは元々筐体が小さいところにデフがATと一体になっている為、FRと比べて熱を持ちやすいので、もう一基ATFクーラーを増設することとなりました。
ほとんど組み直しになってしまったので現在、慣らし運転中です。

写真は修復と同時に右フロントグリルの後ろに熱対策として導入したSetrab製の13段ATFクーラー。一見、小さくて放熱量が足りないんじゃないかと思うかもしれませんが、国内メーカーが出している通常のATFクーラーと比べてコアの目が倍近い細かさになっている上に、厚みが2層か3層のラジエータ並であるため、1万キロカロリーオーバーの放熱量があります。レースなどでもよく使われているそうで、実際の実力は普通のATFクーラーの20段相当ぐらいはあるかと。

あまり大きくし過ぎると今度は冬場にオーバークールとなって、50度を下回るとオーバードライブに入らなくなってしまうなど、問題が発生してしまうので、バランスを考えるとこの辺りが丁度落としどころ。水冷式にできればもう少し大きくすることも可能ですが、物理的に水冷システムを導入できないため、近日中にこのコアの前に小型の冷却ファンを取付し、ある一定温度以上になった際、ラジエータのようにクーリングシステムが作動するようにします。
Posted at 2008/11/28 22:54:21 | コメント(6) | トラックバック(0) | チューニング | クルマ

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