きょうは雑ネタです。
▼パソコンのモニターから飛び出した小さなサイズの女の子が、マウスのような車に乗って、机の上を走りまわるという、通販型自動車保険のCMをご覧になったことがあるかと思います。
つまり、コレ↓ですね(笑)。
http://www.edsp.co.jp/camp/cm/
▼このCMで、ドライバーの女の子は、大きな犬に見とれて前方不注意となり、自分の車をマグカップに衝突させてしまいました。ボンネット(?)から煙が出るぐらいですから、車にも乗員にも相当な衝撃のある事故だったのでしょう…。
こうした事故を起こした場合、普通のドライバーなら「しまった、これからは絶対に脇見運転はしないで、安全運転を心掛けよう!」と心に誓いますよね?
▼ところが、CMの最後のシーンでは、女の子はCMソングを楽しそうに歌いながら、
またカメラ目線で脇見運転をしているんです(汗)。
こんな無自覚・無反省のドライバーに保険契約されたら、損保会社はたまったものじゃありません(爆)。他人事ながら、クライアントはこのCM案によく「OK」を出したなあ~と思ってしまいました。
(昔、ビールが注がれたジョッキを高々と掲げたお殿様が、馬に乗って走り回るという、ビール会社のキャンペーンCMもありましたが…。 ※馬は道交法上「軽車両」です)
▼余談ですが、スバルの「ぶつからないクルマ?」のCMでは、「うっかり脇見運転をしていたけれど、アイサイトで助かった」というストーリー展開は御法度になっています。
改めてアイサイトのCMを見てみると、ドライバーがよそ見をしているシーンや
漫然運転をイメージさせるカットは一切登場しない。
マス広告で“ぶつからないクルマ?”という宣伝コピーを使った、マーケティング
推進部宣伝課の担当者も「アイサイトに対する過信や誤解をまねくことがないよう、
SUBARUの他部署の協力も得て、細心の注意を払いました」と言っている。
【「cartopia」2013年5月号 P.24より】
そういえば、類似機能を搭載した
他社のCMでは、「運転中、歩道の人物に見とれてうっかり。でも緊急ブレーキで難を逃れた」というのがありましたが(笑)、スバルは、そうした内容ではアイサイトの機能を正しく訴求できないと考えているようです。
Posted at 2013/07/14 10:29:41 |
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