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明石暇夫のブログ一覧

2015年11月04日 イイね!

東京モーターショー2015 (1)

「東京モーターショー2015」についての記事

※この記事は東京モーターショー2015 について書いています。


8月、9月と、盆休みと休日は絶不調な日が続き、ほとんど外出もせずにごろ寝を続け、みんカラも完全に放置してしまっていた。(仕事は普通に出来ていましたのでご心配なく。)10月に入って、鯖江での「番外!ももクノ60分 めがね博2015」や浜松での「第8回家康楽市in浜松出世城『2015秋の陣』」といったイベントに出かけて、仲間と会ったりしているうちに少しずつ調子も戻り、先週末は、関東での仕事の帰りに東京モーターショーを見学してきたので、その時の印象を書き留めておくことにする。まずはスズキから…

東3ホールに入ってすぐの場所にあるスズキのブースで真っ先に目についたのは、フランクフルトショーで披露されたばかりのバレーノだった。



説明員の人に聞いたところ、国内向けに導入されるという。スズキのことだから、操安性はスイフトやスプラッシュと同様にしっかりしているはずで、大いに期待できる。展示してあったのは1Lターボの6速ATであるが、幅が広いので3ナンバーになるはず。日本車で、1Lエンジンの車では初めてじゃないか?あとは、インド製の品質がどこまで日本人の期待に沿うかであるが、外観に関しては、気になる点は全く無かった。

次に、5人くらいの順番待ちの後に、先日発表されたばかりにアルトワークスの運転席に乗り込んでみた。




レカロのシートが標準で、サポートと掛け心地のバランスはかなり良さそうに思った。また、最大の関心事だった5速マニュアルシフトの感触はすごくカチッとしていて、期待を大きく超えるもので、横置きFFとしては最も良い部類ではないかと思った。リンケージを適当に設計していたら絶対にこのレベルにはならないはずで、スズキの意気込みの強さを感じた。ターボRSはちょっとだけではあるが試乗して、エンジンと脚はかなりのレベルにあるのを確認しているので、ワークスもぜひ乗ってみたい。
今ヴィヴィオの後釜を何か考えるとしたら最有力候補だろうと思った。

次に、最近発売されたばかりのエスクードを観察してみた。



4WDシステムは、オールグリップといい、FFをベースとして、後輪へのトルク配分を電子制御カップリングで連続的に変化させる方式で、制御のモードを複数から選べるという。これはなかなか良さそうに思った。ただ、エンジンが1.6Lガソリンで、あまり新鮮味がない。欧州では既に、1.4Lガソリン直噴ターボエンジンを積んだビターラSをショーに出展していたとのことなので、そのエンジンを載せたモデルにぜひとも乗ってみたい。

エスクードに関してもうひとつ気付いたのは、タイヤがコンチネンタルのコンチエココンタクト5を履いていたことだった。車がハンガリー製というのはあるとしても、このタイヤは欧州でもそこそこ高価なはずである。聞いたところ、ショーの展示用だからというのでなく、普通に売る車も全数このタイヤが付いているとのこと。スプラッシュもそうだったが、何と太っ腹なことかと思う。これに対して、内装はずいぶん質素に見えた。写真に写っているリアドアの内張りなんて、凹凸を付けるでも布地や革やウッドを貼るでもなく、本当にそっけないつくりである。でも、シートの掛け心地は良いと思った。



こういったお金のかけ方も、私がスズキ車全般を好きな理由の大きな部分だと改めて認識した。

ショーモデルのイグニスも、写真では見ていたが、実物はそれよりずっと目を引く存在だった。



室内は見られなかったが、外観は、最近の車にしては比較的シンプルなデザインでありながら、大きな存在感があって、好ましく思った。あと、リアクオーターウィンドーの切れ上がった形とその後ろの斜めの凹みは、昔のフロンテクーペから巧みに引用されているように思った。また、ホイールのデザインは、これも初代セルボに似たのがあったと記憶している。そういえば、エスクードも、ボンネットとフェンダーのつながる部分とかに、初代のデザインを引用していた。レトロ風にせずに昔のデザインを取り入れるのは難しいだろうが、今回のはどれも上手くいっていたと思う。

車両以外では、近日中に出るはずの、ソリオ用のハイブリッドシステムの展示が目を引いた。エンジンは1.2Lのデュアルジェット、ギアボックスは、AGS(AMT)だという。モーターだけで発進できるのかと聞くと答えはイエスだったのでちょっと驚いた。ついにスズキもハイブリッドに本腰を入れて来たということか。ただ、何km/hまでモーターだけで走行できるかは、今検討中とのことだった。




あとは、エンジン単体のカットモデルの展示もあり、1L3気筒直噴ターボ、1.4L直噴ターボ、インド専用の2気筒ディーゼルターボ、というラインナップだった。2気筒のしかもディーゼルだと、騒音と振動の問題で日本ではまず売れないと思うが、試乗はしてみたいとも思った。


(つづく)
Posted at 2015/11/04 19:57:35 | コメント(3) | トラックバック(0) | クルマ全般 | 日記

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