随分引っ張ったネタでお待たせしましたがやっと最終章です。
アレから何度か担当の方と大人のメールやり取りをして、返品手続き返金等順調に終わりました。
皆さんも知りたい原因は・・・
いってみよ~!
[担当者よりメール]
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○○様
お世話様になります。
この度は、ご迷惑及びお手数をお掛け致しまして誠に申し訳ございません。
また、ご返金につきまして確認のご連絡を頂きましてありがとうございます。
本日、代理店様に○○様へのご返金につきまして確認をお願いし、まだご返金の処理がされていないようでございましたら早急に返金処理を行って頂くようにお願いしております。
申し訳ございませんが宜しくお願い申し上げます。
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一部割愛
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それからロックリング破損の原因につきまして確認が取れましたので、遅くなり申し訳ございませんが、ご報告させていただきます。
原因について・・
今回、破損致しましたロックリングの破断部を詳しく確認致しましたところ、破断の直接原因となりました亀裂(アルマイトが付着した亀裂)の亀裂溝幅が非常に細く、破断面が整っておりますことから、外的な圧力や衝撃等により生じる炸亀裂(引き裂かれた痕跡)ではございませんことから、弊社にてロックリング形状に成形加工いたします際に生じた亀裂ではないものと判断されました。
以上の見解を前提に素材の生産過程における原因について確認致しましたところ、素材の原材でございますアルミ製引抜き成型管(アルミパイプ)に不備があったものと確認されました。
このアルミパイプは製造時、型による引抜き成型を行い、2m程のアルミパイプに仕上げ、このアルミパイプを切断し輪切りにした状態のものが素材となります。
上記のアルミパイプは溶解したアルミ原料を冷却しながら高圧で抜き型に流し込みながらパイプ状に引抜き、成型するのですが、最初に原料を型に流し込む際、初期の加圧不足から、どうしてもアルミパイプの先端にシワ状にエアーが混入してしまいこのシワが成管後に亀裂状となって現れてしまいます。
通常、この先端部分は赤外線の透視検査後にシワが確認された部分を切断し廃棄処分されるのですが今回、検査不備により、この先端部の素材が混入してしまったことが原因と確認されました。
今後の対策について・・
先日、○○様よりご連絡を頂きました後、早急に弊社にございます製品在庫及び加工途中の素材を検査いたしましたところ、同様の不良は確認されておりませんことと、既に販売しております製品につきましても同様のお問い合わせ等がございませんことから、突発的に発生したものと考えられます。
○○様におかれましては多大なご迷惑をお掛けいたしまして心よりお詫び申し上げます。
今後は再発防止策といたしまして、素材の生産過程における透視検査の徹底と弊社での加工過程におきましても検査の徹底を行い再発防止に勤める所存でございます。
簡略ではございますが、ご報告とさせて頂きます。
この度は大変にお手数とご迷惑をお掛けしました事につきまして重ねてお詫び申し上げます。
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以上、原因究明及び今後の対策等についての回答が届きました。
内容的には納得する部分と、本当か?って疑う部分も多々有りますが、いちユーザーに対する回答としては頑張ったんではないかと。
今回のようにネット上に出てこなければオープンにされない情報もあるわけで、
『突発的に発生したものと考えられます。』って事が、メーカーの逃げの部分かなと思わずにはいられません。
しかし、自分で納得いかない最初の電話対応については最後のメールで確かめる事に・・・(謎)
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㈱モーデックスアルファ・バーディークラブ事業部
担当 : ○様
仕事の都合でメールが遅れましたが、○○様より商品代金の返金が有り口座にて入金確認も済んでおります。
最後になりますが、今回の件で車高調及び販売メーカーに対する考え方も少し改めました。
ロックリング破損時に最初に電話対応された、バーディークラブ事業部「○○○さん」という方が状態説明後に『取り付けはどこでされましたか?』、『車高はどこで調整しましたか?』と聞かれ一方的にこちらのミスのように言われました。
ロックリングの破損も聞いた事も無いと言って、しかも一切謝罪の言葉は有りません。
2度目の電話でも、アルマイト加工の部分を説明しましたが片側だけ送ってくれとの事なので、こちらから全部送り返すむね伝えて、交換工賃・商品返品も質問しましたがすべて無理だといわれました。
もちろんここでも謝罪の言葉は有りませんでした。
何が言いたいかはお分かりだと思いますが、沢山の車高調の中からバーディークラブを選び今回は残念な結果になってしまいましたが最初の電話対応で非常にがっかりさせられた事が、商品返品しようという気持ちに直接繋がりました。
今後の御社の顔とでも言うべき窓口対応、また再発防止策等に期待しております。
返品手続き及び原因説明等ありがとうございました。
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このメールを送って最後の担当者の対応を確かめてみたのですが・・・
意地悪じゃなくて、正当な確認ですから(爆)
コレにはレスポンスが良かったです。
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○○様
お世話様になります。
入金についてのご連絡を頂きまして誠にありがとうございます。
この度の一件で多大なご迷惑及びお手数をお掛け致しました
ことにつきまして心よりお詫び申し上げます。
また、最初の段階での弊社窓口の対応につきまして大変な
ご無礼がございましたことにつきましてもお詫び申し上げます。
今後、製品不良の再発防止はあたりまえの事と致しましても、
窓口での対応面につきまして、このようなお叱りが二度と起こら
ないよう、再発防止に取り組む所存でございます。
最後になりますが、○○様には大変なご迷惑をお掛け致し
ましたこと、重々お詫び申し上げます。
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今回、車高調トラブルの一件は解決するまで1ヶ月以上掛かりましたが、個人的に良い経験になったと思っています。
社外部品を付けるリスク等通常ではあり得ない事も起こる訳で、ユーザー側でも有る程度の知識がないとメーカー対応もかなり変わってくるなって感じます。
最初の対応以外は、誠意の有る対応で回答も納得させられるものでしたから!
それだけに電話対応の悪さがメーカーイメージを落としてしまったんですがね。
<(;´д`)>トホホ
しか~し!これからも車弄りは辞められないし、大好きなのでボチボチやりますがね(笑)
最後になりますが『K-car SPEC DAMPER』に対する個人的な評価は、ほとんど走行していないのと車高もいじってないので
☆☆☆☆☆がつけられません!
『突発的に発生したもの?』を運悪く引き当ててしまって、場合によっては命を預ける商品になる部分にしては、自分には合わない製品だと思ったので(爆)
ただしメーカー対応には
★★☆☆☆って感じですかね。
長くなりましたが、最終章でした。