純正エキゾーストパイプ(触媒)の修理…!?
投稿日 : 2011年01月18日
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最近、TCRエスティマのオーナー様から『触媒のジャバラから排気漏れが…。』とのお話しをちょくちょく伺います…。
そこで今回はKIM WORKSで施工した純正エキゾーストパイプ(触媒)のジャバラ修理の模様をリポートします!!
まずは今回のドナー、後期型の純正エキゾーストパイプです!!
※ちなみに後期モデル純正品は中期モデルと違い、O2センサー取付け穴のみが設けられており、排気温度センサーを取付ける場所がありませんので、後期モデル純正品を中期モデルに流用する事は出来ません…。
※しかし、中期モデル純正品の排気温度センサーを埋めてしまえば、全長は殆ど一緒ですので後期モデルに流用出来たりします…。
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さて、ココが排気漏れの原因になり易い、ジャバラ(蛇腹)部分になります。
この純正品は平成10年式のTCRエスティマから取り外した物ですので、13年以上前に生産された年代物となります…。
画像の通り、サビや汚れが付着しまくりの劣化した状態です…。
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ここから作業の開始となります!!
まずは遮熱板やマフラーステー等の付属品を取り外します。
KIM WORKSの社長様は高速カッターで、溶接されている純正エキゾーストパイプのジャバラ(蛇腹)部分をサクッと綺麗に切り取ってしまいました…。
純正品のジャバラ(蛇腹)部分は分解してみると内部が3層構造で構成されているのがわかります。
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そして、ココが排気漏れの原因部分になります。
上側半円部分の外周部分に排気時の煤が付着しているのが確認出来ます。
この金属製ジャバラ(蛇腹)部分が振動や熱など諸々の経年の影響で、折り曲げ部分が破損して裂けてしまい、排気漏れを起こしていました…。
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これが今回、交換するジャバラ(蛇腹)になります。
ちなみに通称:ジャバラ(蛇腹)と呼ばれてますが、正式名称は『フレキシブルチューブ』と言います。
この『フレキシブルチューブ』は東京都世田谷区にあるマフラーパーツ専門店『COCO FACTORY(有限会社ココ・ファクトリー)』でゲットしました!!
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そして、新しい『フレキシブルチューブ』を治具で固定して位置決めをし、溶接する準備をします。
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準備が整ったら、KIM WORKSの社長様がバチバチッと溶接開始!!
※画像は旧工場で全く違う物を溶接しているイメージ画像になります。
※実際には新しい工場で匠の技術を駆使しながら、溶接しておりました。
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溶接が完了した純正エキゾーストパイプ(触媒)はこの様な感じになりました。
この後、遮熱板やマフラーステー等を元通りに取付けて、作業は終了となります。
※ちなみにこの『フレキシブルチューブ』は内径が純正状態よりも8mm程度太くなりますので、若干ではありますが排気効率が向上する可能性があります…。
最近、あまり程度の良い中古品のエキゾーストパイプ(触媒)は見掛け無くなって来ました…。
10年以上前に生産された程度の不明な中古品を購入するよりも新品部品でリペアした方が安心して長く使用出来ると思いますので『フレキシブルチューブ交換』に興味のある方は直接、KIM WORKSにご連絡をして見て下さい!!
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