連休最後の本日、絶好の晴れ間に出掛けないのは勿体ない!!
せっかくなので以前から行ってみたかった “ 京都鉄道博物館 ”に
プチ鉄チャン! な自分はよく大阪は弁天町の “ 交通科学博物館 ”に足を運んでました
その “ 交通科学博物館 ” が平成26年の4月に閉館、京都の梅小路機関車館の横に収蔵物等が一部移されて、平成28年に新たに “ 京都鉄道博物館 ” がオープンしました
開館当時は鉄チャン達で溢れており、訪れるのに二の足を踏んでました
開館から一年半ですがまだまだ熱い場所です
鉄道博物館自体には駐車場が無いので近く(?)のイオンモールに車を止めます
ここの駐車券があると博物館の入館料が一割引きに、しかも博物館の半券で駐車料金も割引になる特典が!・・・・
でも、駐車料金割引サービスは平日のみという落ちが付いていたのは後で知る羽目に・・・
隣接するJR桂川駅から普通で一駅、西大路駅へ向かいます
ここからは徒歩で18分、線路に沿って歩きます
天気は良いのですが、その分気温も本日は真夏日
少し歩くだけでも汗ばみます
そうこうしてるうちに見えて来ました
この “ 京都鉄道博物館 ” は開館時においては、JR東日本の鉄道博物館やJR東海のリニア・鉄道館を面積・展示車両数で上回り、日本最大の鉄道博物館になってます
入場して先ずお出迎えしてくれるのは旅客用のSL C62型
スピードを上げるために大き目の動輪が3つ、特急つばめをけん引してしたのが有名です
そう言えば、松本零士氏の著作 銀河鉄道999 の先頭車両もC62でしたね
999はC62 1でしたが、同じ型番の車両が隣の梅小路蒸気機関車館に保存されてます
実際にJRで企画されたミステリーツアーで999のヘッドマークを掲げて運行されました
その横には 0系新幹線
世界を驚かせた高速鉄道の先駆けとなった車両です
営業運転時速210㎞は文字通り最速でした
そのまま奥に進むと博物館です
先ずは特急3車両がお出迎えです
寝台特急 “月光” とL特急 “雷鳥”
国鉄時代の特急の象徴だった車両達です
新幹線500系です
今でも500系が一番好きです
航空機に対抗するために営業運転時速320㎞を前提で設計された車両で、高速化に伴う騒音、特にトンネル微気圧波対策のために、非常に長い前頭部形状と円形に近い断面型を持ち、歴代の新幹線車両のうちでも特異なデザインでした
これまでの新幹線の姿を一変させた500系先頭車両は全長27mの半分以上の15mのロングノーズでした
世界最速に返り咲いた500系でしたが、徹底して高速性能を追求したために、製造コストや居住性の問題、特に東海道新幹線内での他系列との定員の違い、車両性能を持て余すなどの点が問題となり、2007年に最高速度300km/hの高速性能と居住性の両立を目指した後継車両N700系の登場とともに2010年から “のぞみ” 編成を外され、現在は “こだま” 編成のみ
このコスト度外視の徹底した性能追及の想いが詰まった500系は今でも、綺麗な車両だと思います
少し熱くなってしまいました
奥には100系車両も展示されてます
ここは博物館なだけあって、鉄道だけではなく根幹の蒸気機関の発明から丁寧に分かりやすく、実際に見たり動かしたりしながら解説されてます
この他、1階は鉄道の歴史、車両の構成とそれぞれの役割、施設等の解説等々、当に鉄道を網羅する展示に時間がたつのも忘れてしまう程の充実度です
2階は鉄道の運行システムや安全に関する展示がされてます
ここでは鉄道模型を使って運転台を模したコントローラーを使ってATSやATCがどのような状態の時に作動するのかを実際に体験できます
また新幹線の指令室が作られていたり運転シミュレーターが有ったりと子供たちが喜びそうな物ばかりでした
楽しそうに体験している後ろで、子供さん達以上に親御さん達の目の輝きが増していたのは言うまでもありません
屋上はデッキになっていて京都駅にほど近いこの場所からは新幹線、在来線、貨物線が一望できます
すぐ横は梅小路蒸気機関車館です
ここは以前から動態保存されている機関車が多く残されてるのが有名で、新たに整備場が増築されてました
本日も一車両が子供さんたちを載せて元気よく警笛を鳴らしてました
本日の機関車はC61 2
未だに健在なのは嬉しいですねぇ
最後は京都市指定有形文化財になってる旧二条駅舎です
ここにはミュージアムショップも併設されていてここでしか手に入らない物も・・・
小学3年の時に鉄道好きが高じて田舎の熊本から一人寝台特急で帰って来たほどの鉄チャンです
満腹になるほどの充実感でした
子供から大人まで楽しめる鉄チャンの聖地みたいな所だな、ここは!!
Posted at 2017/10/10 00:29:43 | |
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