MさんのSLK第5話

彼の休日（平日）の昼過ぎ、SLKでやって来た。私は助手席に乗り、近くの韓国料理屋でお好み焼きをご馳走になった。その足でHさんのお宅に向かった。彼が呼鈴を押すと暫くしてHさんが出てきた。マスクをしていたが普通のおばさんだと思った。彼は彼女に私を紹介した。彼女は8万キロのムーブに乗っていた。乗り潰すつもりだと言う。来年1月が車検で3年後の車検ではタイミングベルトの交換も言われていると言う。だがそれを言っている知り合いの車屋のやり方が気に入らないのと、ディーラーは高いので鞍替えしたいと言う。私に車検をお願い出来ないかと言った。私は車検迄にはまだ時間があるのでゆっくり考えましょうと言ったものの、タイミングベルトの交換までは気が進まなかった。つづく