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2018年02月11日 イイね!

油温上昇の原因とその対策 ~水vs.空気

油温上昇の原因とその対策 ~水vs.空気









いつもお世話になっているショップはRoverのKシリーズエンジンに詳しくはないが、聞いてみたところ、点火時期が遅れているのではという回答だった。

点火時期が遅れているということは燃焼途中のガスが排気されるため、当然エキマニはこれまで以上に熱を持つ(事実、載せ換えた時にエキマニが赤くなっているとの証言があった)。
TFのECUは本国のチューナーによって書き換えられたものだが、あくまでもTFのエンジン用に書き換えてあり、現状のTFカムを組んだFのエンジンには対応していない。・・・という結論でいいのか?
不思議なのはFもTFも使っているパーツは一緒で、相違点はデスビかカムセンサーかだ。それで点火時期に遅れが生じるものなのか?

いずれにせよ、このままの状態で春以降気温が上がったら確実にエンジンにとって良くないので早目に対策しておきたい。
そこで前回紹介した対策のうち、何をどうしようか具体的に検討してみる。

まず、一番お手軽そうな走行風の利用から。
右リアのエアインテークを外し、ここからダクトを引っ張れないか考えた。




径はかなり細くなってしまうが、適当に穴を開ければオイルクーラー手前までダクトを引っ張れそう。ただし、そんなにエアが当たらなさそう。よって効果はほとんど期待できない。

次に水冷式オイルクーラーの取り付けだが、これはワンオフの大容量ラジエターとセットでないと水温に悪影響が出そうだ。

となるとやはり空気に頼っての冷却のほうがよさそうだということで、最後の砦のオイルクーラー前置きではなく、右リアのエアインテークにサブオイルクーラーを設置してみるというのはどうだろう?あるいはそもそも今のオイルクーラーコアが中華製のため、これをSetrab製のものにすれば多少は冷却効率がアップするはず。

前置きは確実に冷やせる。なのになぜそれを躊躇しているのか?それはせっかくリアにオイルクーラーと電動ファンを取り付けたのに、それを全部取っ払って新たに取り付けることを快く思っていないからだと思う。そのわだかまりさえクリアできれば、これまで列挙してきた中でベストな対策だと思う。

いや、その前に正しい点火時期にする方法を見出すべきではないだろうか・・・。


【追記】
社外のハイカムはFでもTFでも共通。それなら純正のFとTFのカムも互換性があるのかと言えば、社外のハイカムがTFに合わせて作られていてそれをFに組む際にはデスビを調整しなさいということなのかもしれない。
Posted at 2018/02/11 22:40:38 | コメント(1) | クルマ

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