
9月21日
7時前に目覚め。
寝入ってしばらくして、冷え込みの厳しさに震えながら寝袋を出し、その後は快適に睡眠。
今回寝袋大活躍w
寝ぼけ眼でトイレに行ったら、布団を被っていたはずの方々も
寝袋に包まってました。少し心配だったのです。良かった良かった。
8時前に出発。とりあえずガソリンを入れ、北19号を目指してみることにしました。
知床に行く前に攻めておこうという算段ですよ。
無事走行完了。ほんとに良い景色でした。車もほとんど居なくて快適。
その後は来た道を戻り、知床博物館に向かいました。昼に到着。
実はその間、某所でイワナ釣りしていました。
(どうも、オショロコマだったみたいです。小一時間でしたが、遊ばせてもらいました。)
釣りも完了。
知床博物館ですが、剥製が多くてなかなか興味深いものが。
今まで夜道で見かけた小動物が、狸やネズミだったようだというのがここで何となくわかりました。
ふくろうの剥製も初見。でかいなー・・・・。
ヒグマの剥製は、阿寒湖でも見ましたが、でかいですねー・・・
保管庫も外から見えるようになっていたのですが、これはちょっと気味悪かったかも。
クマタカとイヌワシ、エゾシカが飼われているとのことで、
飼育されているところに見物に。鹿はメスだけしか見かけられませんでしたが、まあ見たので良し。
その後、段々時間もなくなってきたので急ぎ知床五湖方面へ向かうことにしました。
行きたかったカムイワッカの湯は、今日から全面通行止めだそうです。
昨日阿寒湖で知った私・・・。台風が来てなかったら、昨日行く予定だったので、
すごく残念。でも行けないものは仕方ありません。
知床半島にウトロ側から突入。左手に海を眺めつつ、走行。
予定には無かったのですが、オシンコシンの滝の看板を見つけて駐車。
滝とみやげ物屋以外は何にもありませんでしたが、滝は、何というかこう、でかいなーと思いました。
ボキャブラリー無いなぁw
幼少時は全然興味も無かった滝ですが、今はこういうのを見るとなんつーか、癒されますね。
こういうメジャーどころ?はツアーのバスが多くて入るのも出るのも大変でした。
空港などでもそうでしたが、どちらかというと中国語圏の方をよく見かけた気がします。
乗用車は道内ナンバーばかり。まあ時期も時期ですし、平日ですし。
鮭親子丼が食べたかった一休屋は休みでがっかり。
その後、知床自然センターへ。カムイワッカが駄目だからということで、
ここから見に行けるという、フレベの滝を見に行こうと思いました。
かなり行き当たりばったりですが、まあいつもの事です。
この辺に来ると、どこもかしこも熊注意!と書いていて、嘘くささも微妙に感じますが。
いや、わかってますわかってます。((( ;゚Д゚)))
正直、私も熊は怖いので、今回の旅行に当たり、昨年長野で購入していた熊よけ鈴を持参。
釣りの時は一応鳴らしてました。シカの足跡見てビビッていましたしw
知らないと何でも怖いわな。
で、フレベなんですが、かなり人が頻繁に向かっていましたので鈴は不要と判断。
数人のグループの後ろに付いて多少ビクビクしながら移動しました。
途中、鹿二頭発見。檻に入っていないやつは始めてみました。
ちょこっとうれしい。でもこの勢いで熊が出てくるのはちょっと勘弁w
15分位か、草原の中をてくてく歩いて、断崖絶壁に到着。
滝が見えました。崖がすごくて滝は遠く、そしてあまり目のよくない私は・・・。
いや、ちゃんと見えてはいるのですが、双眼鏡を持ってこなかったことを激しく後悔。
やっぱり、旅行には双眼鏡必須ですね。
滝自体もなかなかでしたが、それよりも、向こうに見える海と灯台と青空が、大変美しく感じられました。
でも時間も押してるので適当に切り上げ。自然センターでここ限定のミックスソフトクリーム購入。
それとコーヒー。本日のブランチでございます。侘しいなおいw
そして知床五湖へ・・・。
個人的には今回一番期待していた場所でもありました。なかなか見られるものでもないらしいですし。
今日は五湖全部見られるとのことで、期待も膨らみます。
有料駐車場に駐車。orz
到着は15時前。まずはいつものように、土産物屋を。
何故いつもいつも、まず土産物屋ありきか私w
ひとしきり見て満足したので、五湖の巡回路に突入。全部回ると結構な時間が掛かる模様。
まあそりゃそうでしょうね・・・。
ここも人が多いです。熊避けには丁度いいか。などと思いつつまずは一湖へ。
んーーーー、沼?いや綺麗なのは綺麗なのですが。
どうも向こう岸が殺風景だな、と思ったら、昔放牧やってた名残なんですね。
なるほどなるほど、と二湖へ。
ここはちょっといい感じに綺麗でした。でかいですし、湖面に空が映り込んで綺麗です。
撮影している人も沢山居ました。で、何か殆どのツアーの人はここで終わりみたいで、
その後はかなり人が減りました。三湖に向かう途中、又も鹿に遭遇。
2頭みて喜んでいたら、先にいた家族連れの方から、5頭見かけたといわれました。
見かけるのはうれしいのですが、角が無いのばかり。角が生えたのみたいなぁ、とか思いつつ移動。
で、三湖、四湖はほぼ一湖と似たような印象。綺麗なのは確かなんですが。
木々をのんびり見て回るとまた違うのでしょうが、あまりのんびり見ても居られないですし。
油断してると一人になるので怖いですしw
そして五湖。
いやあ、上手い事オチを付け、じゃなかった最後を飾るというか、綺麗に締めるというか、
そんな感じでした。向こうの山々が、カメラに収まりませんw
波一つ無い湖面に、写り込む山と雲と空があまりに見事で言葉がない、のですが、
場所が狭くてみんなで譲り合いなのが忙しなくて何だかなな感じでした。
この辺は折り合いつけるのが難しいですね。
きのこのシーズンだからか、あちこちに大きなものから小さなものまで沢山
生えていました。見事な群生も。
秋の山には昔からあまり行かないので、特にきのこの群生は新鮮ですね。
他の人についているガイドの説明が時々耳に入ってきます。
紅葉にはもう少しかかりそうで、それは残念でしたが、かなり満足。
16時頃に駐車場に戻り、一休み。あれ?
まだこれから羅臼に行かねばならなかった事を失念してました。まずーい。
今回の旅行、やっぱり時間に余裕が無さ過ぎです。もう少しゆったり予定を組んだ方が
きっと楽しいと思います。でも今回は限界旅行で予定を組んでしまったので、
仕方ないといえば仕方ありませんが。夜間を移動時間に当てると、旅館に泊まれませんしね。
夜型人間はこれだから。
それからは、急ぎ知床峠越え。途中、羅臼岳と国後島辺りが一望できるところを横目に、
ひたすら走行。うう、ゆっくり見たかった・・・。
何とか5時前ぎりぎりに道の駅「知床らうす」に到着。
急いでいったのに、何か店は五時閉店じゃないらしく少し凹む。
でもスタンプは押せました!
道の駅に隣接している店と、逆側に個人商店が集まったようなところが。
隣接しているところは欲しいものが冷凍ものばかりで、
個人商店っぽい方へ。ぐるっと回ってみて、干物を買おうと。
ちょっと眺めていたら、店の親父がいきなりタラバの足1本殻向いて
差し出してきました。「喰え!」とのこと。うああ・・・
今は一応喰えますが、基本的にカニアレルギー上がりなので、あまりかには
喰えないのです。断るのは簡単ですが、でも折角くれるというものを・・・、という訳で、
がぶっと行っちゃいました。
旨いのは旨いです。生から茹でたものらしく、親父はしきりに説明しますが、
すまん親父、まだ宅急便で送る気はないし、私自身はこの一本でもう当分
必要ないくらいかに喰った感じです。少し胸焼け気味。
申し訳ないので、とりあえず目に付いた干物をぱぱぱぱぱっと購入。
キンキも買いました。コマイも。干物はクーラーで持ち運べば
帰宅までは持つでしょう。今のところ、氷と初日のヤマメしか入ってませんし。
女性が勘定してくれてる間に、親父、さらにタラバを下さいます。
親父、これは俗に言うありがため・・・・。いやまあいいか。
軽く雑談なんかしながら、無事お買い物終了。
朝からコーヒーとソフトクリームしか食べてないので、
外のスナックコーナー?で深層水ソフトとイモ餅購入。
国後島を眺めつつ、どろどろのマイカーを眺めつつ、のんびり休憩。
日も暮れてきたことで、帯広に向けて出発。
んー、確か六花亭に行きたかったはずなのですが・・・・。無理だな。
とりあえず豚丼だけ食べに行くつもりで、いざ出発。
途中給油。高速も使って、帯広に着いたのは21時30分頃。帯広駅を軽く見学、
その後、案山子とか言うお店で豚丼定食を頂く。豚丼と、豚汁セット。
豚が旨いです。居酒屋だったので、周りはみんな酒飲んでます。
私は・・・・ウーロン茶をw
食べ終わってから、近所のローソンへ。WRCグッズとか売ってますが、まあ、いらんし。
インスタントの花咲ガニラーメン1つ購入。今回はインスタント系が異様に充実していますが、
家族は喜んでくれるのでしょうか?少し不安です。
その後、やることがなくなったので小樽へ戻ることに。
ナビで調べると、うーん・・・寝る時間が無いんですが、という感じに。
まあ、体力はまだあるし、どうせ小樽からフェリーに乗ると寝ちゃうだろうし、
寝なくても良いか、と思い、ゴー小樽。帯広を出るときに一応給油。
その後、日高山脈を抜け、夕張までは山道。途中休憩で外に出ると、息が微妙に白いわ
寒いわで参りました。オスのエゾシカを道端で見たのはラッキーかな。
角が40センチくらいはあったと思います。
轢かれるなよ・・・。
等と思っていたら、高速の入り口手前で鹿の轢死体を見つけてしまいました。凹むと同時にぞっと。
こんなのがまともに当たったら、こっちも大変ですよねー・・・。
その6に続く・・・
次で終われるかな?