2007年12月05日
週末の雨上がりから寒さも増してきました
洗車時の手のかじかみ様も増してきました
T-2でございます
今日のブログはきっと長くなると思います、そして楽しい話じゃ無いので最初に断っておきますね
え~っと…11月29日の午後に家の大切な家族
甲斐犬の玄さんが旅立ちました
夏場に入った辺りから急激に元気がなくなって来たな…と思ってはいましたが、現実にこの日が来るとは思えませんでした…いつも別れの時はそう感じます
玄さんとの出会いは約18年前、まだ子犬でした。
親戚の家で子供が出来たために犬が飼えなくなるので預かって欲しいとの事でした
(家に来る子達は毎回この理由で来ます)で、毎回情が沸いてしまって家族に・・・
子犬の頃、あの小さい身体で階段を上り布団の中に潜っていく姿を思い出します…
とにかく足腰の強い犬で、歩く姿は馬の様に歩き、走れば凄くて家の塀を飛び越えて出入りしてました。驚いたのは走って来た軽トラを飛び越えた時でした。よく脱走したんです・・・
そのせいか、一度クルマに轢かれてしまった事がありました
散歩用のリードに付け替えようとした時にダーッと走っちゃったんです。そしてそのまま道路に出てしまい……あの瞬間も忘れられません
直ぐさま助けに行きましたが何処にも見当たらない…もしかして…とも思いながらも半分パニック状態で必死に探しましたが何処にも…
思い付いたのは神頼みでした。
近くの神社まで走って行き、『お願いします!助けて下さい!僕の寿命を10年削って構いませんから!』と何度もお願いしました。帰りはとぼとぼ歩いて…帰るのが嫌でした
そして暫くの時間が経ち裏でガリガリと音がして見に行くと・・玄さんが木戸を!!!
かなりの怪我をしてはいましたが帰って来てくれたんです!嬉しかったぁ~あの時
だから僕の寿命は10年短くなっています!w
その内に当時一緒に居たシェルティーのミムが旅立ちました…
散歩の度に玄さんがミムの居た場所を覗き込む仕草が思い出されます
その事以降、玄さんもヤンチャさが消えてイイ子になりました
そして幾つもの年を重ね11月29日に旅立っていきました
でも僕は玄さんの姿を見れませんでした…見る事をしませんでした
自分がどうなるかも分かっていたし、その姿を見せるのも嫌だったし・・・
申し訳なさと葛藤しながら12月1日火葬場へ向かいました
最後のお別れの時、初めて冷たくなった玄さんと対面しました
優しい顔で眠ってました、その顔・その身体を触った瞬間から僕の感情が溢れ出して来て、とても止める事は出来ませんでした。
そして運ばれていく玄さん……僕は家族からも離れて車の中で泣きました
本当に色んな思い出が次から次へと走馬灯の様に流れてきます
何度も何度も名前を呼んでました・・・
玄さん家へ来て良かった?幸せだった?楽しかったかい?
僕らは君のお陰で幸せだったよ ありがとうね
もしよかったらまた一緒に暮らそうね!だから待っててね!ミムと一緒に・・・
書き切れないいっぱいの思い出と一緒にいるから・・・
Posted at 2007/12/05 14:54:12 | |
トラックバック(0) |
日々の出来事 | 日記