キー抜き忘れ警報の解除
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
←こんな形のキーの場合の話ですが
「キー抜き忘れ警報」として、エンジン停止状態でキーをつけたままドアを開けるとブザーが鳴る機能があります。
でも、キーのリモコンを使ってドアロックするのが習慣なので、うるさいだけで不要な機能です。
「キー閉じ込み防止機能」というのもあって、取説によればこちらの方はディーラーで解除できるみたいですが、これを解除すれば抜き忘れ警報も解除されるのかどうかは定かではありません。
またできたとしても、元に戻すにはもう一度ディーラーのお世話になる必要があります。
2
キーが挿入されているかどうかの検出を止めればブザー警報が止まるのではないかと考え、実施してみたところうまくいきました。
ただし、ギアをバックに入れたときのブザー音も停止します。なぜこういう設計になっているのか不思議ですが、このキー挿入信号(キー有りで12V)の代わりに、後退時に12Vになるリバース信号を接続し、後退時にはブザーが鳴るようにしました。
ステアリングコラムのカバーを固定しているネジが見えるまでステアリングを切り、このネジを外します。
逆方向にも切って、もう1本のネジも外します。
3
チルト/テレスコピックレバーが邪魔になるので下げておきます。
4
コラムカバーは上下が嵌っているだけなので、上と下から引っ張って分離します。
ロック機構はありません。
5
キー挿入口に一番近い矢印で示したコネクタに、キー有無の検出スイッチがつながっています。
白地に黒ラインの線材には常時12Vが来ており、黒地に白ラインの線材はキーなし時0V、キー挿入時12Vになります。
6
黒/白の方の線材を切り、コネクタから切り離された方にオスのギボシ端子を圧着します。
逆側にメスのギボシ端子をつけましたが、これはキー挿入信号を別の用途に利用するためのもので、今回の目的には使用しません。
7
リバース信号は運転席足元にある15Pのオプションコネクタの中にあります。
既にナビに接続していますので分岐して取り出し、キーのところまで引きます。
8
紫/白がリバース信号で、黒/白の線材に付けたオスのギボシ端子に接続します。
緑は今回の警報解除とは無関係の、別の用途に使用するキー挿入信号です。
キー信号を切り離してバック時のブザーが停止したことから、走行中にシートベルトを外したときのブザー警報もこれで止まるのではないかと期待しましたが、・・・・・・しっかりと鳴りました。
キー閉じ込み防止機能は働きませんが、普通に使っていて不都合な点はありません。
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