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技師のブログ一覧

2007年07月04日 イイね!

成果

成果現在使用しているオイルに変えてからの燃費の変動です。

赤い線が平均燃費です。

地味に向上し続けています。
平行な期間は冬です。

最近(5月以降)は、燃費重視の辛口ROMのおかげで上昇角度が鋭くなりつつあります。

今後も楽しみです。
Posted at 2007/07/04 19:15:11 | コメント(5) | トラックバック(0) | 燃費向上計画 | モブログ
2006年04月22日 イイね!

燃費向上計画12(完結)

コストパフォーマンスはどうなのか?
一番気になる事だと思います。私もこれが一番問題でした。燃費が向上しても、高くついてしまっては仕方が無い。
でも、これは個人毎に非常に微妙です。純正オイルを使用している人にとっては、少々高くなってしまうかも知れません。
私を例にしますと、以前、オイルは8千円程度の物、交換サイクルは4千Km、燃費は約9.5km/㍑。
これを、1万Kmを節目で計算する。
オイル交換代(2.5回):8000×2.5=20,000円
ガソリン代(130円で計算):10,000÷9.5×130≒136,842円
1万kmで掛かるオイルとガソリン代は156,842円となる。
これを、(超)高性能オイルへ交換して燃費が10.5km/㍑(11%向上)したと仮定する。
オイル交換代(1回):27,000~40,000円(グレードにより異なる)
ガソリン代(130円で計算):10,000÷10.5×130≒123,810円
になり、150,810~163,810円となる…
微妙だ非常に微妙…。+6,000円~-7,000円って…
かなり悩みました。値段の差の微妙さも、ありますが、初めから燃費が上がることを予測している事に危険を感じました。上がらなかったら、どうしましょう…。
こうなれば、賭けです。一度使うしかないでしょう。結局、一番高いオイルに交換。
結果は…大体、予測通りです。少々マイナスでは有りますが(-5000円)、交換後の性能を感じてしまえば、私は高いとは思いませんでした。
オイルはチューニングパーツと割り切ってしまえば、マイナスとは思えないです。距離を走るほど燃費も向上していますし、交換時期も1万2千kmまでは引っ張れるので、いずれ金額的にもプラスになることは時間の問題かと…。一番高いオイルを入れなければ初めからプラスに持っていくことも可能かもしれませんが…。

つまり燃費向上した分のガソリン代で(超)高性能オイルを買う。と言った感じです。今まで掛けていたお金を、増やすことなく(場合によっては、やや増加)エンジンの性能&耐久性をUPさせる事が出来る事になります。これでも、貴方は「高い」と言って敬遠しますか?

汚れるオイルは良いオイルか?
答えはNOです。オイルが短期間に汚れるのはオイルの性能が不十分だからです。潤滑が良好(油膜保持の良好)なオイルであるならば、オイルにカーボンが混入する量は減るので、オイルは汚れにくくなります((超)高性能オイルに交換直後は、それまで蓄積していた汚れが落ちる為、汚れ方は激しい)。そのため、フラッシングは必要無いと言って良いでしょう。

安いオイルをこまめに交換する方が良いのか?
私的にはNOです。潤滑性能が不十分であるので、交換初期の頃からでも、汚れが蓄積、エンジン内部を巡ることになるので、エンジンのダメージは蓄積していくことになります。
10万Km程度で買い換えるならば良いですが…コストパフォーマンスを考えても、(超)高性能オイルの方が、私は良いと思います。


油温が上がり易いエンジンの方へ
「俺の車、油温が厳しくて…オイルクーラー付けようかな。」なんて方へ、オイルクーラーを付ける前に(超)高性能オイルへの交換を、お勧めします。(超)高性能オイルに交換するだけで、油温が10~20℃下がります。


ミッション・デフのオイルについて
伝達のロスを低減するのも燃費向上には欠かせません。
この辺のオイルを高性能な物に変えるだけでも、燃費は向上するでしょう。

エアコンに添加するもの
夏場にエアコンを使用すると、ガクッとトルク感が減少する感覚は誰もが経験していることだと思います。エアコンコンプレッサにもオイルは使用されています。そこに添加する物が、いくつか出ていますが、効果があるものはあります。使用すれば、夏場の燃費向上に大きく貢献してくれるでしょう。
私は、エンジンオイルだけで、エアコン使用時のトルク減少を低減できる事を体感していますが…。

カタログに載っている燃費を、超えることは不可能ではありません。(実際に私の車は超えている。)
もちろん、高速は使用しないでです。都会の渋滞では流石に厳しいとは思いますが、郊外の一般道でなら、可能であると思っています。

因みに、私を例にしますと…
主に通勤で使用。片道16キロ。峠を1つ越えるので、ほぼ坂道。アイドリングは毎回10分程度。時々実家に帰省(片道50キロ)こんな使用状況で、特に一回の走行で長距離を走っているわけでもないですが、カタログの燃費は超えています。

結論:高性能オイルを手に入れろ
燃費は向上する。
オイルの交換時期は倍以上にのびる。
馬力・トルクの向上はパーツ交換よりも体感しやすい。
走行距離が20万キロ程度までなら性能は(燃費は)向上し続ける。
高性能オイルの恩恵は計り知れない…



オイルは私が話すほど簡単な物ではなく、もっと奥の深い物です。私は、読んで頂いている方に少しでも解って頂けたらと、かなり要約して書いたつもりです。少しでも興味がある方、(超)高性能オイルを使いたいと言う方には、メールを頂ければ、紹介します。必ず、愛車に合うオイルがあります。(メールの確認は週末しかしていませんので、返事が遅れることがあります。)

燃費向上計画は、これで終わりです。

読んで頂いた方々有難うございました。
私の偏見たっぷりの内容でしたが、少しでもお役に立てれば幸いです。


参考資料
・藤沢公男の提唱する進歩的メンテナンス術
・オートメカニック
Posted at 2006/04/22 21:05:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 燃費向上計画 | 日記
2006年04月22日 イイね!

燃費向上計画11

オイルの劣化を体感出来る人ってどの位いるのでしょうか?私はハッキリ言って判りませんでした。徐々に変化する物って、体感的に判りづらいと思います。判らないから、今までオイル交換推奨の走行距離で交換していました。

(超)高い潤滑性能を持つオイルは入れた途端に判ります。今までが嘘のように変化します。潤滑性能の高い物になると
メカニカルノイズの減少
アイドリングの安定
振動・騒音の減少
レスポンス上昇
加速向上
燃費向上
油温上昇の抑制
ブースト圧の上昇
エンジンブレーキの効きが低下

等が挙げられます。信じられないかとは思いますが…。これを以前のオイルに戻すと、驚くほど短期間に以前の状態に戻っていく事が、体感出来ることでしょう。


私は職場の人に、そのオイルを勧めた事がありますが、その人はディーラーの整備士に「何でこんなにエンジンが静かなのか?」と聞かれたそうです。ディーラーの整備士は同じ車種を多くみている人の代表的な方ではないでしょうか?その人にそんな事を言わせるって凄い事だと私は思うのですが…。つまり、純正オイルは、たいした性能は持っていないという事に……。因みにその車は、最近流行の?低公害車です。後日、聞いたら「燃費が上がった」と言っていました。

今は、多少であるが、オイルの劣化が体感出来るようになってきた。余りにも静かなエンジンになったので、音の変化に敏感になったのかもしれない。振動も激減するので、身体センサーが敏感になるのでしょう。


オイルには過給器付の車で1万キロ以上もつ(劣化の少ない)物もある(本当です。NAなら2万キロもつ事も)。交換推奨の距離で交換することは勿体無いのである。是非、体感で交換時期がわかる様に目指していただきたいと思う。


今使っているオイルに交換した時の体感は凄かった。
交換して直ぐは運転していて鳥肌が立った。「なんじゃこりゃ~!?オイル一つでこんなにも変わる物なのか?」と…

少し経つと、運転する度に笑いが止まらなかった。生まれ変わったようなエンジン、滑らかに、且つ力強く走る車になって嬉しかった。

車を降りて、ふと考えると、後悔した。随分、長い時間とお金を無駄にしてきた事に…

私は思う。車を買ったら先ずは(超)高性能オイルに交換するべきである。給排気系のパーツを交換する前に、高性能オイルに交換する方が、はるかに性能はアップする。
Posted at 2006/04/22 20:53:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 燃費向上計画 | 日記
2006年04月22日 イイね!

燃費向上計画10

今日で完結を迎えたいと思います。


良いオイルとは高い潤滑性能と長い持続性能が有る事でしょう。
高い潤滑性能はあっても高い持続性能のあるオイルはなかなか見つけることは難しいのでは?

良いオイルはなぜ見つからない?
価格が高いからではないかと思います。高すぎて需要が少ない(知らない)からだと思います。(広告などを行うと広告費を捻出するために、その商品は値が張る事になる。その為に値段の割に、性能がイマイチな製品も多く出回る事になる。しかし、広告を出さなければ、消費者がその製品を知ることは難しくなってくる。)

あなたは、一回のエンジンオイル交換に数万円掛けられますか?「所詮オイルは消耗品、安い物をこまめに買えるほうが良い」、「オイルは純正で十分」と言う人もいるでしょう。別に否定はしません。それぞれの考え方があるのですから。でも、本当に良いオイルにたどり着くことは無いと思います。何事も使用(体験)してみなければ判らないのです。私がいくら、次元を超えた超高性能オイルがあると言っても、夢物語でしかないのです。

純正オイルはある程度(例えば10万km)エンジンが壊れなければ良い程度の性能しか持っていないのではないか思っています。
メーカー側も10万km程度エンジンがもてば、クレームとして扱わなくて済む、なんて考えがあるのかも…純正オイルでも頻繁に交換して行けば20万kmを超えるかもしれませんが、初期性能を持続出来ているかどうか…。

10万kmを超えたらそろそろ寿命かな?なんて思う人がいると思いますが、潤滑性能が不十分なオイルを使用しているから、エンジン内部の磨耗が進んでいき、10万kmを越えたあたりでガタが出てくるのです。そのくらいで壊れてくれないと販売している方は、誰も買い替えなくて困ると思いますが…

今の車を出来るだけ長く乗りたいと思う方はオイルの重要性を考えて欲しいと思います。
Posted at 2006/04/22 20:46:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 燃費向上計画 | 日記
2006年04月15日 イイね!

燃費向上計画9(かなり長文)

今回は、かなり長文になります。読む方は覚悟して下さい(笑)

燃焼には良い混合気、良い圧縮、良い火花が必要です。
今まで混合気と火花を向上させる話しはしました。

良い圧縮について
圧縮はバルブとバルブシートとの密着やバルブタイミング、ピストンリングとシリンダの密着、オイルの粘度などが関係してきます。

燃焼室は密閉された部屋ではありません。バルブの開閉やピストンリングの隙間等から、不完全燃焼により発生したカーボンが、エンジン内を巡り、スラッジとして固着し徐々にエンジンの性能は低下していきます。また発生したカーボンはオイルの中にも取り込まれ、オイルを汚していきます。
完全燃焼に近づくほどオイルは汚れにくくなり、エンジンは好調な状態を維持し続ける事になります。

実は燃費向上の為に色々私のやってきた事、考えを書いてきましたが、一番重要なのはオイルなのです。
オイルだけでエンジン性能・燃費は格段に向上します。

オイルの粘度を考える(基礎知識)
○○W-○○の左の○○Wは低温時の粘度です。ようは、暖気時のものだと思ってくれれば良いでしょう。10Wならば-22℃まで対応するので、日本では、一部の地域を除いては、これより上の5Wや0Wはいらないことになります。
重要なのは右の部分です。走り始める頃には、この値が重要になってきます。

オイルの特徴として軟らかくなる(20や30)ほど、
フリクションロスは減
トルク感は減
油膜の保持の減
寿命の減

硬くなる(40や50)ほど
フリクションロスは増
トルク感は増
油膜の保持は増
寿命は増

といった感じの特徴があります。が、性能の低いオイルは粘度を硬くしようが、駄目な物は駄目(無駄)です。

私は最近の低燃費車、低公害車に盛んに使われる、0W-20なんてオイルは使わない方が良いとは思いますが…。


オイルとは(基礎知識)
オイルには添加剤が含まれており、基油(ベースオイル)に添加剤を足した物が通常使われています。(ここでの添加剤は主に、基油に不足している性能や持っていない清浄分散を与える為に添加されている物です。)添加剤の量は約10%程度なので、基油の重要さは分かると思います。
基油は鉱物、化学合成、部分合成等があります。化学合成の物が最も優れている様な文章を目にしますが、鉱物の方が化学合成よりもすぐれている部分もあるので、部分合成の方が化学合成を超える場合も有ります。(レベルの低い化学合成油よりも、レベルの高い部分合成油の方が性能は高い)

オイルの役割は、潤滑・密閉・冷却・清浄分散・防錆防食の作用があります。基油が主に受け持つのは潤滑・密閉・冷却ですが、これを簡単にまとめると、油膜の保持がされているか?になります。
油膜が保持されていれば、金属同士の摩擦抵抗を減らす事になり、
油膜が保持されていれば、ピストンとシリンダー間の隙間は密閉され、
油膜が保持されていれば、金属同士の摩擦熱は減少し油温は低下する。(燃焼による発熱は除く)←これは間違った考えかも…でも、実際に油温は低下します。

当たり前ですが、燃焼のエネルギーは全てが推進力に変換される物ではありません。ある程度は金属同士の摩擦やオイル自体のフリクションロスにより使われてしまうのです。より良い潤滑がなされれば、摩擦による(フリクション)ロスは少なくなりレスポンス向上、燃費向上につながります。
摩擦によるロスが少ないということは、金属損傷も少なくなり、発熱も少なくなるのです(燃焼による発熱は除きます)。←これも間違った考えかも…
つまりエンジンの耐久性も向上します。

オイル以外に私が行ってきた事をやっても、燃費の向上率は数%しかないのでは無いでしょうか?しかも経年劣化やエンジン内部のスラッジの蓄積などにより、走行距離が伸びるほど燃費は悪化して行きます。
実際、12000キロ程度の時に買った私の車はその当時に比べると1km/l以上燃費が悪化していました(当時68000キロ)。しかし、使用オイルを変えただけで、それ以上の状態になったのです。(向上率は10%以上)
別に私が使用しているオイルを宣伝しようとは思っていないので、言いませんが、オイルが重要である事を分かって頂きたいです。

オイルの劣化について(基礎知識)
どんな高性能のオイルでも劣化はします。劣化の原因を少し考えてみると…
高温による酸化水分の混入スス塵埃燃料希釈添加剤の消耗等が考えられます。
高温による酸化は避けることが出来ません。が、極端に高温にならなければ即NGにはならないはずです。
水分の混入は、オイルに混入にしている物や燃焼により発生した水分がエンジン停止後に冷やされ結露となりオイルに混入します。近距離運転など低温運転により水分がオイル中に多く混入することになります。
ススはオイルの清浄分散の働きでオイル中に汚れとして取り込まれ量が多くなるとスラッジとなり堆積していきます。また、磨耗の原因にもなります。ススは不完全燃焼により発生する物なので、完全燃焼に近づける事が出来ればススを減らす事になり、オイルの劣化を遅らせることが出来ます。
塵埃は主に吸入される空気に混入しているので、エアクリーナーの整備状態が大きく関係してきます。塵埃は研磨性を持っているので、エンジン各部を磨耗させる原因になります。またスラッジを作る原因にもなります。
燃料希釈は不完全燃焼により、ススの発生と同時に、未燃焼の燃料がオイルに混入することで、オイルの粘度を低下させることになります。これも完全燃焼させることにより、減らすことが出来ます。
添加剤の消耗は、読んで如く、消耗によりオイルの性能が低下することです。

このように、スス・塵埃・燃料希釈は改善させることが出来るものです。これによりオイルの寿命を延ばすことが出来るのです。

(※オイルはエンジンオイルの話です。デフ等は違った考え方が入ってきますので、注意してください。それと、ロータリーEgは、これには当てはまらないかも…オイルが減るのが当たり前のEgだから…)

今日はここまで
Posted at 2006/04/15 19:18:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | 燃費向上計画 | 日記

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何シテル?   10/09 15:22
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