
以下3の続き。
2組とも見当たらなくて、付近は私だけ。
あー、私素人なんですが、この状態はどう判断つけたらいいんでしょうかw
このまま寝てていいのかしら?
テントがもう、起き上がり小法師みたいになってるのですがw
明かりは私の懐中電灯、と遠くのトイレと管理棟と、離れたバンガローの明かりだけ。
って、一組バンガローに行ってる!!
何が起こっているのでしょうか。懐中電灯握りしめて呆然としている自分。
車中泊か!!
それじゃあいつもと変わりませんが。orz
途方にくれかけていたところ、何か懐中電灯の光が近づいてきました。
希望の光か!!
あわてて外に出ます。もしかして、もしかすると・・・・
管理人さんでした!!ヽ(´ー`)ノ
風が強すぎるのでバンガローに避難しても良いよ、というお話でした。他の人たちも、テントがやぶれたとか、テント高が高くて危険だとかで避難しているらしく。
「撤収手伝いましょうか?」とも言ってくれたのですが、ちょっと気恥ずかしかったのと、
そこまでしてもらうのは申し訳ないのと、自分で何とかしたいところがあって、
頑張って一人で撤収作業を。
飛ばないようにペグ2本打ったり、ランタンのスタンドを突き刺したり、
色々やってたおかげで余計な手間がw
まあペグ一本だったら飛んでたかもしれませんし。
一旦引き上げられたっぽい管理人さん、その後作業中の私に、
「バンガローの電気つけておいたからねー」
と、簡単な説明も加えに来て下さったのでした。アリガタヤ
そんなこんなでご好意に甘えて、0時ごろにバンガローに避難。
その頃はもう辺りはびゅーびゅーでした。よくこんな中で寝ようと思ってたな私。
でもそんな状態の中、満天の星空はあまりに綺麗で、なるほどその名に恥じない所だと、
改めて思ったりもしたのでした。
撤収作業で目が冴えてしまったので、今の内にやってしまおうと
ぐるっと丸めて突っ込んだだけのテントを広げてみる事にしました。
濡れてたら拭こうと思ったのですが、風ですっかり乾いていて全然問題なし。
確か夕方結構濡れていた気がするのですが、どれだけ風が吹いていたのでしょうかw
こうして時は過ぎ、すぐ裏のカラマツ林が風に煽られて凄い音を出しているのを聞きながら、
倒れてきたら煎餅かなぁ?とか思いつつ、びくびくして寝ました。
1時頃かな。
9月19日
まぶしい日差しに起こされました。鳥もないてるみたい。7時起床。
風は昨日ほどではないにせよ、強め。
このまま移動したら、星見て風に飛ばされて(ないけど)、終わったような気もするので
折角だし周囲を散策することにしました。とりあえず川は?
昨日もらった周辺図、ナビ、ガイドマップ。うーん。どれ見ても今ひとつ。
周りを見ても、広すぎて訳がわかりませんw
こんなことなら前日管理人さんに川の場所を聞けば良かったと後悔。
又北海道を甘く見ていました。
でもまあ、風も強いし釣りにならないだろうと諦め、きのこないかな、とカラマツ林に入る私。
きのこはいいけど、多分識別できないと思うんですが。大丈夫かなぁ・・・。
そして早速道に道に迷いそうに。周りが木で囲まれると、慣れないところは怖いですな。
15分ほど歩いて慌てて退却。一個だけきのこを見つけたので
持ってきました。さてどうしようこれ?というか、これ何?
空は曇りがちな晴模様、まあ、一応満足したので車に戻ってのんびり撤収準備。
途中、羊の定期巡回?がやってきたりしました。
その後、最近すっかり見なくなったトンボ(無数w)を横目に、9時過ぎ出発。
昨日の風で、カラマツの葉っぱがボンネットの隙間とかに沢山挟まってて凹みます。
その上、突風で砂がばしばし車体に当るのが物凄く車体に悪そう。
そうそう、採ってきたキノコ、車の横に置いていたらすっかりとろけて居たので
さようならしました。
さらば富良野。
天気は最初晴れていましたが、又雨模様に。そして車は斑模様に(;_;)
まずは道の駅に行きたかったので、道の駅「南富良野」へ向かうことに。
一度南下。でも行った後、元の道を北上する形ですが。
全然さらばしてませんよw
まあ、南富良野自体に拘りは無かったのですが、行きたかったので。
しかし思ったより遠く、結局10時過ぎ到着。買い物して富良野に逆戻り。途中給油。
富良野に入ってからセイコーマートに寄って昼食確保。この時点で正午に。
しかし正直、食事してたら稚内に夕方までに着けません。
(こんな状態でも着けませんでしたがorz)
その後は美瑛を横目に旭川空港に無駄足。この後もこうして極力空港に行くことになります。
理由は書きませんがw
曇りがちながらそれなりに晴れ間も出たりして、一応気分よく走行。
その後2時過ぎに、道の駅ひがしかわ「道草館」、4時過ぎに道の駅「びふか」に寄り道、
びふかでは「羊のソフトクリーム」を食べ、一路北西へ。
サロベツ原野付近を、ただまっすぐ走ります。右手に風力発電の風車、暮れ行く夕日、
トラックに挟まれた幻想的な風景の中、
「ああやっぱり稚内には夜ご到着だよね・・・」とか思っていた私(:_;)。
行く意味半分以上喪失してるのですが、でももう行くしかありませんw
今行かなかったら、下手すりゃ一生行けないかもしれないからね。
稚内には19時前到着。とりあえずノシャップ岬に向かってみました。
すぐ到着。こ、ここですか・・・・?
売店が閉まっているのはまだわかるのですが、灯りはないわ人っ子一人いないわ、
車から離れたら何が起こるかわからない不気味な雰囲気。
怖。
夜中に1人でクワガタ捕りに行く位怖いです。
いきなり刺されて海に投げ込まれたら、絶対たすかりませんよ。真っ暗だよ。
後ろ向いたらゾンビとかいねーだろうな・・・、想像力たくましいな漏れ。((( ;゚Д゚)))
ほんとに怖いので、車内から周囲を撮影、すぐ撤収、稚内駅へ。
駅前に数件の土産物屋があり、折角なので会社用に土産購入。
その後、駅舎内を見学。
19時半に駅舎に入ったら、丁度窓口のカーテンが閉まるところでした。うわ、早!
時刻表を見ると、19時24分、が最終。土日だけ夜に特別便がある様子。
切符でも買おうかと思っていたのですが・・・。
少し見物してから宗谷岬に。途中、目の前で電気が消えるガソリンスタンド・・・。
お、回転寿司屋発見!宗谷岬に行ってから行こう。・・・と思っていたのですが、
進路はオホーツク海沿いで、逆戻りすることになると後で気づき、あきらめ。
思えばこれが最後の回転寿司に行く機会だったのですが・・。
宗谷岬20時過ぎ到着。微妙な風。激しくもなく、弱くもなく。
2灯でライトアップされているので、ノシャップ岬よりは怖くありません。
付近には車中泊組らしい数台の車が停車中。
とりあえず下車して様子見。
3脚立てて撮影したら突風で倒れそうな気もしたので、
同じようにご到着して撮影に苦慮している様子の夫婦に声をかけ、お互いを撮影してもらうことに。
一応証拠撮影完了。その後付近をうろうろした後、オホーツク海沿いに網走付近まで南下することにしました。
横風が多少強い以外は、特に問題なく走行。クルージング状態というか、
オンリーワンで延々走っているので、正直動物に恐怖しつつ走行。
何か色々小さい動物が居ましたが、何とかセーフ。
雨も降らず、虫のバシバシだけですんだのでまあ良し。
店で食事するのはあきらめて、22時ごろセイコーマートに立ち寄りました。
100円焼きそばとか、パンとかソフトカツゲンとかを購入。
食った後、2人組のライダーと情報交換。何かこちらが提供するだけに終わる。んー、参った。
途中、真っ暗な道で気が付いて、車を止めて夜空を眺めました。
これまた見事な星空が広がっていて感激。星が多すぎて、オリオン座が埋もれてます。
まだ鹿は見ません。そういえばキタキツネも見てないです。でも今の時間には見たくないです。
刎ねるだけだし(´;ω;`)
その後もひたすら走って、道の駅「サロマ湖」にて仮眠することに。
その手前でキタキツネやら猫?犬?(どうもエゾタヌキだった模様)、ネズミ他、色んな動物に
立て続けに遭遇。でも低速だったので事なきを得ました。
車は10台ばかり停車中。準備して後部座席で就寝。気温は17度くらいだったか。
寝袋はいらない程度。3時頃。
その5に続く・・・