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2013年12月28日 イイね!

MAZDA FAN FESTA 2013 in OKAYAMA

今月8日、『MAZDA FAN FESTA 2013 in OKAYAMA』に行ってきましたのでそのことについて書きたいと思います。イベントから3週間経ってからの記事、ここまで引っ張ったのは私くらいのものでしょう(←威張るな)。みんカラでの登録イベント名は『MAZDA FAN FESTA in 岡山』でしたが、マツダ公式サイトの表記に従わせていただきました。既にマツダ公式サイト及びMZracingにて記事が掲載されていますので、併せてご覧ください。
  フォトギャラリーにもアテンザ編その他編1その他編2の3つをアップしておきました。よろしければどうぞ。
 
 まず最初に、たら爺様、TAJIRO様、MZRacingの方、まじんぶぅさんとゲストハウスさん、そしてイベント開催にあたりご尽力をいただいた皆様に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。そして、後々書くことも含めて今回はお客様モードと言いますか、ただ楽しむだけに終わってしまったことを反省しています。次回は何かしらお役に立てるよう気をつけます。というわけでようやく本編です。だらだら書くのもアレなので、印象深かったことを書き出すことにします。
 
 
・参加までの経緯
 今回のイベント、場所は高速道路を使って片道7時間の岡山ということで最初は見送ろうと思いました。しかし、マツダ787Bが見られる、そして(767Bですが)生でその音が聴ける機会はそうそうない、これは行かなくてはという思いと、先日の広島オフでメテオグレーマイカが1台という惨状結果から、私が行かなければノーメテオになってしまうのではないかという不安からくる謎の使命感がありました。とはいえ1日に往復14時間も運転するのは大変なので、職場のモータースポーツ好きの後輩にドライバーを打診したところ快く引き受けてくれたため、これが決め手となり参加することにしました。

・不良GJ
 午前1時半ごろ出発し、後輩を迎えに深夜の道路を走っていると、前方に3台不良っぽい若者たちが乗ったバイクが。不良と言ってもとても大人しく走っており、触らぬ不良に祟りなしとばかりに隣の車線からじわっと追い抜きました。しかし次の交差点で信号待ちをしている時に追いつかれ、気まずいなぁと思っていた時。信号が青になる数秒前にバイクが突然走りだし、待っていましたとばかりに後ろからパンダカーがサイレンを鳴らして追いかけて行きました。バイクに気を取られてパンダの存在に気が付かず危なかったのですが、彼らが囮(?)になってくれたお陰で助かりました。不良GJ!

・狭っ! 
 山陽自動車道和気(わけ)ICを降りて集合場所の満開アゼリア館へ行く途中のこと。うっかり右折するところを通り過ぎ、オートリルートで一つ先の交差点から右折してしばらく走っていたとき、突如として道幅が狭くなりアテンザ1台がギリギリ通れるような道が目の前に現れました。幸い対向車はいなかったので良かったのですが、度々そのような狭隘な道が出現し大変でした。最初は「道を間違えたせいだろう、帰りは絶対通らないようにしよう」と心に誓ったのですが、どうやらその道は最短経路らしく、帰りも狭い道を通るハメになり、帰りはゾロゾロと後ろにアテンザを引き連れて走りました。


・チューニングカー&モータースポーツ参戦車同乗体験試乗会(フォトギャラリーその他編1 [1]〜[3])
 サーキットの駐車スペースに停めた後、ミニコースへ移動。走っていた車両はAZ-1、デミオ(DE 3台)、ロードスター(NA,NC)、RX-7(FD)の計7台。
 私が同乗したのはTCR JAPAN NCロードスター、2012年のロードスター・パーティーレースで優勝したことがあるという実力派のマシン。
 ピットロードから最初の左コーナーを曲がる時、「ぶつかる!!」と焦りましたが、スッと機敏に曲がって行き、アウトラップスタート。この速度でも曲がれるんだ、と分かった後は安心して試乗を楽しむことができました。とにかく、乗っているだけでもとても楽しく、特にカーブで本当に気持ちよく曲がっていくのです。今までは「車なんてステアリングを切れば曲がるだろう」と思っていましたが、プロが運転するとこうも違うのだなと感動しました。運転操作も、素早く適切な量・速度で全く無駄がなく、芸術的とさえ思いました。それとFR独特の挙動も良かったです。残念ながらアウトラップと1ラップでピットロードに戻り、試乗は終了。ドライバーの技量もさることながら、ロードスターの走りの素晴らしさも実感しました。オープンの開放感もたまらなく、思い出して書きながらちょっと欲しくなりました。
 今回は乗ることができませんでしたが、RX-7の暴力的な加速や、FFであるデミオの走りも気になります。来年も是非やって頂きたいイベントした。私の後の車に乗った後輩も降りてくるなりかなり興奮気味に感想を話していて、連れてきたかいがあったと思いました。

・MAZDA787B & 767B(フォトギャラリーその他編2 [2]〜[5])
 続いてDUNLOPブリッジを渡りAパドックに移動すると、開会セレモニーの真っ最中。ステージに人が集まっている今がチャンスと、ル・マン優勝を勝ち取ったレジェンドマシン、787Bの写真を撮りにピットへ。レプリカということらしいのですが、それでも美しいボディーをじっくりと眺めることができました。遠目には同じように見える767Bと見比べることができ、その差異が分かりやすかったです。個人的には787Bの方がより洗練されて美しいフォルムだと感じました。
 そして767Bはピットでのアイドリングに偶然立ち会いました。念願のロータリーサウンド、アイドリングから煽った時の鋭いレスポンスと甲高いサウンドは、まさにミュージック。おかずにしてご飯が食べられますね。白米を炊いてくれば良かったです。ただ、レーシングコースでの走行では少し調子が悪い様子でした。とはいえ生で走行する姿が見られ、感慨もひとしおでした。

・突撃ミスタール・マン(フォトギャラリーその他編2 [8])
 今回のイベントにはミスタール・マンことレーシングドライバーの寺田陽次郎氏と、アメリカのレース『GRAND-AM RACE(グランダム・レース)』でMazda6をベースにしたマシンで参戦初年度にしてチャンピオンを獲得した#70 SPEEDSOURCE Mazda6 SKYACTIV-D RacingのSylvain Tremblay(シルベイン・トレンブレイ)氏も参加されていました。GRAND-AM GXクラス参戦車の除幕式にアテンザオーナーズクラブのメンバーが参加する予定でしたが、マシンの輸送中に船が海賊に襲われ当日に間に合わず、除幕式は中止となりました。写真で見てもオリジナルの雰囲気を残しながらレーシングカーとして様になっていて、また市販のアテンザにはないイエローやグリーンのカラーを纏ったマシンでしたので見ることができず少し残念でした。
 前置きが長くなりましたが、そのお2人がマツダのグッズ販売ブースでサイン会を行っており、これはチャンスと突撃しました。色紙を持参していたのですが、皆グッズにサインをもらっており、色紙はちょっとアレかなと急いでアテンザのモデルカーを購入し、お2人のもとへ。
 お願いします! とモデルカーを手渡すと「こんなのあるんだー。どこで売ってるの?」と予想外のお言葉でしたが(笑)快くサインをしてくださいました。また力強い握手でパワーを頂き感激しました。Sylvain Tremblay氏にもサインを頂きました。来年度もアテンザのGRAND-AMでの活躍が楽しみです。

・そして誰もいなくなった(フォトギャラリーアテンザ編 3)
 正午過ぎ、ミニコースでの写真撮影会はどうなったんだろう……と思い駐車スペースに戻ると、見事に私の車だけが取り残されている“はぐれメテオ”状態でした。今考えればオイシイ(おい)光景ですが、その時は気が動転して、近くの警備員さんに「ここに駐めていた車ってどこへ行きました!?」と訊きCパドックへ移動。丁度皆さんはミニコースからCパドックの駐車スペースへの移動を済ませ、ひとしきり撮影も終えていた後でした。
 最初の方でメテオグレーについて書いていたにも関わらずこの失態。全国のメテオグレーマイカにお乗りのアテンザオーナーの皆様に会わせる顔がありません。本当に申し訳ありませんでした。ここからアテンザ&CX-5オーナーの皆さんと合流し、マツダの方との意見交換会&写真撮影となりました。そこでのやりとりの詳細は他の方のブログをご参照頂くとして、アテンザの開発主査である梶山浩氏にもお会いすることができました。来年はご自身のアテンザでサーキットトライアルに参加されるとのことで、あらためてアテンザに対する強い思いを感じ、そういった拘りやプライド、情熱を持つ人々によって生まれた車に乗れる幸せを感じました。……それと色紙が手元に無かったのが悔やまれます(笑)

・パレードラン(フォトギャラリーアテンザ編 [4]〜[8])
 日が傾いて辺りが薄暗くなった頃、マツダファン・エンデュランス(マツ耐) 決勝が終了し、いよいよラストイベントのマツダ車限定パレード走行が始まりました。
 新型アクセラを先頭にコースイン。私達のグループは最後方でしたので結構待ちました。実際にコースを走ると、思った以上にカーブがきつかったり、斜度があるなと感じました。途中で3列に並んで停車してしばしの撮影会。レアな体験に、皆夢中でシャッターを切っていました。写真を撮っている間にもどんどん暗くなっていき、手ブレとの戦いでもありました。
 今回のアテンザの並びは不人気貴重色から始まり最後をソウルレッドプレミアムメタリックで締めるということで、僭越ながら先頭の一員を務めさせていただきました。ただ暗くなると色の区別が付かなくなっていき、お隣のブルーリフレックスマイカとの見分けすら付かないような状態に。レーシングコースのスケジュールが押したせいもありますが、あそこまで暗くなると、あまり順番は気にしなくても良かったのかもしれませんね。パレード走行後、そのまま会場を後にしました。

・帰路あれこれ
 吉備SAに寄り夕食。そこで適当に選んだ「デミかつ丼」が意外と美味しかったので、来年もMFFに行ったらまた食べようと思いました。デミはデミグラスソースのデミでデミオのデミではないです。
 帰りの山陽自動車道、周囲の車は結構なスピードでした。幸い下り線はICの合流部分にパンダが1匹いただけでした。上り線では頻繁に見かけました。
 途中に入ったPAで、駐車スペースが全てトラック等で埋まっていて、やむなく通路でドライバーを交代。本線との合流部分にもトラックが停まっていて、ちょっと異様な光景でした。その後のPA・SAも休憩中のトラックで満車のところばかりでした。日付が変わり、福岡には翌日1時に到着。


 総走行距離1013.5km、走行時間は往復13時間超。遠方からお越しの方は長距離のドライブ、大変お疲れさまでした。2人で運転してもかなりきつかったので、来年行くときは素直に前泊します。
 結局ダラダラとした記事になってしまいすみません。今回はオーナーの皆様と全然お話ができませんでしたので、次回どこかでお会いする時はまたよろしくお願いいたします。
Posted at 2013/12/29 06:33:36 | コメント(2) | トラックバック(0) | アテンザ / ATENZA | 日記

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