※投稿につき、長過ぎたためか、『パラメータが不正です』との表示が出ました。
そのため、3分割にしました。
ずっと行きたい場所がありました。
このみんカラ上では、しばしばブログに出てくる名所なのですが、実は20年近く前に、当時金沢支店勤務だった友人宅へ、私を含めた友人数名で会いに行きました。
飲み食いは夜を徹し、翌日はこの地方の名所巡り。
兼六園、金沢城、誰かの神社、どこかの温泉・・・
その中の1つ、立派な洋館・・・?
「入れば分かる」
それが

※当時、こんな手段はありません
どこに連れて行っても、すぐ退屈するコイツを黙らせるには、ここをおいて他にあるまいとの配慮だったのかもしれません。
半分正解、だが違う。
こんな所・・・一人で来て、籠もらなければ意味がない!
再来を予期しつつも、時は流れ早や20年(弱)・・・
行こう。
今をおいて、他に無い!!
神の教えを乞う者、誰もが聖地巡礼を目指すもの。
参拝には、正装で臨みましょう。

正装

「と、遠いのぅ・・・」

下道で行くなら、揖斐川町から徳山ダム経由で北上1択でしょう!
「・・・下道!?」
※さすがに時間の都合上、安八スマートインターチェンジまでは乗りました。

朝6時出立です。
予報では、曇のち晴れ・・・曇り過ぎてない?

途中画像がありません・・・揖斐川町のコンビニにて。
朝飯といきますか!
もちろん平日につき、多少の通勤渋滞もありますが、その多くは南下(大垣市方面)、私は北上。
こうして均衡は保たれるのです。

福井市に入った頃には、快晴です。
『性格は湿っぽいが、晴れ男』の面目躍如です。

新緑が眩しいと言って良いでしょう。
ひた走って約4時間(途中、休憩で30分くらい浪費)、ついに・・・

生きて辿り着きました・・・
ここまで・・・もー、機関絶好調でした。
ミッションも、オイルが馴染んだのか、イクセルが本当に効果あったのか、今更ながら、単にミッションのクセを掴んだのか、ほとんど悲鳴を上げることもありませんでした。
人の慣れとは恐ろしいもので、ピロ足、不快感を感じなくなりつつあります。
限界は高いかもしれません?やはり動きは良いように思います。
フロントに荷重を入れたり抜いたりするだけで体勢が変えられるようになってきました。
動きが良いが故に、大きなギャップでダイブ、道路にアゴを擦るようなことが増えました・・・(〜〜 ;)
さあ、早く御本尊たちにお目見えしたい!

外にも当時物達が出迎えてくれます(残念、電話機はありませんでした)。

受付にて「そこのエスカレーターで上がっていただいて、3階からご覧ください」
3階から・・・見なければならないのか?
いや、郷に入れば郷に従え、それはむしろ最善策と見た!
ンゴンゴンゴンゴ心なしか、懐かしいノイズを放つエスカレーターに立つ。
館内では、どこかオイル臭い、あるいは鉄板臭い、独特の空気が味わえます。
「空気清浄されていないのか!」
などと喚くようでは、信者失格です。

最上階に到達。
※投稿後チェック、すみません、2階でした。
(><)

お出迎えは、SR311!
これは贅沢!ハナから縁起がエエわいな〜

そうそう!
ここは車のみに留まらず、トイレの揃えも良いのですよ!

どの国でひけらかそうかな!?ハハハ

どうせドイツがジャストフィットですよ・・・

トイレから出たら、マキシマがお出迎えです。
・・・辛いお勤め、ご苦労さまです・・・

F30(だったかな?)レパード、タミヤのプラモデルでよく作りました~
奥の2台はオーテック・ザガード?
日産とカロッツェリア・ザガード(イタリア)が共同開発したそうです。
・・・掲示板があって、それも撮影していたのですが、途中で『車両案内の文章の転載転用、商用販売を固く禁じます』の一文が入っているのに気づきまして・・・
ザックリ書くまでに止めておきます・・・

やはりハチマルキューマルが熱いのか!

改めて、愛くるしいスタイルです。
彼ら快さんのブログを読んでいれば、出来も良い車だと分かりますね(めちゃくちゃ燃費良いし)。

この頃の三菱車の味わい深さを感じます。

エンジンにまで名前が付いている、エンジニア冥利に尽きるでしょう。

リトラーズ!よっ!待ってました!!

切り込み隊長は、AW11。

前期限定レア物『ムーンルーフ』装備!
実は私、カローラの前にAW11前期の、同じくムーンルーフ付きに乗っていたのですが、このムーンルーフ、絶妙に便利でした。
開く高さの割には、換気効率が思いの外良い、意外と雨も降り込まない!
今のように“複数台所有”なんて考えられたなら、取っておいたのに・・・

なんとGTOのヘッドライトは、角目4灯の片方が付いていました。

リトラもいろいろ、汎用2灯でも、角目あり丸目あり、FDのライトは車種別オリジナルの物だと、初めて知りました。
展示車だけかな(完全フルオリジナルとは限らないところが、この博物館の親しみやすさです)?
あれ?S12は?ガゼールは!?
日産め、『無かった事』にしやがった・・・!

この年代は小型車も百花繚乱、少々無理のある、今なら「バランスが悪い」と一蹴されてしまう仕様も“味”であることを知りました。
紹介文にも
『無理矢理にエンジンに取り付け』とか(どの車か分かりますよね)、
『バランサーシャフトを使用しても振動、騒音は完全には解消されなかったが燃費は良かった』とか(どの車か分かりますよね)、
ちょくちょくディスられていました(転載したかった・・・現地でご確認ください)。
まあ、事実ですから?
これらの『未完成』を愛でる喜びは、技術の進化とともに霧散するものでしょうか・・・
想像してみてください。
画像のEP71スターレットのボディーを多少補強して、GRヤリスのエンジンを積んだら・・・
危ないと思いますか?
楽しいと思いますか?
すみません、これは“危ない”でした。
でも、オラ、ワクワクすっぞ?

初代ジムニーほどの車ですら、奥に追いやられるラインナップって・・・

エスハチが・・・敢えて無い!
手前がS500、奥がS600・・・

エスハチ“ベース”のレーシングカーはあるという・・・

懐かし物
個人様からの提供が多いようです。
メルカむぐぐぐぐ!?

このタミヤ製ミニクーパー、何台作ったことか!

900円時代、何台作ったことか!

モーターに麦球・・・
だいたい開かないトランク内部に、単3電池を差し込めましたね〜

金沢市の仏具屋が製作したそうです。
なんでカペラにしたんや・・・
同世代なら、同じマツダでももう少し頑張って『ユーノスコスモ』とか、純正でゴールドがあるF31レパードとかに施せば、レジェンドになり得たのに・・・

実際に英国大使館からの寄贈だそうです。
もちろん大きいのですが、今の感覚で見ると、スマートさすら覚えます。

三菱街(コーナー)、あれ?さっきのランタボやラムダ、リトラーズと比べると、妙に地味?
WBCやワールドカップ招集中のスタメン的な?

三菱にも、三輪車あったのですね。

振り向けば、大物が!?

レストア待ちでしょうか・・・

エンジンの長さに対して、ミッションがこんなに短いとは!

古くから研究、開発されている水素エンジン、水素燃料です。

このワンオフ感・・・

デスビだし・・・

振り向けば、欧州の風〜

ゴルフⅠ前期の、ちっちゃいテールが可愛くて可愛くて・・・

定番中の定番、2CVですが、オレンジというのも、味わいがありますね。

徳大寺有恒先生の書斎が再現されています。

こちらにスバル街が。

こちらもリトラーズに殴り込んで欲しかった!

帰路の無事を祈り、この車の前で跪き礼拝を始める私。
訝しげな来館者に警戒される。
スタビ付き!おや、あなたも!?

その隣でも巡礼。
このサスペンション、今の時代でも十分通用すると思うのですが・・・
今や軽自動車でも、重くなり過ぎなんですよね。

その荷崩れ、能登半島地震の影響でしょうか・・・
この博物館も、実際3月初めまで、閉館していたそうです。

いすゞ街・・・旧車館、旧車イベントの花形と言っても良いでしょう!
いつかダイハツもそうなりはしないだろうか・・・?

攻めましたね~!

『Diesel』だけは残った、その前の車名がっ!?

ベレルでした~
こういうカットサンプル、回したくて仕方がない私です。

アクの強いお顔がお出迎え、マツダ街に来ました。

この文字を絶やすなよ~

マツダの“アイコン”、コスモも外せません。
ロードスターが、二代目アイコンでしょうか、
異議なし。
ロータリーでこそないけど・・・

日本の技術陣の意地、ここに結実。

4ドアとは、渋いチョイスです(たまたま手に入ったのが、だったのでしょうけど)。

小型ユニットでFF化なんて、理想的!
・・・のはずが、実際には不評だったとのこと、時代でしょうか、『この車じゃないんだ!』ということでしょうか・・・

私事ですが、この車、一時期ヤ◯オクにけっこう安価で出ていて、その時セリカを持っていなかったら、本気で欲しかった車です。
リヤが撮れませんでしたが、どこから見ても美しいセダンだと思うのです。
え?
いや、当然13B積みますけど?

伝説の車・・・
最上級車、でも大き過ぎた・・・
この車にロータリー積むって、V12が載るエンジンルームに、3気筒エンジン積むようなイメージ?
!
『ロードペーサー・787』とか、どう!?

日野の悲運、『トヨタと組んだ』ことなのか?

3階だけで、も〜〜〜
膨満感・・・
今現在の編集に、疑問を持ちつつも・・・
掃き出します。
階段(下りはエスカレーター無し)から眺めれば、も〜〜〜っと濃い面々が・・・
中二階まであるし!
そもそも、トヨタ、日産、ホンダ等の大都市にまだ着いていない・・・!
―その2に続く―