大型特殊免許を飛び込みで取得しました
そのノウハウを記録しておきます
感想:試験官は自動車学校に行かせたいのか、相当高いレベルで走らないと合格させてくれません。私は4回目くらいから合格を意識しましたが、結局7回受験しました。
試験場は予約制で、受験者は大半が外国人の国際免許、大型特殊を受験する人は2回しか会いませんでした。総じて受験者は少ないです。
① 乗車から発車まで
・車の周りを1周回って目視で車体の下も含めて確認
・車道側に出る時は後方の車も確認
・ドアを開ける時にも後方の車を確認
・シート合わせ、シートベルト、ルームミラーを調整する
・左後方、左、左下、右下、右、右後方のミラーを確認する
・停車位置を確認するため、ボールとバケットの位置、左側の縁石の位置を記憶
・ニュートラルとサイドブレーキを確認してエンジンをかける
・真ん中のレバーでバケットを一番上まで上げる
・前進ギアにして、サイドブレーキを解除する
・左後方、左、左下、ルームミラー、右ウインカー、右下、右、右後方のミラーの順にを確認する。ルームミラーを確認した後に右ウインカーを出せば、約3秒後に発進するタイミングとなります
・広島では習熟運転は、外周から内側に入るまでで、距離は非常に短いです
② 横断歩道
・横断歩道では左右確認が必要です
・コース左側の横断歩道には子供の人形が3体置いてありますが、一旦停止は不要と試験官に確認しました
③ 指定速度
・右奥の直線は指定速度20キロです。20キロ以上出せば良いというのではなく、20キロを維持しなくてはいけません
④ ふらつき
・直線でのふらつきだけでなく、交差点でハンドルを戻したり切ったりすることもふらつきとして減点されます
・交差点から直線になる箇所でもスムーズに直進に移行できないとふらつきとされます
⑤ ウインカーのタイミング
・右寄せ、左寄せが必要な場合は、30メートルプラス3秒前にウィンカーを出さないといけません
・コースの1ブロックが約30メートルです
・私がウィンカーを出す位置は、コース図に「W」を記入しています
・コース図の「↓」は目視確認の位置を示しています
⑥ 方向転換
・方向転換のコツは別ブログにまとめていますが、方向転換する直前には方向転換で入れる車庫を目視確認しなくてはいけません
・車庫入れのためのウィンカーは不要ですが、出る時にはウインカーが必要です。
・車庫入れの道路は狭いので、本コースに戻る際には曲がる方向に幅寄せをしっかりしていないと、後輪が反対側の縁石に接触します
・車庫入れの際に、後輪が縁石に接触すると脱輪小をとられます
⑦ 幅寄せ
・右左折時には、縁石から50㎝くらい、中央線からは30㎝くらいに幅寄せします
縁石の内側のコンクリート部分を走っても減点されません
・ハンドルがクイックなので、幅寄せはじわじわと寄せていかないとふらつきます
・右左折から次の右左折までの距離が30メートルしかない場合は、最初から幅寄せしたラインを走行します
⑧ 左折
・路側線に左前輪を載せ、路側線をトレースするように左前輪を注視しながらハンドルを切っていきます
・そのためには、路側線が曲がり始めるまでに巻き込み確認をしなければいけません
⑨ 踏切
・停車後、必ず窓を開けて音を聞くしぐさが必要です
⑩ 走行時
・ウインカーは自動で戻らないので、右手は、ほぼウインカーの操作担当となります。唯一、長い直線の場合はふらつきを防止するためハンドルをにぎります
・ハンドル操作は、基本的に左側の丸いところを持って左手だけで行います
・アクセルを目一杯踏んでも30キロも出ないので、他の車のじゃまになります
このため、終始トロトロと走るのではなく、短い直線でもできるだけ速度を出すようにしないと減点になります
指定場所以外の直線であれば20キロ以上出しても減点されません
・上記のようにじゃまになるので、他の車がいる場合は、優先させるようにしまょう
⑪ 終点までの戻り
・他の発着点を横断する形となるので、横断するたびに左右確認が必要です
・停車する時には路側線を踏んでもかまいません
路側線と平行になっていればよいのです
・バケットを下ろした時に、ポールから30㎝以内になっておく必要があります
ポールよりはみ出したら減点されると思うので、バケットを下ろす前の段階でポールより10~20センチ手前で停車する必要があります
・停車、ニュートラルにする、サイドブレーキをかける、バケットを下ろす、エンジンを切る
・ドアを開ける時には後方確認をして、降車後にドアを閉める時にも後方確認をする



