みなさんこんばんは(^^)
11月19日から22日の4日間
役員の国内研修に行っていました。
私の町では任期中(3年)に一度、国内研修がありまして
旅費の一部を町が助成してくれています。
今回も助成をいただき行ってきましたが、
町の経済状況が良くないので、
助成が打ち切られる可能性は高いです。
19日は朝7時に町を出発してバスで
南千歳駅へ
そこからJRで新函館駅まで行きました。
途中、
長万部駅で駅弁を受け取り
列車内で昼食です。
新函館駅から盛岡駅までの移動は
北海道新幹線はやぶさに乗りました。
車内は静かで乗り心地も良く快適ですが
防音壁と青函トンネルなので
車窓の景色はあまり楽しめなかったです。
岩手県盛岡駅到着は15時44分
そこからは
岩手県交通さんの貸し切りバスで移動です。
少し盛岡市内をめぐってからダイワロイネットホテルに宿泊しました。
20日は盛岡から宮古市まで移動して
浄土ヶ浜のレストハウスで昼食をとりました。
ここのレストハウスも東日本大震災の津波にあっていて
2階の屋根近くまで到達しています。
昼食後は宮古市の田老地区(旧田老町)に行き
語りべさんの案内で大震災の被害の様子、
復興の状況を教えていただきました。
ここの旧田老町は過去にも津波に襲われていましたが、
X型の強固な防潮堤を築き
万全の備えをしていると言われていたそうです。
でも7年前(大震災)の津波は
その想定を大きく超えていて
甚大な被害をもたらしました。
それでも防潮堤のおかげか
日頃の非難訓練のおかげか
過去の津波の被害に比べると
死者・行方不明者は少なめになっていたようです。
(それでも181人が犠牲になっています。)
今は古い高さ5メートルの防潮堤の修復と
新しい高さ15メートルの防潮堤の建設がされていました。
日本の度重なる自然災害のせいで
工事が遅れているようです。
防潮堤のあとは
旧たろう観光ホテルで
ここで撮影された映像を
撮影された客室で見せていただきました。
ここのオーナーさんがお客さんと従業員さんを
裏の高台に避難させた後
一人残ってここの6階の客室で津波を撮影した映像は
防潮堤にぶつかった津波が向きを変えて
もの凄い勢いでこのホテルを襲っているもので
撮影者のオーナーさんも途中気を失っていたようです。
1階2階の壁がすぐに
打ちぬかれたおかげで
ホテルはそのままの位置で残っていたようです。
エレベータ―もグニャグニャに壊れています。
横の非常階段を使って5階からホテルへ入り
中の階段で6階へ、
一番隅の部屋でビデオ映像を見せていただきました。
たくさんの方が亡くなっていて
凄く悲しいのですが
災害の恐ろしさをこれからも伝えていくために
語りべのみなさんは頑張っていきたいと
おっしゃっていました。
たろうホテルは三王岩の見える公園の高台の側に移転して新築、
営業を再開しているそうですよ。
旧田老町を視察した後は
宮古市の新築された市役所で
宮古市の役員さんと情報交換をしました。
7年前の震災の後の対応や
2年前の台風被害(老人施設が被害にあいました)の対応など
凄く苦労したようです。
宮古市では防災マップの作成が進んでいて
見守り協力者も頼んで対応しているそうです。
災害にあった時、
人と人との繋がり、助け合いが凄く大切になってきます。
もしものことに備えると
日頃の生活の仕方も
反省することが多いかもしれませんね。
そのあとは
宮古市のヒルズステーションに宿泊しました。
3日目は
釜石市にバスで移動
鉄の歴史館を見学して
釜石駅から
南リアス線に乗り
盛駅まで
リアス式海岸の様子を見てきました。
盛駅からはふたたびバスで移動
陸前高田市で昼食です。
昼食の場所はキャピタルホテル1000
震災の津波により
ホテルが壊されてしまい、
高台に移設オープンしたそうです。
クラッシック音楽の流れる上品なホテルでした。
昼食後は陸前高田市の震災の追悼施設で慰霊碑に献花して
お参りしてきました。
追悼施設は災害後に盛り土された場所の真ん中にあります。
被災された当時の物は片付けられていますが、
建物等は少ない状態です。
高台に移った人もいますが
ここを離れた人もいる状況で
被害の大きかった(消失面積の多い)所の復興は遅れているようです。
特にここ陸前高田市は市の中枢が被災し
市役所が機能しない状態になったことで
復興が遅れてしまったのかもしれません。
慰霊碑の側に震災の資料館があったので見せていただきました。
津波はあっという間に陸前高田市の市街地を飲みこみ
賑やかな街を
消してしまいました。
甚大な被害と
死者、行方不明者が出ています。
そんななか
奇跡の一本松と呼ばれる木が復興のシンボルとして
残されていました。
震災前
この辺りは松林だったそうですが
この1本だけを残して津波でみんな流されてしまいました。
後ろのホテルが守ったようですが
よく残ったものです。
この木のことをみんな、
奇跡の1本松と呼んで元気づけられてきましたが
塩害で木が傷んできてしまい、
オブジェとして今は外皮をそのまま使い復元されたものが
置かれています。
(後ろのホテルは本物ですよ。)
左手側に白い傷んだ建物は中学校の跡だそうで、
学校にいた人は校舎の屋上には避難せず
全員、山に逃げて助かったそうです。
この校舎も災害を伝える物として保存されるそうです。
この陸前高田市の消失面積はとんでもなく広いです。
実際に目にして呆然としてしまいました。
被害にあわれて亡くなった方のご冥福を祈るばかりです。
この日もたくさんの工事が行われていました。
7年以上たってもまだまだ続く、復旧作業
あらためて、大震災の恐ろしさを感じ
早い復興を願っています。
夕方からはバスで平泉温泉に移動
ホテル武蔵坊に宿泊しました。
4日目は
厳美渓に行ってから
中尊寺に行って金色堂を見学してきました。
最近
女性の間で御朱印集めが流行っているようなので
嫁のお土産用に御朱印帳を買って
中尊寺内で4つ集めてきました。
ここで私の旅の思い出として御数珠も買ってきました。
本来であれば先に数珠を買って(持って)被災地をまわるべきでしたね・・・
この日の昼食は中尊寺の近くのレストハウス
ずんだ餅を初めて食べました。
平泉のレストハウスは仙台(宮城県)のお土産も
たくさん置いてありました。
嫁に頼まれた牛タン買えて良かったです。
平泉からバスで花巻空港まで送ってもらい
飛行機で新千歳空港へ
そのあとバスで帰町しました。
今回の研修で東日本大震災の復興の様子を見せていただき
あらためて震災の被害の大きさ、悲惨さを感じてきました。
1万8432人(2018/9/10)の死者と行方不明者がでていて、
今も仮設住宅生活が続いている方もいますし、
福島の原発事故も終息していません。
7年8ヶ月が経過して
他の災害が次から次へと起こって
以前に起きた災害は忘れられやすい状況ですが
忘れてはいけないことがたくさんあると
今回の研修のあと思っています。
私も帰ってから
東日本大震災の被害の状況の映像を見直すことをしました。
このブログを見ていただいたみなさんにも
お勧めしたいと思います。
今回のお土産の一部です。
この他に
ずんだ餅
笹かまぼこ
萩の月
浄土ヶ浜
岩手の地酒
など色々買い(送り)ましたよ。
少しは岩手県のみなさんのためになったかな?(^^;
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