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明石暇夫のブログ一覧

2017年04月16日 イイね!

筑波山

土曜日は午前中勤め先の行事に出て、午後からは雨がちだったので、せめて今日はバイクでどこかへ走りに行きたいと思い、昼になっていたがトライアンフタイガーで出かけることにした。

行き先は、茨城空港に下道で行くときにすぐ近くに見える筑波山が気になっていたのと、距離的に近いので、ここに決めた。R50を東に向かい、筑西市から県道7号を走り、筑波山方面の看板がある場所で右折しようとしたら、二輪車通行止めではないか。二輪車を見たら110番、と書いてる看板まである。それはあんまりじゃないのと思ったが、仕方がないので、筑波山を見ながら時計回りに走って、通れる場所を探した。結果としては、県道150号、42号から風返し峠を経由して、ロープウェイの駅があるつつじヶ丘まで行くことができた。ただ、県道42号線の風返し峠の近くは、コンクリート舗装にすべり止めの溝が切ってあり、推定で最大20%くらいの勾配がある、かなりえぐい道だった。トライアンフタイガーは上体が起きたポジションのおかげでバイクのコントロールがしやすく、低速トルクが十分あるので、上りも下りも何とかなったが、これより乗りにくいバイクでは遠慮したいような道路だった。



つつじヶ丘には着いたが、そこからの眺めはそれほどでもないので、女体山の山頂を目指すことにした。山を歩くことは全然想定していなかったので、ジーンズにライダーブーツのままだが、片道1.8kmとのことなので、何とかなるだろうと思い、登山口に向かった。




最初、簡単なハイキングコースで鼻歌まじりで歩ける場所だろうと高をくくっていたら、案に相違して、結構な上り坂だった。これは結構手ごわいかも、と思った時には、既に行程の3分の1くらい来ていたので、引き返すのも惜しく、岩場のような場所もあったが、そのまま登り続けた。(後で調べたら、山頂との高低差は約340mで、勾配は平均で19%の計算だ。)



50分くらいで山頂に着いたが、標高877mから関東平野が一望できる眺めは格別で、疲れが吹き飛ぶ思いだった。頑張って歩いた甲斐があった。




アマチュア無線のハンディー機を持っている人がいたので話を聞いてみたら、何と、埼玉県の秩父の局と交信できたという。直線で100km近くあるはずなので、びっくりした。UHF帯の430MHzだから、テレビと同様に見通し範囲であれば電波は届くはずというのは分かっていたが、5Wのパワーでそこまで行けるとは思わなかった。私が最後に電波を出したのは20年以上も前のことで、局免許はとっくに切らしているし、それ以前も特別熱心にやっていた訳ではなかったが、ちょっと興味が出てきた。

神社に参拝して(女体山だけあって?国産み伝説のイザナミノミコトが祀られていた)、おみくじを引いて下山しようとしたら、日本百名山という石碑が立っているのに気づいた。こんなに低いのにどうして百名山?と疑問に思ったが、万葉集にも筑波山を詠んだ歌があるということだし、地元の人には昔から特別な存在だったという理由だろうか?もしどなたかご存知の方がおられたらご教示ください。



しかし、すれちがう人と「こんにちは」と挨拶しながら歩くような山道は、かなり久しぶりだった。気分が爽快なだけでなく、五感が研ぎ澄まされるような感覚があり、本当にリフレッシュできた。次回はもう少しまともな服装と装備を用意して、それほど高い山でなくてもいいから、もう少し長い距離を歩いてみたいと思った。

今日は、家を出た時はトライアンフタイガーの走りを楽しむことを目的にしていたが、どうやら筑波山の周辺はほとんど二輪通行止めのようだ。ただ、県道150号線のような適度に曲がりくねった道をそこそこのペースで走る時でも十分に楽しめたし、山歩きでちょっと疲れた後の帰り道も、リラックスして運転できるライポジと柔軟なトルク特性と独特のエンジン音のおかげで、これも楽しめた。やはり、私の今の使い方にはこれこそが理想的なバイクという見立てに狂いはなかったようだ。本当にいい買い物をした。
Posted at 2017/04/16 22:17:58 | コメント(1) | トラックバック(0) | トライアンフ・タイガー | 日記
2017年04月05日 イイね!

温泉ツーリング

この前の日曜日、朝起きたら天気が良かったので、トライアンフタイガーに乗って出かけてみることにした。先週のブログにGoGoのり太郎さんからコメントをいただいていたのが頭にあったので、何となく群馬方面の温泉に行ってみることにした。

10時半ごろに自宅を出発、佐野藤岡ICから高速に乗り、前橋の近くで下りて、R18を西へ。目指したのは妙義温泉の「もみじの湯」。ここは背後が妙義山で、前方は関東平野が見えるということだった。



たしかに目の前に広がる風景はすばらしかった。天気がもっと良ければはるか先にある筑波山も見えるとのこと。



しかし、何ということか、肝心の露天風呂はちょうどお湯の入れ替えのタイミングに当たってしまい、張るのに1時間かかるとのことで、屋外へ出る扉もカギを掛けられてしまった。この点だけは残念だったが、なかなか良いところだったと思う。

そこからどこに行くか決めるのに地図を見たら、碓氷峠が目と鼻の先であるのが分かったので、旧道を走ってみることにした。

トライアンフタイガーでこんな狭くて曲がりくねった道を走るのは初めてで、おっかなびっくりという感じで走り始めたが、意外というか、結構いけるのが分かった。まず、左右の切り返しがすごく軽くて、バイクが重いと感じることが一度も無かった。次に、2000~3000rpmという低回転からエンジンのトルクが十分あるので、高めのギアでも結構走れる。さらに、上体が起きたポジションなので、コーナーの先を見通すのが楽だ。また、サスペンションストロークが長く、ショックをよく吸収してくれるので、路面が少々荒れていても、気にせずに走れる。というわけで、オフロードは無理としても、舗装路でありさえすれば、道をまったく選ばないことが分かった。最近、この手の脚長ツアラーが世界的に流行しているが、無理もないと思った。できればいつか、このタイガーに乗って、昨年出張で行った、イタリアの南チロル地方を走ってみたい。



碓氷峠の旧道は今までも何回か通ったことがあるが、めがね橋は毎回素通りしていた。前から気にはなっていたので、立ち寄って散歩してみた。



案内の看板を見て驚いたのは、1892年(明治25年)にはこの橋が完成して、翌1893年(明治26年)には横川~軽井沢の区間が開通していたこと。そんな昔に、よくこんなものを造ったものだと思った。何しろ、この橋だけで200万個のレンガを使っているという。

碓氷峠を下りてR18を東に走ったら碓氷峠鉄道文化むらがあったが、午後の遅い時間だったし、スマホのバッテリーが無くなって写真が撮れなかったこともあり、次回の楽しみに取っておくことにした。

そこからすぐの場所に、おぎのやの大きな店があったので寄り、好物の峠の釜飯を食した。やはり出来たてのおいしさは格別だった。そういえば、この釜飯を初めて食べたのは、2年前のヴィヴィオのオフ会の時に、ビンゴ大会の景品として群馬の人が持ってきたのを当てた時だった。それ以来、いつかは本店でと思っていたので、ちょうど良い機会だった。とその日は思ったが、持ち帰った容器でご飯を炊く方法を調べるために同社のウェブサイトを見たら、本店は横川駅前にあって、そっちが発祥の地とのことだ。よく考えてみれば、駅弁を売る仕事から始まったのだから当たり前で、それに気づかなかったのもどうかとは思う。

しかし、この道路は何回か通っているのに、おぎのやも、碓氷峠鉄道文化むらも、まったく気づかずに素通りしていた。やはり、「人は自分が見たいものしか見ていない」のは本当のようだ。

帰りは夕方が近かったので、この後は松井田ICから高速に乗り、途中、ハイウェイオアシスららん藤岡に寄っただけで帰った。この日、約280kmを走ったが、燃費は17km/Lくらいで、性能を考えると納得いく値だと思う。また、高速料金は、軽自動車料金が適用されるバイクで日曜日の場合、片道千円台で収まることが分かった。それより何より、トライアンフタイガーはどんな道でも楽しいのが実感できたのが何よりも収穫だった。まあ、それこそがこのバイクを選んだ狙いではあったが。

ただひとつ問題は、パニアケースはとっても便利なのだが、高い位置に付いているので、バイクにまたがる時と降りる時、うっかりしていると蹴飛ばしてしまうのだ。最近、高速のサービスエリアや道の駅ではバイク駐輪場は人通りの多い場所にあることが多いので、そこで足を引っ掛けてしまうとどうにもバツが悪い。おまけに、塗装面こそ無事であるものの、黒地の部分にブーツで擦った跡が何個所も付いてしまった。かといって、BMW R850Rのようにトップケースを付けると、この車体では重心が高くなりすぎて具合が悪そうだ。万能と思われた脚長ツアラーにも思わぬところに落とし穴があった。どうやら足を思いっきり蹴り上げてまたがる練習を密かにしないといけないようだ。。
Posted at 2017/04/05 23:16:35 | コメント(1) | トラックバック(0) | トライアンフ・タイガー | 日記
2017年03月20日 イイね!

トライアンフタイガーでツーリングに行った

昨日、トライアンフタイガー1050で箱根まで行ってきた。2か月前に手に入れて以来、初めてのツーリングである。



この日、400km余り走らせて、タイガー1050は一見脚長ツアラーに見せかけておいて、実はオンロードスポーツの王道を行くモデルだと思った。一言でいうと、飛ばしても良し、流しても良しというもので、もっと細かく言うと…

まず、飛ばして良しであるが、走る、曲がる、止まるのすべてが高いレベルにある。走るについては、1050cm3の排気量で115PSと、兄弟車のスピードトリプルの130PSより中低速域寄りに設定されていて、どの回転域でも活発に回り、おまけに振動は無いのに鼓動感がある。1気筒あたり350cm3もある恩恵で、低回転域でもスロットルを開けた瞬間から間髪を入れずに加速を始めるし、そこからレブリミッターの利く9700rpmまでよどみなく吹け上がるのは快感だ。要は、よく言われる「2気筒と4気筒のいいとこ取り」という表現がそのまま当てはまる。排気音は、無理やり擬音にするとビュワオーッという感じの、うるさくはないが快音で、高回転時にはクォーーンという音もする。減速時のギョギョギョという変な音さえも好ましい。

曲がるについては、直進安定性は十分確保した上で、ハンドリングがかなりクイックであることがまず挙げられる。おまけに、峠道を走っていて、全く重さを感じない。これは、乾燥重量が198kgと、リッターバイクとしては比較的軽いこともあるが、エンジンが3気筒で、高い位置にあるものが4気筒と比べて軽いというのが大きいのでは、と思う。もちろんアルミフレームの恩恵も見逃せない。また、コーナリング時の安定性もすばらしい。止まるに関しても、ブレーキは利きもコントロール性もいい。ラジアルマウントの4ポットキャリパー、ステンメッシュホースがおごられているのだから当然か。また、サスペンションのストロークが長いためか、路面が荒れていても衝撃をよく吸収してくれて、車体がぶれることもない。総じて、シャシーはバリバリのスポーツバイクと言えると思う。

ただ、最初に箱根の山を走らせた時は、おっかなびっくりという感じで、どうやって走らせたら良いのか分からなかった。それは、今まで私が持っていた大型バイクのどれよりもハンドリングがシャープでクイックだったから。ホンダ車のように、コーナーの先に目を向けただけで曲がっていくというような感じとは違うが、スッと倒れ込む感じが、そのままスリップダウンしてしまうような錯覚を覚えて、ものすごく不安だった。

結局、いろいろ試して分かったのは、そのカーブに必要なバンク角を一旦与えたら、ハンドルには一切余計な力を加えず、下半身で車体をしっかりホールドしつつ、スロットルは一定かわずかに開度を増やしながら抜ける、という走り方をすれば安定するという、ある意味当たり前のことだった。また、低速コーナーでは、スロットルを閉めてしまわないようにリアブレーキを使うのが良いようだ。これが分かってからは、コーナーを抜けるのが各段に楽しくなった。

ただ、スロットルのレスポンスが良すぎる点については、もう少し慣れが必要なようだ。クランクの慣性マスが小さいような感じだが、それがこのバイクの個性と思うので、自分の乗り方を合わせるしかないだろう。それも含めて、まだ乗りこなすという領域にはほど遠いが、今後じっくり付き合っていきたい。

次に、流しても良しについてはどうか?これはまず、エンジンのフィーリングが独特で、どんな回転域、どんな速度域で走っていても、楽しいと感じられるのが大きい。バイクによっては、エンジンがもっと回せと主張するようなのや、一定速度で走るのが苦手なのがあるが、そういうところが一切ない。そういえば、帰りの圏央道で、八王子の手前が渋滞し、ローギアのアイドリングで転がすような速度(10km/h)で8km走ることになったが、それさえもストレスには感じなかった。これは、大型バイクではなかなか得難いことだと思う。また、ライディングポジションが直立していて、長距離も楽だ。それなのに、社外品の大型スクリーンの恩恵もあるが、かなりの高速でも一切伏せる必要が無い。また、シート高は835mmと高いが、片足ならべったり着くので、足つき性に不安を感じる場面も無かった。逆に、シートとステップとの間の距離が大きくて膝の曲がりが緩やかなので、疲れにくいし、バイクのコントロールもしやすい。

いくら箱根の峠道を走るのが目的といっても、そこに行くまでには、高速道路や一般道をえんえん走る必要がある訳で、そんな道でも楽しめることが重要だと思う。その観点からは、タイガー1050は文句の付けようがない。また、それでいて、峠道に入ってもすばらしく軽快に走るのだから、これ以上何を望むかという感じだ。日本ではトライアンフの中でもそれほどの人気が無いように見えるが、勿体ない話だと思う。まあ、他人がどう評価しようが、人気があろうがなかろうが、私には関係ないですが。

それで思い出したのは、トライアンフがスローガンに掲げる「GO YOUR OWN WAY(=自分の道を進め)」で、取説の裏表紙にまで書いてあるが、この言葉もとっても好きである。



たしかに、このタイガー1050に似た乗り味のバイクって他に無さそうに思える。まあ、3気筒エンジン自体が他にあまり例がなく、タイガー以外のモデルにも同じことが言えるし、バーチカルツインも、昔からトライアンフのお家芸であるが。

スタイリングもかなりクセがあり、最初はテールが跳ね上がったような形がなじめなかったが、最近は好きになってきた。



という訳で、バイク自体は文句の付けようがない。今後、体力が続く限り乗り続けたいものだ。あとは、どうやって乗りこなせるようになるかと、今のコンディションを保っていくかが問題である。前者はそんなに簡単ではないが、バイクが消え失せて自分の体だけが走っていくような感覚を、いつかタイガーでも味わってみたい。

最後に、この日は午前中に箱根の山を下りた後、みん友さんのS-1さんが主催したヴィヴィオのオフ会に参加させていただいた。今月で発売から25周年ということで、記念のケーキまで準備していただいていた。



熱心なヴィヴィオ乗りが遠くは長野県からも集まり、たいへん賑やかだった。私は2か月前に降りてしまったが、昼食の時の相乗りでt-bird vivioさんのRX-Rの後席に乗せてもらったら、またヴィヴィオが欲しくなってしまった。いつかは復活したいが、その時は、1号、2号のようなNAのマニュアルでなく、スーパーチャージャー付きのECVT車がいいかなと思った。
Posted at 2017/03/20 21:18:52 | コメント(2) | トラックバック(0) | トライアンフ・タイガー | 日記

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