目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
家内と1台の車を大事に乗っているのですが、家内は背が低く(私もそんなに高くないのですが)、バックするときにサイドミラーが見にくいと言っているので、バック時にミラーが下降するユニットを取り付けることにしました。
商品は、パーソナルCARパーツさんの、「リバース連動ドアミラー下降ユニット」です。
左サイドミラーにつながるコネクタは左フェンダ付近、リバース信号の取り出しは右のヒューズボックス下にあります。
装置はハンドル下に設置することにしたので、左サイドミラーのコネクタにつなぐ線4本は、40cmほど延長しました。
2
コネクタ部分を拡大表示したところです。
2つのコネクタが重なって取り付けられているので、手前の長細いコネクタを外し、次に目的のコネクタを外します。
3
このコネクタには15、6本の線がつながっています。この中から、ミラー上昇信号線と下降信号線を見つけ出さなければなりません。しかし、コネクタは下向きに接続されているため、テスターのテストリード線をうまく当てることができません。へたをすればショートの危険もあったため、別の場所で調べることにしました。
4
それがドアに設置されているコネクタです。
ドアの内張りの剥がし方は私の「デッドニング♪」をご覧いただくか、他の方の記事を参考にしてください。
拡大図の赤矢印のコネクタが、車内のコネクタとつながっているので、ここで一つひとつ信号の確認をしていきました。
すると、一番上の「緑」が上昇、次の「オレンジ」が下降であることがわかりました。
ということは、画像3に写っている「緑」と「オレンジ」がそれにあたるわけです。しかし、ここで「オレンジ」線が2本あることに気がつきました。実は、画像3の一番手前にある「オレンジ」線ではないのです。その奥に「ピンク」線の後ろにかすかに見えているのが目的の線ですので、お気をつけください。
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装置からの線をミラー上昇信号線に接続したところです。
「緑」線をカットし、装置の「茶」線をドア側の線に、「青」線をコネクタ側の線に接続します。
6
次は、装置からの線をミラー下降信号線に接続したところです。
「オレンジ」線をカットし、装置の「緑」線をドア側の線に、「黄」線をコネクタ側の線に接続します。
ギボシなどでスマートにつなぎたかったのですが、なにしろ狭くリード線も短いので、エレクトロタップでつなぎました。
7
リバース信号線は、ヒューズボックス下にあります。
ヒューズボックス下には3列の大きなコネクタがあります。その中の一番下のコネクタです。写真は、撮影用に上の2つのコネクタを外しています。
赤矢印の爪を押しながら、ノブを手前に引くと外れます。
このコネクタの「緑」線に装置の「オレンジ」線を接続します。「緑」線は切断しません。割り込ませるかたちです。
8
アースの「黒」線は、ボディの金属部分に接続します。
バッテリー電源は、このコネクタの「ピンク」線から取りました。
他にもヒューズボックスや、予備コネクタから取る方法もあります。
さてと、エンジンをかけてギアをバックに入れると、「おぉ(^O^)」、ミラーが下がる!
そして、Pポジに戻すと約7秒後に復帰。
復帰しないうちにエンジンを切っても、しばらくするとちゃんと戻ってくれます。
常時通電しているのでバッテリーは食いますが、まぁ微々たるものでしょう。
下げる角度調整もできますが、私は標準のままにしました。
不意に後方に人などが現れたときに、下げすぎていると見えない恐れがありますから。
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