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明石暇夫のブログ一覧

2022年10月23日 イイね!

シトロエンC4の車検と整備

シトロエンC4の車検と整備先週末、シトロエン専門の整備工場に依頼していたC4の車検と整備が終わった。
車を預ける時に依頼していた項目とその対応は下記のとおりだった。

1.冬場に水温の上がりが遅い → 電子制御サーモスタット断線 → 対策品の通常のサーモスタットと交換

2.ラジエターの水が減る → ラジエターキャップの劣化 → 新品交換

3.ATF交換(ルブロスATF RーSPEC)

4.ブレーキフルード交換

5.スロットル清掃、カーボン除去

それ以外では、限界が来ていたバッテリーをボッシュのPSIN-6Cで新替えしたが、33,600円という価格は正直ビビった。あとはリアワイパのブレードをボッシュのH304で、ドライブベルトを純正の6PK-998で交換してもらった。

今回の整備でこの車の弱点や要チェック項目のほとんどは主治医の手が入ったこともあり、C4は今や絶好調である。あと1万kmくらいでタイミングベルト一式を交換する必要があるが、それまでは何の心配もなく乗れるはずである。

C4が私のところに来てから2年半が過ぎ、その間3.2万km走行したが、今の私の用途と好みに合う車は、サイズや価格を度外視しても他にはないと思う。なので、気に入っている点を簡単にまとめておく。

1.何といっても芸術的な内外装デザイン。コンセプトカーのC6 LIGNAGE(リナージュ)のエッセンスを凝縮したような形で、横から見るとこのサイズとは思えない伸びやかさと安定感がありながら、後ろ姿は軽快でもある。内装も、巧みなデザインと配色のおかげで落ち着いた雰囲気と開放感がある。そのいずれも実用性と両立させているのが素晴らしい。

2.乗り心地と操縦安定性が両方とも良く、走らせること自体が楽しいし、いくら走っても疲れない。また、ステアリングやブレーキなどのドライバーとのインターフェースもよく煮詰められていて、カチッとした感触で好ましい。ただ、絵に描いたようなカックンブレーキだけはどうしても馴染めず、フロントのパッドとローターを新替えする時にディクセル製に替えてもらった。おかげで今はバッチリである。

3.エンジンとオートマチックに実績のあるユニットを採用していて信頼性が高い。この点は、マイナーチェンジ後や2代目で採用したBMW製のプリンスエンジン、6速AGSと比較して多いに有利で、前期型を選んだのもこれが理由だった。
また、2.0Lもあるのでパワーもトルクも十分。燃費も市街地で10km、高速で14km/Lくらいなので、この年代の車としては満足できる。

今年の6月にフェイスブックのシトロエンC4のグループのオフ会があり、愛車で参加したのだが、同じ型で24万kmを走っている車を見せていただき、手入れさえ良ければ長く乗れる車だと分かって安心した。一部の部品は供給に不安もあるとのことで、その点に今後注意を払いながら、できるだけ長く乗り続けたい。
Posted at 2022/10/23 10:06:56 | コメント(2) | トラックバック(0) | シトロエンC4 | 日記
2022年01月09日 イイね!

シトロエンC4@代官山モーニングクルーズ

先週金曜日のこと。たしかツイッターのタイムラインを見ていた時だったか、新型シトロエンC4のデビューイベントが、東京・代官山の蔦屋書店で3日間にわたって開催されることを知った。しかも、そこの名物イベントであるモーニングクルーズを、シトロエンをテーマ車として同時に開催するという。これは是非とも参加しなくてはと思い、土曜日は早朝4時半に起きて5時にC4に乗って小山を出発し、7時に会場入りした。

朝一番は人も車も少なかったが、8時台には土曜日のテーマ車両であるC4直系モデルが続々と来場してきた。最終的には、GS、BX、エグザンティア、ZX、クサラ、初代C4、2代目C4、C4カクタスなど、テーマ車両はひととおり揃った形である。さすがに戦前型のC4はいなかったが。また、この日は来ていなかったが、アミもC4直系モデルとして対象に含まれていたのはちょっと驚いた。



この中で初代C4は、サルーンが私のを入れて3台とクーペが1台の合計4台が参加しており、その3台のオーナーさんと話をすることが出来た。入手の経緯や付き合い方は人それぞれで、多少の不具合は経験しているものの皆さん気に入って乗っているようで、共感できる点が多々あった。また、私も以前12年間乗っていたZXに93年から乗り続けている方とも話が出来た。





ところで、私がシトロエンのイベントに参加するのはこれが初めてのことだった。あらためて周囲を見回すと、カップルで参加している人が多いのと、まったり、ほのぼの、のんびりした空気が印象的だった。また、古いモデルや高いモデルほどエライ、のような雰囲気とも無縁だったように思う。自由・平等・友愛を旗印とするフランスの車ならではかもしれない。

それでも、会場全体が最も盛り上がったのは、土曜日のテーマ車両ではなかったがDSブレークが来場した時だった。まるで宇宙船のような外観、さらに珍しいブレークとあって、参加者の注目を一身に集めていた。おまけに、駐車の際にステアリングを切り返すたびに内側のヘッドライトが盛大に首を振り、その先進性のほんの一部を皆に見せつける形となっていた。また、テーマ車の中でBXが5台(たしか)ともっとも多く、熱心なファンが多いことを心強くも思った。その一方で2代目C4はわずか1台というのが気にはなったが(C4カクタスはかなり来ていた)。





このイベントの柱は新型C4のお披露目であり、滅多にない機会なので内外装をじっくり観察させていただいた。外装デザインは、全長4.375mというCセグメントの標準的なサイズの割りに伸びやかで躍動感があるのが印象的だった。また、内装は黒一色で、私のC4のような開放感は無かったが、シートの作りなど、快適性を最優先しているところは見て取れた。お値段は、売れ筋と思しきガソリン車のSHINEで325万円と十分競争力があるレベルだし、ぜひたくさん売れてほしい。



ところで、会場となった代官山の蔦屋書店は、車、バイクの書籍の品揃えでは定評があるが、私は今まで来たことがなかった。せっかくの機会なので店内をじっくり見て回り、C4のヘインズの整備書と、今村幸治郎画伯の卓上カレンダーを買った。どこまでも純粋な世界観で描かれたすばらしい作品を仕事の合間にでも観ていたら、心の落ち着きを取り戻せて、上司や同僚をどやしつける私の悪い癖も少しは収まるかもしれない?今村氏は2018年に亡くなられたが、本当に残念なことである。氏の作品のシルクスクリーンも展示されていたが、幸か不幸か、ちょっと衝動買いできる値段ではなかった。



イベントは予定通り10時に終わり、私も11時に晴れ晴れとした気持ちで帰途についた。C4は手に入れて以降ブログで触れることが無かったが、基本的には快調で、この日も片道110kmのドライブを十分に楽しんだ。最大の美点である乗り心地の良さに加えて、明るめの落ち着いた配色の内装と、久しぶりにシェードを全開にしたガラスルーフのおかげで開放感も抜群だ。おまけに、エンジン音と風切り音とロードノイズのいずれも低く抑えられている。そんなこんなで、行きも帰りも心が弾むひとときだった。また、直進安定性はすばらしいし、ステアリングやブレーキのタッチもカッチリしていて、運転すること自体も楽しい。エンジンは黒子に徹している感があるが、スムーズでトルクも十分である。さらに、センターメーターは老眼が進んだ身にも見やすいし、センターフィックスステアリングは手を離さなくても各種スイッチを操作出来るしで、大いに重宝している。もちろん外装デザインは今でも大好きである。真横から見ると、一直線のベルトラインとかまぼこ形のルーフラインによる安定感が印象的であるが、サイドウィンドウの形とわずかに後傾したBピラーとCピラーによるものか、ダイナミックな感じも受ける。これに対して、テールは丸くて後ろ姿は軽快感がある。いっぽう前に回ると、切れ上がったヘッドライトの強い目ヂカラと、シトロエンのシンボルであるダブルシェブロンを巧みに織り込んだシンプルなフロントグリルが印象的な、シュッとした男前でもある。全体を一言で言うと、丸くて四角で三角というような摩訶不思議な形だ。C6と同様に、一歩間違えば破綻するところをギリギリのバランスで成立させた、シトロエンらしさ全開の素晴らしいデザインと思う。下の写真は先月道の駅もてぎで撮影したものであるが、この角度から見るスタイルがいちばん好きだ。



というわけで、購入から1年半、2万kmを経てC4はますます気に入っているので、大切に乗って行くつもりです。皆さま今後ともよろしくお願いいたします。
Posted at 2022/01/09 22:57:38 | コメント(2) | トラックバック(0) | シトロエンC4 | 日記
2020年06月17日 イイね!

また車を買い替えてしまった(続き)

先回のブログで車を買い替えたことだけ書きましたが、問題の車種は何かを言ってしまうと、

「2007年 シトロエンC4エクスクルーシブ」(5ドア、2.0L、4速AT)





なぜシトロエンかというと、単純にもう一度シトロエンに乗りたいと思ったからである。というのも、以前に12年、11万km乗っていたZX1.8iをすごく気に入っていたので、かねがねいつかまたと思っていた。

ではなぜ初代C4かというと、BMWがミニのために設計した、いわゆるプリンスエンジンを積んだモデルを避けるのが至上命題だったというのがまずひとつ。これで、C3やC4の2代目、DS3、DS4といったお手頃なモデルが軒並み対象から外れてしまった。となると、PSA自製のエンジンを積んでいた時代にさかのぼらないといけない。その中で初代C3は形があまり好みでないし、センソドライブと称する2ペダルMTが地雷臭がした。ではC5はどうかというと、少しボディーが大きすぎて明石の自宅に駐車するのに難儀しそうなのでパス。

という訳で、初代C4というのはあっさり決まった。外観は多少変わっているが私の好みだし、何といってもサイズがちょうどいい。おまけに、ZXからルノーセニックに買い替えた時、対立候補としてかなり真剣に検討したモデルでもあるし。

エンジンは大きく分けて1.6Lと2.0Lの2種類があるが、カーグラフィックの長期テストでも1.6Lは遅いと書かれていたし、車重とのバランスも2.0Lがベストだろうと考えた。5ドアを選ぶと自動的にAL4型4速ATとの組み合わせになり、これも十分地雷であるのは分かっているが、適切なメンテナンスを行えば何とかなるのでは、と目をつぶることにした。あとは、プジョー207で味をしめたムーンルーフが付いていれば言うことなしである。

というようなことを考えていたら、これらの条件をすべて満足する、しかも程度の良さそうな個体が運よく見つかったので、速攻で契約して支払いを済ませ、5日後に車を引き取ってきた。コロナウィルスの影響で、希望ナンバーの製作が実働で7日かかってしまったが、契約から半月でようやく名義変更まで完了した。

以来、通勤を含めた普段の足に使っているが、初日から全く違和感がなく、すっかり身体に馴染んでいる。運転席回りで最も特徴的なセンターメーター、中央部が回らないセンターフィックスステアリングも、たいへん使いやすいと思う。4速ATは日本車と比べると変速ショックが大きいし、なかなかシフトアップしないが、これでも、70km/hまで4速に入らなかったZXの頃よりはマシである。まあ車重に対してエンジンのトルクに余裕があるので、そこまでアラは目立たず、私としては許容範囲である。

いっぽう、C4の最大の美点である乗り心地の良さは期待どおりだった。私が買った個体は、前のオーナーによってタイヤが標準の205/50R17から205/55R16に変更されているので、これも大いに貢献しているのだろう。
乗り心地に関連するが、シートの掛け心地もすばらしく、これだけでもC4を買った値打ちがあると思う。また、このクラスにしては遮音性がよいこと、運転席がドアから遠めで助手席と比較的近い室内空間のつくりもZXと似ていて、こんなところもやっぱりシトロエンだなと思わせてくれる。そういえば、ステアリングがかなり重いのもZXと同じである。

というわけで、今さらながらの初代C4であるが、大いに気に入っている。ミラーが電動で畳めないとか、使えるカップホルダーが一つも無いとか、気になる点はあるものの、いずれも致命的なものではない。遠出はプジョー207以上に得意科目であるし、燃費もわずかながら良さそうだ。かくなる上は、先人の知恵を借りながら、少しでも今の良いコンディションを保ちながら乗っていきたい。

という訳で、以後お見知りおきのほど、よろしくお願い申し上げます。
Posted at 2020/06/17 22:46:35 | コメント(2) | トラックバック(0) | シトロエンC4 | 日記

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