(大晦日に書いたブログの下書きを出先からスマホでアップしようとしたら、操作ミスで消えてしまいました。間抜けな話ですが年明け早々にやり直す次第です。)
12月23日(金)
世間は天皇誕生日で休みであるが、私の勤務先は稼働日。また運悪く、こういう日に限って、緊急の対応が必要な問題が朝一番で飛び込んできた。頭が汗をかくくらい考え続けて、昼過ぎには何とか解決の道筋を示すことができたが、そこから出てきた上からの意見に対して、それではうまく行かないことを示すのに夕方までかかってしまった。この日は午後から休みを取ってももクロのライブ「ももいろクリスマス2016」のライブビューイングを見に行く予定だったのに、チケットを無駄にしてしまった。
12月24日(土)
気を取り直して、朝8時に小山の自宅を出発し、ももクリの会場である幕張メッセへヴィヴィオで向かう。といってもチケットは持ってない。今回の会場は2万人のキャパがあるというのに、2日間とも、ファンクラブ先行、一般販売、マッチングシステムの全てで抽選が外れてしまった。本当にツイてない。会場で、同行者がドタキャンして相手を探している人がいるかもと思ったが、これもだめだった。仕方が無いので、会場である国際展示場のホール(4~6)の隣のホール(7と8)で開催されるライブビューイングの当日券を買った。
今年のももクリは「真冬のサンサンサマータイム」と称して、真夏を思わせるような演出を用意しているというのは、かなり前から分かっていた。去年のももクリでは軽井沢のスキー場を借り切ってゲレンデにステージと客席を設置したのと真逆である。実際に、館内の空調を28℃に設定していたとかで、初日に参戦した人によると、Tシャツ1枚でも暑かったという。スキー場でやったのはプロデューサーの川上アキラ氏の発案だそうだが、それを受け止めて大真面目にきっちり実行に移す運営陣やメンバーともども、本当に何をやらかすか目を離せない人たちだ。
肝心のライブの中身は、ただただ楽しかったとしか言えない。楽曲だけとってみても、春にアルバムを2枚出したので格段にレパートリーが増え、どれひとつとしてハズレが無い。パフォーマンスも、歌もダンスもずいぶん大人びた感じがした。まあ、今年でメンバー全員が20代になったのだからそれも当然か。
ライブのパフォーマンス自体も良かったが、リーダーの百田さんによる最後の挨拶も素晴らしかった。「後で振り返って、この道で良かったと思えるように毎日を生きたい、あの時楽しかったよね、でも今が一番楽しい、と言えるように進んでいきたい」という趣旨だった。実際に、過去4回参戦しているももクリだけ考えてみても、場所も内容も毎回異なり、そのすべてで「今が最高」と思わせてくれているのだから、有言実行を地で行っている。「昔は良かった」を絶対に言わないことにしている(というか思ったことがない)私としては、これが本当にうれしかった。
終演後、LinkLinkSmileの仲間と記念写真を撮ってから、帰路についた。帰りは16号線を経由したが、3時間はかからなかった。また、電車でも同じくらいの時間で行けるようだ。遠いと思っていた千葉方面も実はいつでも気軽に出かけられることが分かったので収穫だった。
12月25日(日)
たまっていた家事を午前中で片付け、昼から栃木市にある「魔方陣スーパーカーミュージアム」を見学した。ここは、1960年代、70年代のスポーツカーを中心に展示していて、70年代後半に巻き起こったいわゆるスーパーカーブームの時に中学生だった私にとっては、大好物の車ばかりである。
展示車両はフェラーリ、ランボルギーニ、マセラティといったイタリア車が中心であるが、アメリカ、ドイツ、イギリス、日本の車もあった。私にはどれも全部興味の対象で、1時間くらい他に誰もお客さんが来ないこともあり、じっくり見させていただいた。

一台ずつ眺めていく中で、マルチェロ・ガンディーニ氏がデザインした車が私にとってツボだというのを現物であらためて認識した。ここにある車種でいうと、ランボルギーニのミウラとカウンタック、アルファロメオ・モントリオールである。(ブガッティEB110は、経営陣との対立により途中でプロジェクトを降りたとのことで、氏の作品ではないらしい。)




このランボルギーニの2台、ミウラは60年代の集大成といった趣があるのに対して、カウンタックは40年後の今見ても未来的に見え、そのどちらでも成功しているのがすごい。また、スーパーカーだけでなく、ルノー・シュペール5、シトロエンBXのようなふつうの乗用車でも素晴らしいデザインを創造しているのだから、本当の天才とはこんな人のことを言うのだろう。
もちろん、ガンディーニ氏以外の作品も素晴らしかった。現物は初めて見たジャガーXJR15(テールライトがマツダカペラC2からの流用らしい)、迫力と流麗さをあわせ持つフェラーリのBBとデイトナ、めったに見られないポルシェ959、ケーニッヒによる魔改造が度肝を抜くポルシェ930ターボ、イタリア車としては落ち着いた雰囲気が好ましいマセラティのボーラとメラック、フランコ・スカリオーネのデザインの後姿が特徴的なランボルギーニの350GTなどなど、時間が経つのを忘れて見入ってしまった。







また、S30のフェアレディZ(Gノーズ付きの240ZG)やトヨタ2000GTが、欧州のスーパーカーと並んでも引けをとらない存在感というか本物感を放っていたのもうれしいことだった。


というわけで、この博物館、大いに楽しませていただいた。次は、茨城にある「サーキットの狼ミュージアム」に是非行ってみたい。
12月28日(水)
この日、日産リーフを短時間ながら運転する機会があった。ピュアEVを運転した経験は以前にもあるが、公道では初めてである。結論としては、かなり気に入った。電気モーターによる加速は思ったよりずっと力強く、特に動き出しの時にその恩恵を感じた。また、音が全然高まらずにスピードだけが上がっていく感じもクセになりそうだ。重いバッテリーを低い位置に積んでいるためか、重心の低さを感じさせる安定した走りも好ましい。シャシーもしっかりした感じで、乗り心地に高級感があった。ただ、航続距離はやはり短く、この初期型では安心して乗れるのは100kmとのことだ。レンジエクステンダー(エンジン)を積んでこれさえ解消したら最強じゃないだろうかと思った。
12月29日(木)
28日で無事に仕事納めを迎えられ、この日は朝から年賀状を準備して昼までに完成させた。年内に終わったのは久しぶりのような気がする。せっかくの休みなので、気分転換にヴィヴィオでドライブに出かけることにした。コースは北関東地方をぐるっとひと回りするのを設定した。
途中のSAには全部寄ってみたが、どこもご当地グルメと特産品に力が入っているのが分かった。味については多くを語る立場になく、今から関東方面の味に慣れるように努めるようにします。
12月31日(土)
残っていた引越し荷物の片付けや掃除、洗濯も昨日で終わり、一年の疲れを流すつもりで小山温泉 思川に自転車で行った。思川が目の前に広がる露天風呂につかりながら、あっという間に過ぎた1年を振り返ってみた。仕事の面では、さいわい、どんな課題にも正解を出し、きっちり成果につなげることが出来た。ただ、栃木への転勤は完全に想定外で、おまけに、私にとっては業務の面でもメリットがあまりない。何かうまい手がないものだろうか?
これに対して、健康面は、今年1年病院のお世話になることがなく、まったく問題がなかった。というか、ここ6年くらい、歯の治療と人間ドックを除いて、病院や調剤薬局に行ってない。もちろん、自分でいろいろと気を遣っている点の効果もあるだろうが、こればかりは本当に感謝なことだ。
最後に、「きわめて適当な(4X2+2)輪生活」はどうか?ポルシェは好調だが、あまりにも乗る機会が少なかった。ヴィヴィオも好調だったが、最低限のメンテナンスしか出来なかった。BMWのバイクに至っては、5月にクラッチの部品が壊れて以来まだ直してなくて不動車という状態である。来年はこの辺を何とかするのと、前から目論んでいた車、バイクの増車か代替を実現したいものだ。
最後に、今年1年みんカラやオフ会でご一緒させていただいた皆さん、本当にありがとうございました。みんカラを始めてちょうど4年、その間ずっと単身赴任生活で、今回そこからさらに転勤となってしまったこともあり、ここでのつながりは私にとって本当に大切なものであり続けています。今後もそう思えるよう、仕事をがんばるのはもちろんですが、それ以外の面により力を入れていきますので、よろしくお願いいたします。
Posted at 2017/01/01 11:49:32 | |
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