
今日は所沢航空記念公園までゼロ戦を見に行ってきました。(今回は車ネタではありません個人的な趣味の事なので興味無い方はスルーしてください)
このゼロ戦世界で唯一稼働可能な機体で12月から3月末までの期間限定でアメリカの航空博物館からやって来たものです。
実は12月の初めにゼロ戦のエンジン始動会があり朝からチケットを買いに行ったのですが、すでにものすごい混雑でチケットを買うことができず、ゼロ戦を見ることなく外からエンジンの音だけを聞いて帰ってきました。
でもその時は迫力のあるエンジン音を聞けただけでも良かったと思いました。
今日はやっとゼロ戦を生で見ることができました。

ゼロ戦五二型70年近く経つ飛行機ですが今見てもカッコよかったです。

エンジンは複列星形14気筒 1100馬力

重量は2743㎏ 最大速度564km/h
エンジンは実動しますがかなり老朽化しているようでオイル漏れがあり下にパットが置いてありました。

排気管の先が絞ってありますがこれは排ガスの流速を速めて推進力を得るためだそうです。

主翼には20ミリ機関砲


ゼロ戦のメーター類
上の写真の左上が排気温度計で最大900度までの表示です。
下の写真の右下がシリンダー温度計最大350度までの表示
中上が油圧計 中下が油温計最大110度までの表示
左下が吸入圧力計ですが赤の部分がプラスになっているのでラム圧を利用しているのでしょうか?
そのほかの展示物

星型エンジンの模型ですがこれをみると星型エンジンの構造が良く分かります。

陸軍戦闘機飛燕の液冷エンジン
カムシャフトの部分が破損しているので墜落した機体のものだと思われます。
V型12気筒で実際はカムシャフト側が下向きに搭載されているそうです。

この時代ですでに4バルブエンジン

陸軍戦闘機隼のタイヤ
飛行機は軽さが重要なのでアルミホイールのようです。

アメリカ製の練習機

ヘリのエンジン

国産ジェット練習機
ゼロ戦の展示は3月末までで、その後はまたアメリカに行ってしまうのでこの機会に見ることができ非常に満足でした。今回は埼玉に住んでて良かったと思いました。
※ゼロ戦の展示は8月末まで延長になりました。
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Posted at
2013/03/03 19:59:05