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明石暇夫のブログ一覧

2017年06月25日 イイね!

ゴー!ゴー!若大将FESTIVAL など

6月17日(土)

ひとつ前の週末、明石に帰郷した機会に、大阪市中央体育館で行われたライブ「加山雄三生誕80周年 ゴー!ゴー!若大将FESTIVAL」の初日に参戦してきた。(実際は、帰郷の時期をこのライブに合わせたというのが正しい。)





・開演から1曲目は、加山さんとももいろクローバーZの5人が歌う「蒼い星くず」、全員ギターを携えてのステージで、演奏をきっちり決めていた。CSの音楽番組「ももいろフォーク村」で練習を重ねた成果があったようだ。特に黄色担当の玉井さんは、間奏部で見事なソロを聴かせてくれた。弾いていたギターは、おそらく昨年のドームツアーで加山さんからプレゼントされたそのものだろう。この日は、若大将を名乗ることを承認してくれた加山さんの期待に応えられたようで、それが自分のことのように嬉しく感じた。

・その加山さん、声の張りも声量も、そしてギターの演奏も、80歳という年が信じられないほど若々しかった。自分も80歳になった時にこれくらい元気でいたい、と思わずにはいられなかった。また、元気なだけでなく、孫のような年のももクロや水曜日のカンパネラを共演者として指名するような柔軟さや、新しいものに挑戦する意欲など、こんな生き方をお手本にしたいとさえ思った。

・この初日の共演者は、氣志團、ももクロ、水曜日のカンパネラ、奥田民生 with THE King ALL STARS(加山さん中心のバンド)という面々だった。氣志團はももクロとは何度も共演しているが、加山さんとの共演は初めてとのことで、そのことへの感謝を何度も口にしていた。その氣志團、今回のライブでパフォーマンスに接して、結構好きになってしまった。もともと、前から気にはなっていた存在で、毎年千葉の袖ヶ浦で開催している音楽フェスの氣志團万博に今年こそは行こうと思って、つい先日チケットを取ったばかりだったので、今回はまたとないチャンスだった。氣志團万博、楽しみすぎる。

・水曜日のカンパネラは、ラップを中心とした歌い方が特徴的な楽曲も、そのパフォーマンスも、私には「世の中にこんなものがあったのか」と目からウロコだった。歌っている途中にスクリーンに映した映像に、スマホで自撮りした画像をSNOWでおばあさんの顔に変換したものとか、ステージに上げた観客と顔交換したものとかがあって(どちらもリアルタイムで映してた)、あまりのぶっ飛び具合に口あんぐりだった。でも、その楽曲はなんだか中毒性があって、その後YouTubeで何度か聴いたりしている。そういえば、このユニットの作曲担当が東日本大震災で落ち込んでいた時に、ももクロの曲で救われた、という話を披露していた。ももクロと氣志團も、お互いをリスペクトする関係にあるし、このライブの出演者、何となくいろいろな形でつながりがあるのが、とっても興味深く思った。

・水曜日のカンパネラは、加山さんの代表曲のひとつである「海 その愛」を、「国歌にしてほしい、東京オリンピックのテーマ曲にしてほしい」と語っていたが、その気持ち、分かる。私も加山さんの曲の中で最も好きで、大声で歌いたくなる魅力があると思う。この「海 その愛」、「サライ」、「君といつまでも」の3曲は観客に一緒に歌うよう呼びかけていて、スクリーンにも歌詞を写していた。これは、若い世代の人に歌い継いでいってほしい、という気持ちの現われだと理解した。いずれも加山さん自身の作曲で、本当にすばらしい曲ばかりだと思う。ちなみに、作曲した数は500以上で、その内300以上(1桁まで言っていたが私が忘れた)が世に出ていると語っていた。本当に多才な人だ。

・このライブで引き当てた席は、何と、アリーナの最前列だった。おそらく6千人以上いたはずの観客の中で、わずか1%強である。端の方だったのでステージからは多少距離があったが、それでも、ももクロの全員のダンスと目まぐるしく位置が変わるフォーメーションを間近で見ることが出来た。そして何と、「走れ!」を歌う時にメンバー全員がステージからアリーナへ降りてきて、緑担当の有安さん、紫担当の高城さん、ピンク担当の佐々木さんの3人が、私の目の前約1.5mのところを、客席に向かって両手を振りながら通った!あまりにもびっくりして、何も声を掛けることができず、手に持ったペンライトを振るだけで精一杯だった。今年の運を全部使い切ったような幸運だった。

というわけで、本当に楽しい時間を過ごすことが出来た。と同時に、音楽フェスの楽しさを知ってしまった一日でもあった。考えてみれば、同じ主宰者が選んだ共演者なのだから、ジャンルや表現方法は違っていても、必ず親和性というか共通する部分があるはず。次は、ももクロも過去2回出演している、松崎しげる主宰の「黒フェス -白黒歌合戦-」を狙ってみようかと考え中である。

6月18日(日)
朝、1月半ぶりにポルシェ930に乗り、長男を連れて、とある有料道路の展望台に向かった。珍しく裏六甲が空いていて先行車が1台もなく、自分のペースとリズムで走ることが出来た。930は、トラクションコントロールはおろかABSさえ備わらないので、コーナーでブレーキを残さないことと、ステアリングを早めに切り込むことに留意し、ステアリングを戻してからアクセルをフルに踏み込んでいるが、そういう走り方でも十分に楽しい。

目的地の展望台では、ポルシェ356がずらりと並んでいた。これだけ多数の356を一度に見たのは初めてで、本当に眼福ものだった。当然ながら車齢が50歳を超えているが、いずれも見事なコンディションだった。



私の930も、最低あと30年は乗りたいと思っていて、いつか全塗装とクーラーのアップデートを含む「平成の大修理」をと目論んでいるが、それよりおそらくは前に、あと1年半で平成の時代が終わってしまうことになったらしい。ただ、余談ながら、最近、皇室に関しては、びっくりするような出来事の噂がいろいろあり、譲位問題は、今描かれているシナリオと全然異なる形で決着しそうな気がする。

空冷911乗りのみん友さんとおしゃべりを楽しんだ後は、22回目を迎えた関西舞子サンデーに向かった。3ヶ月前に参加した第19回は、あの広い会場が一杯になって驚いたが、おそらく、ランボルギーニの納車式などの派手なイベントの効果だったようで、今回は普通の混み具合だった。今回は特に知人はいなかったが、それでも、ジャンルや年代を問わない何でも有りの集まりの楽しさを十分に味わえた。一例を挙げると、初代ホンダトゥデイの丸目の初期型の隣に、それをパ○ったと噂のある、ルノーの初代トゥインゴが並ぶところなど、なかなか他では見られないと思う。(ちなみに、トウィンゴのオーナーさんに聞いたところ、狙って隣に置いたとのこと。)











昼でいったん帰宅して、午後からは930に次男を乗せて姫路方面に向かった。海の近くにあるお気に入りのカフェを久しぶりに訪れ、コーヒーとスイーツをいただいた。



そこから帰宅し、930をガレージに置いた後は、近くの公園で夕暮れ時の海を眺めて過ごした。






というわけで、本当に楽しい週末だった(語彙力)。仕事は今結構しんどいが、こういう楽しみがあればまた頑張れるはず。とブログには書いておこう。
Posted at 2017/06/25 16:09:56 | コメント(3) | トラックバック(0) | MCZ | 日記
2017年04月16日 イイね!

春の一大事2017

春の一大事2017先週の土曜日、埼玉県富士見市で行われたライブ、「ももクロ春の一大事2017 in 富士見市」のDAY 1に参戦してきた。

このライブ、正式には「富士見市制施行45周年記念事業 ももクロ春の一大事 in 富士見市 ~笑顔のチカラ つなげるオモイ~」というそうだ。メンバーの一人で緑担当の有安さんがここの出身で、市のPR大使になったのがきっかけで実現したとのこと。

会場となった富士見市第2運動公園の周囲は、厳重な交通規制が敷かれているので、10km離れたさいたま市内の駅近くの時間貸し駐車場にマーチを置き、そこからクロスバイクで会場を目指した。荒川を渡って目的地に向かって進むが、行けども行けども田んぼと畑ばっかりだった。こんな何もない場所で本当に2万人を集めるライブが出来るのか??と思ったが、行く手に突然巨大なセットが現れ、リハーサルの音が盛大に聞こえてくるのを目の当たりにすると、「本当にやったんだ。。」という驚きしかなかった。



このライブ、富士見市のバックアップが相当強力だったようで、開演を宣言した市長の気合いの入り方も半端でなかった。実際に、チケットの発券や飲食、物販や入場待機で観客がすごした場所は会場の隣の小中高校で、高校にいたってはDAY2の翌日が入学式だったという。よくそんな時に校庭を使わせてくれたものだ。そういえば、東武鉄道は最寄り駅の駅名看板を「ももいろクローバーZ駅」に期間限定で変えていたとのことだ。(ただし東口のみ)

本人確認に顔認証システムを使用しているおかげで、チケットの発券はいつも通りあっという間に終わった。今回はスタンディング席で、チケットにはBブロックとあった。もしかしてステージにいちばん近いエリアか?と期待したが、いざ入場してみると、いちばん後ろだった。おまけに整理番号も後の方なので、ステージは100mくらい先で、スクリーンさえも見えたり見えなかったりだった。

とはいうものの、チケットが無事に取れて、予定通り休めてライブに参戦できたことだけでも感謝なことだと思い直した。そういえば、3年前の春の一大事が国立競技場で行われた頃は、仕事が最大のピンチだった時で、2月は1日も休めず、3月になって少しだけ状況が好転したので、やっとの思いで映画館からのライブビューイングで参戦したんだった。

ところで、このブロック名の表示、DAY2はあいうえお順だったとのことだ。どうやら、どこが良い席かを分からなくすることで、発券後に誰かと場所を替わる不心得者の動きを牽制する狙いのようだ。

午後5時から始まったライブは、最初からテンポの速い盛り上がる曲を5曲も続け、しかも、文字通り息つく暇もなく次の曲に移るという展開だった。昨年の後半に、バンマスが武部聡志さんから若い宗本康兵さんに交代したことで、攻めの姿勢がますます強くなったようだ。また、元ジュディアンドマリーのTAKUYAという凄腕のギタリストがゲストとして参加していて、普段にもましてサウンドが刺激的だった。

この日のセットリストは、新しい曲と古い曲がほど良くバランスしていただけでなく、私が好きな曲ばかりで心から楽しめた。1年前のドームツアーで初披露された曲も、時間を経て歌もダンスも進化していた。また、「青春賦」、「希望の向こうへ」、「灰とダイヤモンド」のような曲での、語りかけるような、声の表情がまっすぐ伝わってくる歌い方もライブならではで、本当に来てよかったと思える時間の連続だった。

終盤に入ってのMCでメンバーの誰かが、「この中で20代の人?」と呼びかけ、当然かなりの数の観客が歓声で応えた。そこから30代、40代と続き、「50代の人?」に対して、一瞬ためらった後に「ウェーイ」と叫んだら、結構な数の声が上がったので、ちょっと安心した。この日、40代以上限定ライブが10月に開催されることが発表されたが、何を措いても参戦して思い切り盛り上げないと、と思った。

開演からほぼ3時間、20数曲を歌い終わってからの挨拶で、リーダーの百田さんは、今回のテーマの「笑顔のチカラ つなげるオモイ」について語っていたが、まさにこのテーマがぴったりくるライブだったと感じた。また、紫担当の高城さんが言っていた「笑顔の倍返し」という言葉がすごく気に入った。

ただ、われわれファンは、「私たちの笑顔が届かない人には、皆さんが笑顔を届けてあげてください」という宿題をもらっていて、そっちの方がよっぽど難しい。まあ、仕事をきっちりやって、客先の担当者が夜安心して眠れるようには出来ているとは思うが。あと、楽しい時や、物事がうまく行っている時に笑顔でいられるのはある意味当たり前で、状況が悪い時に、笑顔でというか、相手に敬意をもって接することができるかが、私にとっては課題である。

メンバーの挨拶も終わり、閉演が宣言された後は、大箱ライブには付き物の規制退場の案内が始まった。と思ったら、メンバーの何人かがステージに戻って、プロデューサーの川上さんとトークショーを始めた。私はいちばん後ろのブロックにいて真っ先に退場できたのでほとんど聴くことがなかったが、何と、1時間以上、最後の観客が退場するまで続けたのだという。これを神対応と言わずして何と言おう。

そんなこんなで、本当に楽しい時間を過ごすことができて、今振り返ってみても楽しかった記憶しかない。仮設トイレが少なくて1時間以上並んだとかはあったが、DAY2では改善されていたとのことだし、何もない場所で2日で約4万人のライブを開催したのに、われわれ観客の目に見える部分では、運営上の大きな問題は無かった。軽井沢のスキー場でのももクリや、大宰府政庁跡での男祭りでノウハウを積み上げてきた成果だろう。また、来年の春のライブは、この日、開催する月日だけが発表され、場所は希望する自治体の立候補を呼びかけるという、前代未聞の展開となった。首都圏では、東京オリンピックに向けた設備の改修が相次いでいて、大きなライブが出来る会場の不足が去年から問題になっているが、無くても空き地があればやってやる、という心意気がうれしかった。また、夏のライブは、「ももクロ夏のバカ騒ぎ2017 -FIVE THE COLOR Road to 2020- 味の素スタジアム大会」と題して、スポーツとの融合をテーマとして行うという。私としては、ももクロが東京オリンピックに公式に関与することの前フリとして解釈したくなるが、もしそうだとしたら、どんな形になるのだろうか。また、6月には、紫担当の高城さんと芸人の永野さんの2人でお笑いライブを行うと発表された。個人的には、ももクロはお笑いに関しても相当のポテンシャルを持っていると思うので、これも見に行きたい。いずれにしても、仕事をきっちりやって、休日に確実に休めるようにしておかないと。。
Posted at 2017/04/16 10:42:50 | コメント(2) | トラックバック(0) | MCZ | 日記
2017年01月06日 イイね!

笑顔三昧

12月31日(土)
大晦日の午後、電車で横浜へ向かった。目的地は、みなとみらい地区のパシフィコ横浜。ももクロのカウントダウンライブ「第二回ゆく桃くる桃 ~年またぎ笑顔三昧~」に参戦するためである。



5時前に会場に着くと、既に知った顔が10人ほどいた。大半は1週間前に幕張メッセで会ったメンツである。開場が8時、開演が10時であるのに早くからご苦労なことだ。雑談したり、物販の列に並んだり、ラーメンを食べに行ったりして時間をすごし、ロビーで行われた3BJuniorのライブを観覧してから会場入りしたら、席は1Fの半分よりすこし後ろだった。それでもステージまでの距離が大箱のライブより格段に近く、ラッキーと思った。よく考えたら、このライブのチケットが当選したこと自体が既にそうであると気づいたが。

10時の開演からは、テーマを決めてのトークとゲストのお笑い芸人とのからみだったが、ずっと笑いっぱなしだった記憶しかない。続いて11時20分頃に始まったライブは、テンポの速い盛り上がる曲を矢継ぎ早に繰り出し、息つく暇もないほどだった。ハイライトは「行くぜっ!怪盗少女」、サビが近づくころからカウントダウンが始まり、ゲストの芸人さんも全員ステージに登場、最後の3、2、1、0で、リーダーで赤色担当の百田さんがこの曲でクライマックスとなるえび反りジャンプを決め、それに会わせてステージと客席の全員がジャンプ!今年も昨年と同様、1秒の狂いもなく、ジャンプでの年越しとなった。

年越しの瞬間を音楽で祝うというのは割りとあるだろうし、Youtubeでも、曲(エルガーの威風堂々第1番だった)の演奏が年越しの瞬間に終わって、直後に盛大なお祝い、というのを見たことがある。しかし、今回のは、曲が始まって3分以上も過ぎた途中の一瞬を、指揮者のいないバンドの演奏で、1秒も狂わずタイミングを合わせているのだ。ももクロのライブで演奏するプレイヤーは腕利き揃いではあるが、本当にすごい人たちだ。

それにもまして、1年前にこのカウントダウンライブの第1回を実行に移した運営陣の頑張りもすごかったと思う。何しろ、11月に、3年連続で出たNHKの紅白歌合戦に落選した知らせを受け、それから全くの白紙から準備して見事に成功させたのだから。こういうアグレッシブさというか突撃精神は見習いたい。

ともあれ、過去最高に楽しい年越しを迎えることが出来た。個人的にツボだったのは、「DECORATION」の中で、跳び蹴りというか、頭より高いハイキックを5人ともきれいに決めていたところ。年明けの1曲目に披露した「未来へススメ!」にもラインダンス風の足上げがあるが、これは間奏のとき。DECORATIONでは歌っている最中にやるのだ。それも笑顔のままで。この人たちはやはりただ者ではないと思う。また、この曲、振り付けは一度見ただけでは動きを追いきれないほどだし、曲もアレンジも演奏も刺激的だ。これに限らず、シングルCDに必ず収録されているオフボーカル版は、インスト曲としてそれだけを聴き続けていられるくらいで、それこそデビューした頃から入念にサウンドが作り込まれているのはうれしいことだ。

最高に楽しかったライブも0時半頃には終わり、電車で横浜を後にした。大晦日から元旦にかけて終夜運転が行われていたおかげで、4時半には小山の自宅に帰ることが出来た。鉄道関係者の皆さんの精励ぶりには本当に頭が下がる。

1月1日(日)
昼前まで半分寝ながらのんびり過ごし、午後の遅い時間にスカイマーク機で神戸に飛ぶためにヴィヴィオで茨城空港に向かった。どちらの家も新幹線が停まる駅が近いのに飛行機にしたのは、東海道新幹線は座席の掛け心地があまり良くなく、仕事の出張以外では乗りたくないという理由である。おまけに、通常料金でもスカイマークの方が新幹線よりも安くつくのだ。早割を使えば往復で1万円くらい安い日もある。このため、ドアトゥドアの所要時間は同じくらいだが、今後ともスカイマークを利用するつもりだ。ちなみに、茨城~神戸で就航しているB737の座席はレカロ製で掛け心地は良く、これもうれしい点だった。



茨城空港を利用したのは始めてだが、駐車料金が何日置いてもタダなのと、コンパクトなレイアウトで歩き回らなくて済むのがありがたい。何しろ、チェックインカウンターから保安検査を経て搭乗口まで、歩いて1分の距離しかないのだ。こんなの、国内、海外を問わず見たことがない。

1月2日(月)、3日(火)
2日の昼ごろ明石の自宅をポルシェで出発し、山陽道を西に向かった。途中で長男をピックアップし、2人で福山の実家に。3日は、せっかく福山まで来たので、久しぶりに鞆の浦まで行ってみた。



鞆の浦の背後の山を走る福山グリーンラインの展望台から瀬戸内海を望む。福山と広島に長く住んだ私には、穏やかな内海に小さな島がたくさん浮かぶ風景が懐かしかった。



ここの展望台で他の観光客がいなくなった時に、YouTubeにアップされている、宮城道雄作曲の「春の海」(テレビのお正月番組でよく使われる、琴と尺八のメロディーが印象的なあの曲です)をスマホでちょっとだけ流してみた。鞆の浦から見た海の風景がモチーフになっていると言われるだけあって、見事にシンクロしている感じだった。

山陽道の上り線はこの日帰省ラッシュの渋滞がひどく、福山から明石は190kmほどだが4時間かかった。クラッチは重いものの、アイドリングで発進できる点がありがたい。エンジン油温も100℃くらいで収まっていたし、実害はなかったと思うが、気持ちとしては早く渋滞から抜けたい一心だった。次回は出来れば長男の325iで行きたいものだ。

1月4日(水)、5日(木)
4日朝の便で神戸から茨城まで飛んだ。



小山への帰りがけに茨城県内の車屋さんに立ち寄った以外はおとなしく自宅で過ごした。年末年始の休みも終わってしまったが、何かをやり残した感じはなかった。長期連休は毎回抜け殻のような生活を送るのが常だったのに、今回はももクリとカウントダウンライブでもらったパワーの効き目があった?今年もいろいろな面で何かと逆風が多いが、年末に振り返った時に「今がいちばん」と言えるよう頑張ることにしよう。
Posted at 2017/01/06 01:05:42 | コメント(2) | トラックバック(0) | MCZ | 日記
2016年08月20日 イイね!

桃神祭2016

桃神祭20168月13日の土曜日、横浜の日産スタジアムで行われたももクロの夏のライブ「桃神祭2016」の1日目に日帰りで参戦してきた。夏のライブはこれで3年連続になったが、今回も心から楽しむことができ、忘れられない一日になったので、今思い出せることを断片的にではあるが書き記しておくことにする。

・今回引き当てた席はアリーナ席で、ステージに向かって前から3分の1くらい、左から5分の1くらいの場所だった。ステージ上のメンバーの表情は見えないがダンスは見えるというレベルで、これは本当に運が良かった。また、この場所は音響にも問題はなかった。思えば一昨年の日産スタジアムでは、ステージを真横に近い角度から見るスタンド席で、音響も最悪だったのと比べると、えらい違いだ。連席相手でない自分自身の席運もついに上向いてきたか?

・今回の席はアリーナの真ん中近くではなかったが、5万数千人という観客の中心にいるような感覚だった。これだけ大勢の人が持つペンライトの光に囲まれた中で同じサウンドにひたるあの感じは、どうやっても言葉では表現できない。この一体感は本当にクセになってしまう。

・昨年、一昨年とたいへんな猛暑に見舞われ、特に静岡県のエコパスタジアムで行われた昨年は、物販の行列で待っているだけでも汗が噴き出してくるレベルだったのが、今年は全然大したことが無く、普通の夏の1日という感じで、助かった。昨年の桃神祭の猛暑も、スキー場でのももクリの寒さも、忘れられない記憶の一部ではあるが、それでも、メンバーの一人が終演後に熱中症で倒れてしまったという昨年のようなことがなくて、本当に良かった。

・昨年まで、メンバーの着る衣装が、お祭りをモチーフにしたと思われる、ゾロっとした大仰なものだったのが、今年は普段のライブのに近かった。思えば、昨年の2日目は、センターステージから10mもない神席だったが、その衣装のせいでせっかくのダンスが十分に見えず、この点だけが残念だった。今年は歌とダンスを届ける方を優先したと思われ、この点は大歓迎と思った。

・今年は「鬼ヶ城」をテーマにしていて、宇和島の牛鬼や秋田のなまはげなど、全国から集まったお祭りの担い手が盛り上げに一役買っていたが、メンバーが龍か何かに乗ってアリーナの通路を回ったり、ふつうの楽曲でバックダンサーが神楽風の踊りを披露するのがあったりで、これこそお祭りという雰囲気だった。桃神祭という形は3回目の今年で一段落とのことだが、その集大成には確かになっていたと思う。

・毎年恒例となっている、「ココ☆ナツ」という曲で、メンバーがウォーターガンを持って観客に向けて放水するという演出が、今回は無かった。アリーナ席の外周にある通路に比較的近い席だったので、今年は水を直接浴びれるか?と期待したのに、放水どころかこの曲自体が無かったので、ちょっと拍子抜けだった。

・セットリストは、今年2月に発売されたアルバム2枚から多くの曲が選ばれていて、それらが、予想した以上に雰囲気にはまっていた。特に、清竜人による2曲がツボで、世の中にはすごい才能の持ち主がいるんだと思った。また、横浜への往復の道中は、この2枚のCDをずっと繰り返して聴いていたが、どれだけ続けて聴いても聴き疲れすることも無く、早送りして飛ばしたくなる曲もひとつも無かった。ドームツアーの時には既にそう思っていたが、聴けば聴くほど気に入ってきた。

・アンコールの最後はバラード曲の「灰とダイヤモンド」だった。ちょうど前の日に、「男祭り2015」のDVDで、太宰府天満宮でこの歌をピアノ伴奏で奉納した映像を見たばかりで、その時の荘厳といっても大げさでない雰囲気と重なり、胸に迫るものがあった。歌が上手い歌手は他にたくさんいるが、気持ちを伝えるという点では、ももクロの5人はやはり特別なものを持っていると思う。まして、音楽プロデューサーの宮本純乃介氏がももクロに託している楽曲は、「芯になっているのは、極端なことを言えば、明日死にたいと思っている人が聴いたときに、もうちょっと生きてみようと思ってもらえるもの」なのだ。(メンバー本人はこのことは聞かされていないだろうと思うが。)リーダーの百田さんが掲げる「笑顔の天下」という目標が揺るがないかぎり、ももクロから離れることは出来そうにない。

この日、開演は午後5時だったが、午前11時頃には会場に到着し、LinkLinkSmile!の仲間と時間を過ごした。昨年もそうだったが、お盆に親戚が集まっているのに近いような不思議な感覚が、やはり今年もあった。集まった人たちの中には、ももクロから「他界」して他のアイドルを推している人もいたが、百田さんの名言「私たちの手が届かないところの人には、私たちの代わりにみんなが笑顔にしてあげてください。そうしたら、笑顔の輪が広がっていくんじゃないかなって思います。」という部分ではつながっているんじゃないかと思った。正直、自分のことでいっぱいいっぱいな私が誰かを笑顔に出来ているとは思っていないが、少なくとも、成果を挙げても評価に結びつかない、ハイリスク・ローリターンな自分の仕事のモチベーションを維持する力にはなっている。実際に、「これだけ素晴らしいものを見せてもらっておいて、自分の仕事でいい加減なことをやったら、顔向けできない」という感覚があるのだ。暑くても寒くても遠くても、ももクロのライブに通うのをやめられないのは、これも理由のひとつであるような気がする。

最後に、横浜への往復は、例によってヴィヴィオに自転車(クロスバイク)を積んで行った。予想どおり、近場の駐車場は朝すぐに満杯になってしまったので、これで正解だった。ひとつ難点は、シートを倒して休むことが出来なくなってしまうことだが、世の中には、軽トラックのキャビンでも仮眠する人もいるので、もうひと工夫する価値はあるかもしれない。また、往復で650kmくらい走った燃費は19.6km/Lと出た。腰が痛くなることもなかったし、本当にヴィヴィオは頼りになった。

ひとつだけ問題は、メンバーの誰かが言っていたような、今年の夏がこの日に始まって、この日に終わってしまったような感じがしたことだ。それと関係あるかどうか、帰宅した日曜の朝から抜け殻になったような感じで、水曜まで4日間、食べ物を買いに行く以外は家から一歩も出ずにぼーっとする生活を送ってしまった。幸い、木曜からはもともと組んでいた予定をこなすことが出来たが。それでも、それさえも惜しくないと思える一日だった。次はいったいいつ行けるだろうか?
Posted at 2016/08/20 12:03:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | MCZ | 日記
2016年04月10日 イイね!

DOME TREK 2016

DOME TREK 20164月3日(日)、所沢の西武プリンスドームで行われた、ももクロのドームツアーの最終日の公演に、ヴィヴィオに乗って日帰りで参戦してきた。

DOME TREK 2016と題するツアーは、5会場で9公演行われ、この中で、ナゴヤドームの初日と2日目、西武ドームの2日目の3公演を見たことになるが、今振り返ってみても、最高という言葉以外に見つからないくらい楽しめた。

まずは楽曲が素晴らしかった。今回のツアーは、直前に発売した2枚のアルバムを携えてのもので、新曲が20曲もあったが、期待はずれというのがひとつも無かった。また、「AMARANTHUS」の方は、「起きて見る夢」をコンセプトにして、人が生まれてから死ぬまでを表現しているのに、曲も歌詞も本当に多彩で、振り幅がすごい。「白金の夜明け」の方は「寝て見る夢」がコンセプトとのことだが、こちらも同様に、クールなのも、心に沁みるのも、アグレッシブなのも何でもアリで、本当に退屈する暇がない。また、ももクロにとって初となる作家の作品には、「世の中にこんなサウンドがあったのか」という驚きすら感じた。これは私の音楽の好みが偏っているからかもしれないが。

しかし、このニューアルバムに限らず、ももクロの楽曲に込められている熱量は本当にすごいものがあると思う。これは、ある作詞家がインタビューで「この曲に詞を付けられるんだ!と沸き立ちました」と語っていたような、ももクロの本気が周囲の大人の本気と限界を超える力を引き出しているという面があるのかもしれないし、音楽プロデューサーの宮本純之介氏の手腕なのかもしれない。ただ、私には、どの曲をとっても歌詞に「今を全力で生きろ、今を思い切り楽しめ」というメッセージが通底しているように思え、何かそれ以上のものがあるような気がしてならない。いずれにしても、「アイドルの曲はね」という先入観を排除して聴けば、こんなに多彩で面白い音楽はないと思う。その意味で、つい最近出版された堀埜浩二さんの「ももクロを聴け!」は、全134曲を専門的な観点から解説しているたいへんな力作で、なぜこんなにも惹かれるのかの理由のかなりの部分が分かったように思った。

その楽曲を支えるパフォーマンスも素晴らしかった。かなりの表現力を求められる曲ばかりなのに、どれも期待以上のものを聴かせてくれた。また、今回は、フープダンス、ピアノ、エレキギター、ドラム、タップダンスというソロの見せ場があり、かなり驚かされた。中でも玉井さんのピアノは相当頑張ったと見た。(じつは、これに刺激を受けて、買ってからほぼ放置しているキーボードを本気で練習しようかという気になっている。)

演出面でも、サーカスや大道芸を組み合わせたパフォーマンスが、今までに見たこともないような感じで、心から楽しめたし、気球から吊られたゴンドラに乗ってスタンド席の近くにも行くというシーンがあったが、これもメンバーの発案というから驚いた。

しかし、巨大なドーム球場にいながら、ペンライトの光の渦の中で、その空間の大きさをまったく意識しない、3万数千人が一体となったあの感じ、あれは、どんな言葉をもってしても表現できない。これはちょうど、バイクに乗らない人にバイクの楽しさを言葉で伝えようとしても出来ないのと同じようなものだと思う。(もし、これを読んだモノノフの方で、「あの感じ」を表現できる言葉をご存知の方がいたら、ぜひ教えてください。)

西武ドーム2日目の終盤では、加山雄三さんがスペシャルゲストとして登場し、玉井さんが若大将を名乗るのを承認して、ギターをプレゼントするというサプライズまであった。(数日後の加山さんの55周年ライブで共演したとき、そのギターでの演奏もあったらしい。)そして、アンコールの3曲目、本当のラストでは、結成当時にメンバーが作詞を手がけた「あの空へ向かって」を歌った。同じ西武ドームで行われた2013年のももクリが私の初の現場だったが、そのラストで国立競技場でライブを行うのが発表された直後にこの曲を歌ったときの感動的な場面を思い出してしまった。そんなこんなで、この日は、現実の世界で、現実の時間軸に沿って進行する大河ドラマの一場面を見ているような感覚があった。私だけの妄想かもしれないが、分かってくれる人はきっといると思う。

最後に、この日、開演は午後4時だったが、西武ドームには午前中に着き、LinkLinkSmileの仲間と一緒に時間を過ごした。西武ドームは、ももクリ2013、翌年のファンクラブイベントで2回来ていたが、その時は回りに誰も知人がおらず、心細かったのとは大違いである。このグループでは私はかなり年長な方であるが、年齢を意識せずに一緒に楽しめる仲間の存在は、本当にありがたい。また、さいわいというか、今年は、夏に日産スタジアムで行われる桃神祭も含めて、かなり先までライブの予定が分かっているのもうれしい。まあ、これだけ楽しい思いをさせてもらったので、次のライブにまた参戦できるよう、それまで仕事を頑張ることにしますか。
Posted at 2016/04/10 09:38:21 | コメント(1) | トラックバック(0) | MCZ | 日記

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「最近手に入れた遊び道具、外装はイマイチだが機関は好調だし、電装を6Vから12Vに変更する改造が無事に済んだのでご機嫌😄」
何シテル?   01/27 17:38
兵庫県明石市住みの暇人=明石暇夫です。理屈っぽいヤツだと思われがちですが、実際はそれほどのことはないと思ってます。(*^^*) Hello, my ni...

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3気筒エンジンのフィーリングと、あらゆる乗り方や用途に対応できる車体に惹かれて購入しまし ...
ポルシェ 911 ポルシェ 911
1989年モデルの欧州仕様を2001年に個人売買で入手しました。以来いちばんのお気に入り ...

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