
シフトノブを替えた事で、ノーマルに比べると結構シフトポジションは低くなってます。
何で今更…って感じのネタですが、先日渋滞にハマった時にシフトノブをクルクル回してると
元の位置に戻らなくなり何か気になっちゃったんですよね。
元々、ビートのシフトストロークは短く不満は全く無かったんですけどね。(笑)

当然ですよね、当時のNSXと同じレバー比らしいですから。( ̄∀ ̄)
極端にシフトストロークを短くしてしまうと、シフトフィールが悪くなってしまいます。
理由は「テコの原理」です。
支点と力点(シフトノブ)の距離が短くなる事で、余計な力が必要になるからです。
逆にシフト動作を軽くするには、上記の理由からシフトストロークを長くすれば言い訳です。
しかし、ストロークが長くなると素早い操作には不向きです。
別の方法として、シフトノブの重量を増やしてシフト動作に弾み?を付ける方法もあります。
ストロークは短く、軽い力でシフト操作が出来る事が理想です。( ̄∀ ̄)
ストロークが短くなり重くなったフィーリングをシフトノブの重量を増す事である程度は相殺出来ます。
って事で…

まずは、切粉が散らばらない様に養生します。
ダイスでネジ山部分を延長します。

ノーマルのネジ長は、約22mmぐらいでしょうか?
そこから、15mm程度延長します。
15mm以上は、シャフトにテーパーが付き始めるのでチョッと厳しいですね。(汗)
15mmでも、最後の方は若干外径が太くなって来るので少々力技です。( ̄∇ ̄*)ゞ
キレイにネジを切るには、M10(P1.5)だと外径は0.1~0.2mm細めが理想ですからね。
ネジ部分を15mm延長しました。

頑張れば、あと5mmは行けたかな?( ̄ー ̄)
そして、ぶった切ります。ψ(*`ー´)ψ

ネジを延長した分をカットしました。
ここから、もう少し工夫します。
最初から穴が空いているので、それを利用します。

穴は約4mmなので、M5のタップを立てます。
何がしたいかと言うと…

シフトノブの向きを調整する為の「イモネジ」を付ける為に、タップを立てました。
シフトノブには、決まった位置(シフトパターンやロゴ)がある物があります。
ロックナットを使って任意の位置でロック出来れば問題ありませんが
ロックナットを使わず、どん突きまで締め込むだけのタイプの場合があります。
今までは、ワッシャーをスペーサー替わりに使って調整してました。(汗)
これが思いのほか作業性が悪く、何か良い方法が無いか考えていました。
そこで今回の方法を思い付き、ついでに実行してみた訳です。(* ̄ー ̄)v
結構下がりましたね。( ̄∀ ̄)

シフトノブは、市販の汎用品を限界まで低くなる様に加工した物です。
このシフトノブは、付属品の樹脂製のネジ部品をステンレス材で自作してあります。(* ̄ー ̄)v
樹脂製の部品を金属に変える事で、グラ付きは一切無くなり剛性感が増しました。
このシフトノブのウエイトは266gです。
重い部類に入るシフトノブですね。
因みに、純正流用の有名所のタイプRの物でロックナットを含めたウエイトは254gです。
だだ、このシフトノブを使うと高さが高くなってしまい自分的にはビートには不向きかな?
比較です。

気になっていた、微妙な隙間がなくなりましたね。
錆びたシャフトが見え隠れしていて、嫌だったんですよね。(笑)
肝心のシフトの入り具合は、後日チェックします。
Posted at 2018/01/08 13:41:20 | |
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