灰道三(はい！どうぞ)のブログ一覧

今日は午前中に健康診断の予約を入れてました。そう、計画的犯行です（≧∇≦）


午後は仕事をお休みして有楽町の国際フォーラムへ！


目的はホームのハイエンドオーディオ関連で最大のイベントインターナショナルオーディオショウ2014です。

滅多に聴けないオーディオがじっくり試聴できる貴重なイベントで、開発者がプレゼンしたりする事もありオーディオ好きなら1日ここに居られるでしょう。

偏りがありますが一部紹介

まずはDENONさん新型スピーカーのEPICONのデモが凄く良かったです。
開発者が出てきてユニットの隅々まで説明していただきすごい為になりました。
DALIのカー用スピーカー出ないかな・・・？f^_^;
あ！うちホームオーディオもDALIだ・・・



次はカー用も昔あったDYNAUDIO、面で襲ってくる感がたまりません（≧∇≦）



次はエソテリック、スピーカーは白い巨大なホーンのアバンギャルドです。
このスピーカーの管楽器は反則ですね・・




ALR Jordanのスピーカー、dCSのプレイヤーをジェフローランドのアンプに繋いで鳴らしてたものです。
dCSはCDプレイヤーの頂点と言われてるらしいです。
もう凄い再現力・・・



こちはウィルソンオーディオのXLFというスピーカー
先日録音したばかりのハイレゾ音源がちょうど手元にあるから試聴とか良く分からん世界・・・
音はスピーカーの次元が違うな・・・って感じ

あとポータブルなDAC

DENONさんのコンパクトな新型！
これならDA300USBかな・・・




こちらはコードさんのポータブルDAC、
コンパクトでDC12Vと車載にぴったり(*´艸`)
でもお値段が・・・・


あとはSACDも販売してたので1枚Get！

非常に楽しい1日でした(^ ^)

電源も出来てエイジング中なのですが、車載するにはまだ不十分です。

むき出しはマズイですよね(^^;;


ということで、ケースを買ってきました。
千石電商さんで売っているTAKACHIのYM-150というアルミケースですが、下が黒いのでてっきり半分プラスチックと思っていたのですが・・・フルアルミでした・・・加工が少し手間です(^^;;
ドリルでちょこっとづつ空けていきました。


でレイアウトしてみると・・・
くり抜く部分間違えてる！！！(;ﾟДﾟi|!)
スッゴイ隙間が空いてしまった！


隙間の件は諦めてレイアウトしてみます。
その辺に落ちてた緑色の粘土ヘラを入れたらnano iDSDがガッチリ収まるようになりました。



右下の物体はリレー回路です。
いっぱいある隙間は今後の為に空けてます！お楽しみに〜(*´艸`)

蓋を閉じてやっと完成！
ナカナカいい感じです！
決して横から見てはいけませんww


とりあえず車載してみることに(^^


無事動作しました。
バッテリーとくらべて、音が太くて低音の出ること・・・

暫く様子見してみます。

前回の加工で12Vからnano iDSD用の電源を製作しましたが、完成直後の電源はバッテリーにくらべ遥かに劣る音でした。


電源のエイジングも必要ですが、そもそもnano iDSDはバッテリーで基盤を押さえつける構造であったのでバッテリーが無いと音が緩い感じになってしまいます。

ということで電源のエージングをしながら、基盤の音をバランス良くする為にチューニングをすることにしました。

チューニングの内容はいろいろツッコミ受けそうなんでヒミツです(^^;;



これだけではやはり音が前よりも悪いので
ちょこっと手を入れます。
ELNA社の製品カタログを見ると、SILMICが1種類しか無い！！(;ﾟДﾟi|!)
昔はαやらGOLDやらⅡやら分かれていたのですが・・・
その代わりPureCapなるシリーズが出ているでは無いですか！

気になって調べて見るとnano iDSDに求めていた高解像度でエネルギッシュな音のようです。

早速秋葉原で探してみたのですが見当たりません、昔沢山あって選んで買えていた音響用グレードのコンデンサは既に探すのが困難状態

そういう時代なんですかね・・・＿|￣|○

辛うじて通販で売ってる所があったので送料の方が高いという状態での発注をし届いたのはこれ↓



ブラックのボディーにゴールドの印刷が送料の事を忘れさせてくれる高級感(*´艸`)

nano iDSDはダイレクトドライブという仕組みで通常のアナログ出力段にあるカップリングコンデンサが存在しないので、オーディオグレードのコンデンサを投入出来ないのですが、nano iDSDで唯一大きなコンデンサを使っているデジタル処理部のものを無理矢理交換してみます。

パッと付け替えて聴いて見ると明らかに違う感じ!


エイジングしながら様子見とすることにしましたがこれだけでは終わりません、電源線を純銀0.8mmにアップグレード、配線は3本束ねます。


高音カリカリで、低音パワフル！！ちょっとキツイすぎる感じですが透明感などはかなりイイです。

続いて、オーグライン0.4mmの3本を束ねたもの・・・音が普通すぎてなんだかツマラナイ・・・バランスはいいのよ・・・(-_-)


結局銀線0.8mmの2本バージョン、電圧は聴き比べながら変えていき最終的にがみっちょ先生のアドバイス通り3.7Vで様子見することにしました。

車載すると印象が変わると思うので、またいじるかもしれません

nano iDSD はバッテリーを内蔵しておりますが、USBからの供給も可能で、こんな感じでボリュームノブの回すタイミングで判断します。


USBからの供給はiPhoneを使うならこんな感じのケーブルで電源を分岐する必要があり、お金がかかるのとエンジンをかけてからボリュームノブを回すという儀式が必要になります。


これではシート下などに入れることはできませんし不便ですね(^^;;

ということで最適な電源を作る為nano iDSDを分解してみることにしました。
開けてみると銀色のバッテリーがついてますね。

バッテリー外しました。

裏面


どうやらここにつなぐ電源をつくれば良さそうです。コネクタは千石電商さんに同じものが数十円で売っています。


入力を確かめる為にバッテリーの電圧を測定すると約4.1V必要みたいです。


ということで秋月電子さんのＴＰＳ７Ａ４７００使用　超ローノイズ・プログラマブル可変電源キット[AE-TPS7A4700]を購入してきました。
お値段は1200円と少々お高いですが評判が良いので今回採用となりました。
この電源は大出力は期待できませんが、USBの電源で駆動できるnano iDSDクラスだと問題ないレベルかと思います。
組み立ては簡単で入り口のコンデンサをハンダ付けするだけです。
12Vから4.1Vに落とす場合、降下する6.1Vはジュール熱に変換される為ヒートシンクを付けました。
使っていないACアダプタからDC9Vを拝借していざ点灯


無事稼働しました！ちゃんと4.1V出ている事を確認してから、nano iDSDに接続するとちゃんと音が出ることが確認出来ました。(*ﾉ∀ﾉ)ウレシー

で！肝心な音ですが


ダメだなこれ・・・＿|￣|○

やっぱりバッテリーの方が音がいい・・・

ダイレクト感は増えたがカマボコ状の音でしかも歪みます。
電源ケーブルを編み込みからストレートに変更したら少し改善しましたが、まだまだ全然ダメです。

考えられる原因の一つは取り付けたばかりのこのコンデンサ！


コンデンサはハンダ付けして熱を加えると本来の性能に戻るのに100時間ほど通電が必要ですので、しばらくエイジングが必要なのでしょう(^^)
このコンデンサは入り口のノイズ取りをしてくれるのですがAC100VからDC9Vを生成してるので電源にリプル成分が多いという事も影響しているとおもいますので、カーの12Vだともう少し音がよくなるかな？？

話は戻って電源を変えたらバッテリーを外せるのですが
よく見るとnano iDSDはケースとバッテリーを使ってコンデンサと基盤を押さえつけております。


おそらくこれは基板の音をチューニングする技でnano iDSDのやや硬質な音色は主にここで実現されていると思います。
他のメーカーでもICに制振フィルムを貼ったりするのですがこんな大胆なやり方は久し振りです(汗
試しに外して聴いて見ると少し緩い感じになりました。
エージング完了後は電源電圧の微調整と基盤のチューニングを駆使して聴けるレベルまで持っていく必要がありますね・・・(^^;;

道程は長い感じです。